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好きなこと

今、好きなことは中高生のころから好きだったことだけど、当時は胸の奥にしまっていたことがほとんどだった。
それを学ぶことができることを知る術がなかったし、当時の自分が学力で行ける大学に行った。そこで何を学ぶかはほとんど考えておらず、学費や通いやすさ、受かるかどうかが大事だった。選択肢は家から通える国公立大学で、浪人は問題外だった。
その条件で受かることが第一だった。

今、自分が好きでやっていることをなぜ大学で学ばなかったのかと時々思う。例えば英国の近代史、西洋美術史、生活文化など。調べ方がわからなかったし、繰り返すが、それが学問になることに気づいていなかった。

バブルがはじけた直後の時代的なこともあったし、進路選択にあたり、親の知見を頼れなかったこともある。

当時気づいていたら今とは違う場所にいたかはわからない。
でも、自分をよしよしするにあたり、自分の好きなことを今、私は学んでいるし、学ぼうとしている。十分じゃない?少なくとも、ずっと好きだから今まで自分のそばにあるのだもの。