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音ゲーの停滞期、脱出するためのアイデア

あいさつ

noteでははじめまして、PUC(千葉大学音ゲーサークル)に所属しているよろづと申します!

PUCアドベントカレンダー企画2021ということで、12月10日の記事を担当することになりました、どうぞよろしくお願いします

先月(執筆時点)、CHUNITHM NEWが稼働開始しましたが、皆さんは楽しんでいますでしょうか?私は正直めちゃくちゃ楽しんでいて、遊び倒しています(笑)

新筐体で120fpsに対応したためか、ノーツが心なしか捌きやすくなったような気がします。全国対戦もめちゃくちゃ楽しいですよね(私はまだA1から昇格すらしてないけど)先日やっとS3に昇格しました!

さて、この記事は私が初めて執筆するnoteになるので、至らぬ点は多々あるかと思いますが、温かい目で見てくださると嬉しいです。

また、ここからはただただ真面目な記事なので、その点はご容赦下さい…🙇‍♂️


PUCアドカレ企画恒例、宣伝コーナー(?)

このPUCアドカレ企画では、冒頭に宣伝をするのが恒例になっているようなので、私も僭越ながら紹介させていただきます。
(個人的趣味全開なので、読み飛ばしてもらって結構です)

私が紹介するのは ツユ さんです。
ツユさんは、作詞・作曲、ギター担当のぷすさんとボーカル担当の礼衣さん、イラスト担当のおむたつさん、動画担当のAzyuNさんの4人組ユニットです。

私は、ツユさんの曲の特徴である高音の歌声とダークな歌詞のコントラストに心を掴まれました。聴けば聴くほどハマってしまうんですよね…とても素晴らしい

ツユさんの曲には音ゲーに収録されているものもあります。それらを紹介させていただきます。

テリトリーバトル

https://www.youtube.com/watch?v=X2cPU3weTmw&t=78s

チュウニズムの書き下ろし楽曲です。

泥の分際で私だけの大切を奪おうだなんて

https://www.youtube.com/watch?v=M7FH1dL51oU

くらべられっ子

https://www.youtube.com/watch?v=olWvy0PiLfA

ナミカレ

https://www.youtube.com/watch?v=5xfNTyy-Xhk


この他にも魅力的な曲はたくさんあるのですが、長くなってしまうのでピックアップして紹介しました。YouTubeでぜひツユさんの曲を聴いてみてください!


記事の内容について

話題が逸れてしまいましたが、今回の記事の本筋に入っていきたいと思います。

今回の内容は「音ゲーの停滞期について」です。

どんな機種であれ、上達しようと音ゲーをある程度の期間プレイしていると、大抵は「停滞期」にぶつかると思います。

筆者もそうでした、というか自分ほど停滞期で悩まされた人はいないんじゃないかってくらい、停滞期という大きな壁にぶち当たっていた期間が長く、かなり苦しい思いをしました。

こんな筆者だからこそ、停滞期で行き詰まってしまう苦しみはよく理解できます。

停滞期に入って拗らせてしまうと、メンタルが相当弱くなってしまう(個人差あり)ので、

「なんでこんなに回数重ねてるのに上手くならないんだろう…」

「周りの人の成長スピードが自分より早い…追いつかれちゃうかも…orどんどん突き放されちゃうかも…」

などといったことを思ってしまいがちです。

そこでこのnoteという場を借りて、停滞期をどう乗り越えていけばよいかを筆者である私の経験から伝えられればなと思います。

現在停滞期で悩まされている人はもちろん、今は停滞期でない人、停滞期を経験・実感したことがない人にも参考に出来る部分はあると思います。

この記事を見て、少しでも参考になったと思っていただけたら幸いです。


目次
・そもそも停滞期って?
・筆者の経験
・停滞期はなぜ起こる?
・停滞期を脱するには(技術面)
・停滞期を脱するには(精神面)
・まとめ

そもそも停滞期って?

そもそも停滞期って何なんでしょうか。
音ゲーマーを悩ませる停滞期、これは

停滞期≒スランプ

と言い換えられると思います
(あくまで個人的な意見です、間違っているかもしれません)

スランプってなんや、という方のために意味を辞書で引いてみると、

スランプ〘名〙 (slump)
スポーツ、仕事などで、実力が十分出せず、技量や技術がふるわなかったり進展しなかったりして、不調が比較的長く続く状態。不振。
(コトバンク、精選版 日本国語大辞典より)

と出てきます。

不調が比較的長く続く状態、これがスランプ、もとい停滞期の本質となります。

この「比較的長く」というのが少々曖昧ですが、目安としては、「なんか今日調子悪いなぁ…成果もほとんど出てないし…」という日が何週間も何ヶ月も続く(2週間〜数年間)ようであれば、それは停滞期と言って差し支えないと思います。

(ちなみに筆者は停滞期がおよそ3年間続いてました、詳しくは後述します)


筆者の経験

ここでは、筆者である私が実際に経験した停滞期に関してを話したいと思います。
めちゃくちゃ自分語りが入ります、ご注意を。

はじめての音ゲー、チュウニズム

まずは私の音ゲー経歴から。
私はチュウニズムという音楽ゲームをメインにプレイをしているのですが、チュウニズムを初めて触ったのが、5年前の2016年3月でした。チュウニズムの稼働開始が2015/7/16なので、稼働してからおよそ8ヶ月で開拓したらしいです。

私にとってチュウニズムが初めてのアーケード音ゲーだったので、もともと持っていた音ゲーの地力などはほぼ皆無に等しく、自分なりに試行錯誤して上達を図っていたと思います。

銀レに到達した時の画像。このリザルト画面を生で見たことある人、ほとんどいないのでは…?

この頃は、当時ハマっていた東方projectの曲をめちゃくちゃ触っていた気がします。東方コラボの告知がされるたび、興奮していたのを覚えています(笑)

今思えば、初心であったこの頃が、一番純粋に音ゲーを楽しんでいた時期でした。

達成と苦悩

ぼちぼちとクレジットを重ねていき、虹レ(旧基準レート15.00)に到達したのが、2017/8/15でした。期間にするとおよそ1年と5ヶ月かかりました。

当時はウィンド人と♂♀ディストピアでレートを稼いでました、懐かしい…

チュウニズムを始めた時からの大きな目標であった「虹レ到達」を達成することができたので飛んで跳ねて喜んだことを覚えています。

さて、虹レを到達したことによって、これから何を目標に頑張れば良いのか当時の私は悩みました。

この時の私は、レートに強いこだわりを持ってしまっていたので、虹レという、レートの中では一番上の階級になったわけですから、もう何も目指すものが無くなってしまったのです。

当時はポゼッション制度(収録曲を全てプレイして、ある程度以上のスコアを出すことで貰える新たな称号のようなもの)もありませんでしたから、これ以上何か自分の実力を示せるものは無いと思い込んでしまったようです。

特に何も目標を持たないまま惰性でプレイを重ねる日々…となってしまい、しばらくして長い長い停滞期へと突入してしまいます。

そして停滞期へ

停滞期を実感し始めたのは、CHUNITHM STAR 〜 CHUNITHM AMAZON あたりです。

この頃の私は、レートもほとんど伸びないし、ハイスコアもなかなか更新できないし…という感じで何も成長を感じられていませんでした。

何かしらの成果を出したくてゲーセンに足を運ぶ

ほとんど良い成果が出ない

お金を注ぎ込む、やっぱり出ない
イライラし始める(よくない)

トボトボと家に帰る、しばらくはやらないと心に決める

数日後、もしかしたら出来るかもしれないという淡い期待を持ちゲーセンへ…

みたいな負のスパイラル的な音ゲー生活を送ってました。

停滞期の何がまずいかって、本当にその音ゲーを楽しいと思えなくなるんですよね。

音ゲーって普通は趣味として楽しくプレイするはずのものなのに、それが楽しく感じなくなるって…結構停滞期は恐ろしいです。我が身を持って実感しました。


結局この停滞期はCHUNITHM PARADISE あたりまで続きました。実に3年間くらいです。いやー、非常に長い

停滞期を感じ始めてから、それまでの期間、ある程度成長はしていたと言えばしていたのですが、飛躍的な成長、みたいなことは一切ありませんでした。3年間という長い期間を経たのにも関わらず、それに見合うだけの成長は出来なかったのです。

約3年間の間、音ゲーをする楽しさ、というのもあまり感じられていなかったような気がします。ただ惰性で音ゲーをしている、今思えばそんな感じがしました。


停滞期はなぜ起こる?

では停滞期はなぜ起こるのでしょうか。

まず、音ゲーがある程度まで上達してしまうと、「成長を実感できず」、停滞期に繋がってしまうという場合がかなり多いのではないかと思います。

初心者の頃はその音ゲーに関してまっさらなキャンパスのような状態であることがほとんどです。ですので、やればやるほど技術を吸収し、上達を感じることができます。

しかし、ある程度のレベルまで到達すると、本当は成長しているはずなのに、目に見えた成果を出す機会がグッと減るので、「成長していないんだな」と頭の中で思ってしまいがちになってしまうのです。

調べてみると、この現象のことをプラトー現象(高山現象)というようです。

学習曲線

このプラトー現象というのは誰しもに訪れるもので、それこそ音ゲーに限らずとも(受験)勉強やスポーツなどにも同じようなことが起きるそうです。

また、慢性的な睡眠不足であったり、疲労の蓄積であったりも停滞期を招く要因として挙げられると思います。

音ゲーはかなりコンディションに左右されるゲームです。その日のコンディションによって音ゲーの調子はかなり変わります。

自分では自覚していなくても集中力が切れてしまっていたり、腕や指の疲労が溜まっていたりすることはよくあります。

判定が中々光らない…
腕や指が動かない、追いつかない…
高難易度の譜面が見えない…

もしもこんな日があったら今日の自分のコンディションは悪いんだな、すぐ帰って休もう、みたいに思ってあげるといいと思います。


さて、停滞期について一通り話せたと思うので、これからその停滞期はいったいどうしたら乗り越えていけるのか、筆者なりにまとめてみました。

大まかに「技術面」と「精神面」の2つの観点に分けてみていきます。


停滞期を脱するには(技術面)

・ノーツをきちんと意識して捌く、惰性で捌かない
・運指を組む
・手元を撮影する
・自分のステータスを把握する

ノーツをきちんと意識して捌く、惰性で捌かない

停滞期だとどうしてもノーツを捌くのが雑になりがちです。

表現するのが難しいですが、音ゲーに慣れてくると、ノーツを反射的に(無意識的に)捌くことができるようになってきます。

反射的に捌けるようになるのは成長の証なので良いことではあるのですが、それに慣れてしまうとどうしても惰性で処理しがちになってしまいます。

特に高難易度曲だとノーツを一つずつ認識することが難しくなってくるので、惰性で処理するようになってしまうと、ノーツを取りこぼしてしまったり、巻き込んだりする可能性が高くなってしまいます。最悪、変な癖をつけることにも繋がりかねません。

Megameteor(MAS)のこの地帯、なんとなくで捌きがち

ノーツ一つ一つをきちんと認識することで、譜面認識力が上がり、高難易度曲の高密度なノーツ群や複雑な配置のノーツに対応することができるようになります。

さらに、指が独立しやすくなり、結構指が動くようになってきます。

ノーツを丁寧に捌くことを心がけてみましょう。上達につながります。


運指を組む

ド定番ですが、とても重要です。

譜面画像を睨めっこして、思いついた運指を画像に描き込んだり、メモをしたりして、それを意識しながらエアープレイ(外部出力動画を見ながら実際に手を動かしてみること)やイメージトレーニングをします。

また、YouTubeで上手い人の手元動画を見て運指を拝借するのもいいですね。

運指を組む際に意識したいのは、どの指を使うか左手と右手どちらを使うか擦りや餡蜜などで誤魔化せるかプレイ中に何を意識するかの主に4点です。

どの指を使うかに関しては、親指から小指までの5本の指でどれを使ってノーツを処理するか(あるいは指を使わずに手全体で処理するか)を決めます。

もちろん手の大きさや指の長さ、手の器用さは千差万別ですから、人によって同じ譜面でも処理する指は異なります。(特に両手トリルなんかは違いが顕著に現れる)

どの指で取るのが一番安定するかを研究し、それを元に決めていきましょう。

次に左手と右手どちらを使うかですが、これはあまり言う事がありません。しかし、運指を組む際にもっとも基本となる事なので、常に意識をしましょう。

擦りや餡蜜などで誤魔化せるかは、特にチュウニズムのような比較的判定が緩い音ゲーは、かなり重要な項目になってきます。

ある程度の技量は必要ですが、高難易度曲の運指を組む際に、精度は気にしないからある程度のスコアが欲しい!というときに役立ちます。

そしてプレイ中に何を意識するかです。具体例としては、「ここのトリルは早入りを意識する」「後のノーツを巻き込まないように指を立てて押す」「気持ち遅めに擦る」などが挙げられると思います。

例えば、混沌(MAS)の93~94小節目の12分トリルは「初音ミクの消失」と同じリズムと意識
(どちらもBPM240)

事前に意識すべきことを決めておくと、いざプレイすると言うときに運指を反映しやすくなり、上手くいくケースが多いです。


手元を撮影する

手元の動画を撮影すると、自分のプレイを客観的に見る事ができるので、問題点を洗い出しやすいです。

自分がどこでミスを出しているのかを発見しやすくなるので、運指の修正が素早くできますし、ミスを出しがちな箇所を強く意識できるので、伸びしろを得ることができるようになります。

また、手元の撮影をしていると自ずとプレイが丁寧になってきます。上手いプレイの動画が撮れると気分が良くなるので、家に帰って動画を何度も見返してみたり、TwitterやYouTubeにその動画をアップロードしたくなります。

そのことを考えると、自然とカメラを意識し、スコアを伸ばそうと丁寧なプレイができるようになるのです。

先ほどでも述べましたが、丁寧なプレイは音ゲーの上達につながるので、手元を撮影して損はありません。積極的に活用していきましょう。

ちなみに、撮影台に関しては値段の高いスマホアームを買わなくても、100均で売られているもので作ることができるので、お財布にも優しいです。作り方はYouTubeに上がっている動画を参考にしましょう。

チュウニズムの場合は、「チュウニズム 撮影」と検索してみるといくつか出てきます


自分のステータスを把握する

自分の音ゲーの実力を示すものとして、チュウニズムならばレート、ボルテならばVF、などがあると思います。しかし、音ゲーとはどうしても個人差が出るものなので、近くの実力帯の人と比べても、得意譜面の傾向が全く違うなんていうことはよくあります。

実力が近い〇〇さんがこの曲でこの位のスコアを出しているんだから、自分もそのくらいは出来るだろう、と思っていると痛い目を見ます(経験談)

そこで、自分の実力を客観視するために自分のステータスを把握するということを行なってみましょう。

どういうことかというと、自分の得意分野、苦手分野を認識するということです。

例えばチュウニズムだと、譜面のタイプは大まかに「体力系」「鍵盤系」「技巧系」の3つに分けられると思います。(ボルテだと「地力系」「鍵盤系」「つまみ系」の3つでしょうか)

ここからはチュウニズムについて深掘りしていきますが、この3つのタイプを少し詳しく説明すると、

体力系:指よりも腕を使う場面が多い譜面 持久力が必要な場合が多い
鍵盤系
:腕よりも指を使う場面が多い譜面 苦手とする人が多い傾向にある
技巧系
:テクニカルな技術を求められる譜面 個人差が非常に出やすい

このような感じになります。
もちろんこれらが複合されている譜面もあります。いわゆる総合力譜面というのは体力、鍵盤、技巧3つ全てが揃った譜面と言ってよいでしょう。

これら3タイプが特に顕著に現れている譜面の例を挙げてみます。参考にしてみてください。(もしかしたら解釈違いがあるかもしれません、ご了承ください)

体力系:雪男、VERTeX、害虫 など
鍵盤系:Angel dust、Aragami、Phantasm Brigade など
技巧系:Schrecklicher Aufstand、Blue Noise、チョウの標本 など

以上のことを踏まえて、自分の得意苦手を考えてみてください。
ちなみに私のステータスを感覚的にレーダーチャートにしてみるとこのようになりました。(もちろんわざわざグラフを作る必要はありません)

ゴリゴリの脳筋マンです

こうすることで自分の得意分野と苦手分野を可視化する事ができました。

グラフの形が正三角形に近ければ近いほど色々な譜面に対応する事ができるオールラウンダーと言えると思うので、できるだけ正三角形に近づけるような努力をしたいと思うわけです。

私の場合だと、鍵盤系がどうも苦手なようなので、鍵盤に特化した譜面の研究や練習をする必要があるな…という感じです。

このように自分のステータスを把握することで、レートでは現れない自分の傾向が分かるようになるので、上達のために自分が特に何をすべきかが明確になります。

停滞期で伸び悩んでいる時こそ、何も考えずにゲームセンターに行く前に、一度自分と向き合って自分自身を把握して、自分がすべきことを見つけることがとても大切です。


停滞期を脱するには(精神面)

・本気で上手くなりたいと考える
・高難易度曲は全て個人差だと考える
・一旦その音ゲーから離れる
・よく睡眠をとる、食事をとる

本気で上手くなりたいと考える

音ゲーは楽しんでなんぼです。
しかし、ある程度のレベルまで到達すると、音ゲーをする純粋な楽しさに加えて、上達の延長線上にある楽しさを追求するようになってきます。

つまり、音ゲーをより楽しいと思えるようになるには、成果を出し、上達を実感する必要があるのです。

本気で音ゲーを上手くなりたいと考えると色々な事が思いつくはずです。
目標やノルマを設定したり、譜面を研究したり、上手い人に教えてもらったり…

それらの努力は絶対に結果として結びつきます。短期間では目に見えた上達はないかもしれませんが、続ければ続けるほどそれが自分の経験値となって、いつか花咲きます。それを期待して努力を惜しまないようにしましょう。

もちろん、こうは言いましたが無理は禁物です。今ある生活を崩さない程度に、自分の目標に合わせて音ゲーを楽しめれば最高です。


高難易度曲は全て個人差だと考える

この考え方、とっっっても重要です。意外と意識できていない事が多いです。

先ほどにも述べましたが、音ゲーは基本個人差です。
特に高難易度曲だとその傾向は顕著です。

停滞期で行き詰まっている人は、高難易度曲のスコアが伸び悩んでいるという人が多い傾向にあると思います。
それは恐らく、高難易度曲で高いスコアを出せると、周りから評価を多くもらえることに起因していると思います。また、高いスコアは自分がどれだけ上手いかの証明にもなります。

ですので、停滞期のときはどうしても高難易度曲に縛られがちになってしまいます。さらには、周りの人とのスコアを比較しがちになります。

そうなってしまうと、楽観的でない限りまあ苦しいです。

しかし、「高難易度曲は全て個人差」を意識できると気持ちがだいぶ楽になります。どんなに稼ぎ、逆詐称扱いされている曲であったとしても、です。

自分が苦手で周りの人と比べてスコアが出ない曲も、まあ、高難易度は個人差だし仕方ないか程度に考えると精神衛生的にいいですし、モチベーションの維持にもつながります。


一旦その音ゲーから離れる

現在、音ゲーには本当にいろいろな機種が展開されています。

アーケード音ゲーだと、チュウニズムやSDVX、maimai、オンゲキ、IIDXなど…
スマホ音ゲーだと、プロセカやバンドリ、Arcaea、Deemo、Cytusなど…

例を挙げるとこれらでしょうか。

人間関係において浮気はもちろんダメですが、音ゲーに関しては浮気は全然OKです、し放題です。

停滞期であまりその音ゲーにモチベーションが湧かないという場合は、気分転換だと思って思い切って別の音ゲーをプレイしてみましょう。
特にスマホ音ゲーは基本無料(かかっても100~200円程度)で遊び始めることができるので手を出しやすいと思います。

また、音ゲーをしばらく何も触らない、という選択肢もありそれも悪くはないのですが、単純に音ゲーに関してブランクができてしまうので、復帰した際に元の感覚を取り戻すのが大変になってしまいます。ですので、別の音ゲーをプレイするのがおすすめです。

ある程度の期間、伸び悩んでいる音ゲーから離れていると、脳内がリフレッシュされるので、変な癖が抜けてスコアが伸びた、なんてことがあります。
さらには、その音ゲーの面白さ、楽しさに改めて気づく事ができたりもします。

筆者の話になりますが、メインでプレイしているチュウニズムで停滞期(約3年間の停滞期とはまた別のもの)に陥ったとき、ボルテをプレイし始めました。チュウニズムとは違った爽快感があって、かなりハマりました。

半年ほどボルテをプレイした後、CHUNITHM NEWの告知があったので久々にプレイをしてみると意外と衰えていなかったどころか、割と簡単にハイスコアを出せた、ということがありました。

基本的に、伸び悩んだ音ゲーから離れるという手段自体は問題ないのですが、一つだけ注意点を挙げるとすれば、離れている期間が長すぎるとその音ゲーに対して興味が薄れてしまう事があるという事です。

こうなってしまうと元も子もないのでいい塩梅で調整するのが良いです。


よく睡眠をとる、食事をとる

音ゲーマーは睡眠が疎かになってしまいがちです。

十分に睡眠を確保した日としていない日では音ゲーの調子がだいぶ違います。

特に何も考えずただ十分に睡眠を確保しましょう。
少し寝すぎるくらいがちょうどいい
と思います。

具体的には最低7時間でしょうか。とにかく寝て、身体に溜まった疲れをリセットしましょう。(もちろん入浴もセットで)

睡眠時間を十分に取るために、レポートや宿題などやるべきことは早く終わらせるべきです。先延ばししても良いことはありませんし、早く終わらせるとそれだけで気分が良いですしね。(自戒します

また、食事の力も侮ってはいけません。

朝食、昼食、夕食のどれも抜いてはいけません。きちんと3食食べましょう。

食事を抜いてしまうと、身体から気力が湧いてこなかったり、集中力が低下したりと音ゲーにとって良くないことばかりです。

かといって食べ過ぎもパフォーマンスの低下につながってしまうのでちょうど良い量を食べ、カロリーをとるようにしましょう。

さらに、音ゲーをする際の水分補給もかなり大事です。
できればゲームセンターに水筒を持参するようにし、こまめに水分をとりましょう。


まとめ

1.ノーツをきちんと意識して捌く、惰性で捌かない
2.運指を組む
3.手元を撮影する
4.自分のステータスを把握する
5.本気で上手くなりたいと考える
6.高難易度曲は全て個人差だと考える
7.一旦その音ゲーから離れる
8.よく睡眠をとる、食事を取る

少々長い記事になりましたが、音ゲーで停滞期に陥ったときの具体的な解決策を一通り紹介できたかと思います。停滞期はなかなか辛いものですが、この記事を参考に少しでも役立ったと思っていただけたら嬉しいです。それでは、良い音ゲーライフを!

明日11日の記事の担当はあっつーくんです、楽しみ!


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