安彦考真と田場ディエゴ

noteって以前からよく見る。
みんな定期的に書いたりしてる。
僕は定期的には書かない。この一本長いけど読んでいってくれ。

この記事は最初から最後まで無料で見ることができるので1000円って書いてあるのは気にせず読んでいって欲しい。

読み終わってよかったなーって思ったらだいぶ高く設定されている1000円を投げ銭感覚で放り込んでくれればシーズン終了後に安彦くんと一緒にお疲れ様会をするんだけどそん時の食事代にするね。

はっきり言って1000円入れるメリットはないぜ!

とりあえず読んでいってくれ!あと拡散もお願いします!

安彦君との出会い

試合終了の笛が鳴り響いて僕のインターハイは終わった。下を向いてピッチを後にする僕らとは反対に大喜びするガラの悪いロン毛の指導者がいた。それが安彦君だ。実は高校生の頃すでに出会っていたのである。
高校生には大きな大会は3つある。
関東大会・インターハイ・選手権。
関東大会・インターハイともにガラワルロン毛指導者安彦君率いる渕野辺に負けているのである。
なんだよあのロン毛。
インパクトが強すぎて選手よりも目立っていたような記憶もある。


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安彦君との再会

高校時の対戦から約5年が経ちYSCCで再開するわけである。
僕は大学4年時に前十字靭帯を断裂。
同世代が新社会人生活をスタートしている4月に就職先も所属チームもなかった僕にラストチャンス舞い降りてきた。
YSCCの練習参加だ。
そこでなんとか滑り込み安彦君と同期入団(僕は半年遅れくらい)することに成功。
存在が面白いから高校時の話を使って距離を近づけていく作戦を使った。
安彦君はまんまと田場と仲良くなってしまったのである。

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そんな理由で近づいただけだったが彼にはそれ以上の何かがあった。
チーム内で浮いてしまってもいいと言い放ち自分の思ってる本音をチームメイトにぶつけたり、人目を気にするこの国の人間のやる事とは思えないような発言・行動をする男だったのだ。
僕も人目を気にする人間だ。
だから同じようなことはできないが、こんなことができるようになれたら一流に近づけるのかなとか考えるようになっていた。
それからは安彦君とかなりの時間過ごすようになっていた。
試合会場が遠い時やランチを食べようという時には安彦君を捕まえて自分の最寄りまで来させてコーヒー1杯奢る代わりにと彼の車の助手席に乗っていた。
図々しいのは百も承知の上で行っていたこの行動に対して嫌だとは思っていただろうが断られたことは一度もない。
皆さんもこのnote読み終わったらタクシーがわりに使ってみるといい。
「note見ました」と言うと無料で乗せてくれるとのこと。

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安彦君との2年間

人目を気にしないロン毛おじさんは一緒にいるたびに僕にこう言った。
「アルバイトなんてやめろ」
入団時の2019シーズンはアマチュア契約でチームからは1円ももらってない。そのため練習後は毎日のようにテラスモール湘南にて接客業を夜までやっていた。
もちろん辞めたい気持ちはあったが金稼がないとダメでしょと自分に言い聞かせて1年間続けたわけである。
金稼がないとダメでしょに対しての安彦君は「稼げてないうちは親の脛をかじっとけば良い。稼げるようになったら何十倍かにして返せばいい」と。
すごいことを言うやつだ。

2020年からはプロ契約を締結させていただいたがアルバイトとYSCC両方から貰えばある程度の生活ができるしと思っていたが、安彦君の「アルバイトを辞めろ」
の呪文はまだディエゴに唱えられていたのである。
そして2回目の前十字靭帯断裂(安彦君はお見舞いに来ていない)も重なってよーーーーーくかんがえた。
そしてやっとアルバイトを辞めたのである。
安彦君の呪文が効いたのである。
そしてアルバイトを辞めたので自分の時間が圧倒的に増え、ACLのリハビリも順調に進み(5ヶ月半ほどで復帰)、ジムに通ったり治療に行ったり、ダンス教室行ったり💃(うそでやんす)本当にサッカーの為に時間を使えるようになったのである。
辞めるまでただの”アルバイト辞めろ辞めろおじさん”だった安彦君が辞めてからは神に見えた。
そんな”神”に対して僕はある思いを抱くようになっていた。
「点を取らせたい。」
練習や練習試合で安彦君には「こう動いて欲しい。」とか「こう持ったらこう動いて。」とか細かい話をたくさんしまくった。
12月20日の最終節で見事ゴールという台本を描いて突っ走ったつもりだったがその夢は叶わなかった。
それどころか僕は安彦君と最後に一緒にピッチにすら立てなかったのである。
12月20日の試合の3日前僕は肉離れで一足先にシーズンを終えてしまっていた。
安彦君が引退を宣言した1年の最後の1週間。いつも以上に気合を入れて望んだだけあって怪我した瞬間は涙が止まらなかった。
「もう安彦君とは一緒にピッチに立てない。」
練習後、シャワーを浴びてる時、素っ裸の安彦君が「相棒失った!笑」とか言った時は泣きそうになったからシャワーを顔にぶつけまくった。
そして12月20日を迎えた。

ちょっと長かったと思うから一旦休憩していいですよ。コーヒーでも注いできてから続きを読んでね。

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おそろコーデ

安彦君最後の試合


怪我をしてからずっと安静にと言うことで練習に行ってなかったので安彦君のスタメンは僕もびっくりしたのである。
ピッチで走り回る42歳のおっさんを見てみんなが驚いたし勇気・元気をもらったと思う。
そんなおじさんがピッチからベンチに退く時立って拍手する人がちらほら見えた。
スタジアムに来れなかった人の中でもこのおじさんにパワーをもらった人は絶対いる。
ホントに凄いロン毛おじさんだよ。

僕もこんくらいかこの人以上に人に影響を与えられるような人間になりたい。

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こんな感じが安彦君と僕の関係性。来シーズンはもうYSCCにいないと考えるとほんのほんのほんのほんのほんの少しだけ寂しい。
多少なりとも受け継げたアビコイズムを体現できるように頑張りたい。
ちょっと有名になってるからみんなも知ってると思うけど安彦君は年俸120円の選手。
そんな彼と最後に食事(お疲れ様会)的なのをやりたいと思ってる。
もちろん全部奢らせる。
安彦君と僕のお疲れ様会。安彦君の出費が多くならないように投げ銭よろしく!
長々とありがとうございました。
もし良かったらこのURLから僕のインスタ飛んでみてください。https://www.instagram.com/donigogo_doni/?hl=ja

ハイライトに安彦君との動画たくさんあります!

アビさん3年間お疲れ様でした。

今後もよろしくお願いいたします。頂点目指そうぜ!


今後の安彦君と田場の活躍に乞うご期待💪

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