歩いた空に蛍

やっほー

てぃーあつです

やっと開けたよnote

すっかり夏だ

ここ1ヶ月で差押最終予告書届いたり

水道止められたり

自転車が壊れたりしたので

貧乏だし歩く事が多くなった

バイト先へのバスも片道180円だから

帰りは日も出てないのでなるべく歩いて帰ろうとする

すると喉が渇くので160円で美味しい甘いジュースを買う

「プシュッ」という気の抜ける音が
「キョウモオツカレガンバッタネエライエライヨシヨシ」に聞こえた

甘い液を一気に胃に流す

元気いっぱいになった私は駅までがんばって歩こうと思う

ふと思う

ジュース飲んでねぇで180円でバスで帰れよ

歩くから喉乾くんだろ

暑さで正常な判断ができなくて
反射神経や脊髄に委ねる場面も多い

駅から自分の家の帰り道

フラフラのお姉さんを見つける

身長は低めで黒髪ロングの
歳は2〜3つ上くらい

私は優しいので声をかける

「大丈夫ですか?」

「大丈夫じゃな〜い」




ヤれそうすぎない?って思った


とりあえず剥き出しの亀頭を理性で制した


「飲みすぎでしょ!」

「飲みすぎたなぁ〜う〜、、」

「まっすぐ歩いてください」


「肩貸して〜」

私は赤ちゃんみたいな笑顔で肩を貸した

飲酒によって熱を帯びた肌とか女性の髪の匂いが五感を襲う

申し訳ないけどこればっかりはありがたい


「僕この坂下って少し歩いたところが家なんですけど、方向まだ一緒ですか?」

「私もこっち〜、家どこ?送るよ?」

「なんでおれが送られる側なんですか」

「いいから、君を送ったら私そっから1人で帰れるの」

「そうなんですか、」


ヤれそうだなって思った

自分の家が近づくにつれ彼女はすごく身体を寄せてくるようになる

「ここ僕んアパートです」

「へぇ〜そうなんだ〜、、やばいめっちゃ眠い」

そう言うと彼女は僕に抱きついた

「ベロベロじゃないですか」

私はかっこいいので髪を撫でてあげる

「お兄さん何歳?」

「25です」

「え〜歳下じゃん〜みえない」

「そうですか?」

「うん」

もう正直前立腺ぱんぱん^_^だったので
ちんこに判断を委ねた

「この感じだったらまだ帰れないでしょ、ぼくん家でちょっと休んできますか?」

「ううん、帰れるよ」



ん?



「いや、危ないですよ」


「危なくないよ」



ん?

「肩貸してくれてありがとうね」

すると黄緑の光を纏った彼女は
生温い夏の夜の闇に吸い込まれて
やがてその背中を追うこともなく消えていった


蛍の光は捕まえられない


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