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0330ガムテとガッファー

先日の艶消し黒養生テープの件で諸々反響をいただいたので、引き続きテープについて書いてみる。

現場で一番よく使うテープといえばガムテープではないだろうか、ケーブルが抜けないよう養生したり、マットが動かないよう固定したり、機材に貼って振り分け先などのメモを書き込んだり、いろいろな使い方ができる。うちの社長は常々「問題の8割はガムテで解決できる」と言い張って怪我をした時もガムテを張っている、医療関係者の方が見たら何と言われるか恐ろしいが地でそういう事をやる人なので遠目からそっと見守っている。

話が脱線してしまったがガムテは寺岡と決まっている。

もちろん弊社内の話でだが、寺岡製作所のオリーブテープを使ったら他のガムテが使えなくなるぐらい完成度が高い。
テープ自体の強さや粘着力がありながら、簡単に手でスパッと切れる爽快感、色も多彩で、現場毎や行き先別に色を分けたりして使っている。
黒・白・銀が一番売れ行きが良く紫とかはなかなか無くならない。。。
購入は是非昔からお世話になっている遠藤商会さんをお勧めします、小口も大量注文も気持ちよく引き受けてくれるのでオススメだ。

忘れてはいけないことが、
ガムテは劇場やホールによっては使用禁止なのでちゃんと会場さんに確認して使うようにしましょう。
特に板張りのステージは剥がす時に板目ごともっていってしまうので禁止のところが多いです。ご注意ください。
ライブハウス関係はそこら中ガムテだらけだけどね!

もう一つ便利なテープがガッファーテープ(gaffer tape)
蛍光色で目立つので、ステージ上のバミリやコンソール表記など映画やテレビ、ステージングなどいろいろな世界で使われていると思うが、日本製で近い使い勝手のものがないために、全てアメリカからの輸入品を使っている。
そのせいなのかテープとしては金額がびっくりするほど高い。

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蛍光色もバリエーションがあるので使う場所によっていろいろな用途ができる。
これも強い粘着力ながらノリ残りが少なく、手でも切りやすい。それでも一番のメリットは視認性だと思うが。
油性のマジックで書いても裏移りしないのでマッキーやポスカとの相性も良い。

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汚い字で恐縮なのだがこんな感じで書き込んだりできる。これは太めのガッファーを機材に直接張り込んで次見た人がわかるようなメモである。もはや自分で書いたのに天然暗号化されていて全く意味はわからない。

国内で買う時は裏方屋ドットコムさんで最近は購入しているのでガッファーをお求めの場合はどうぞこちらへ。

ガッファーを使うと途端にプロっぽさがでてくるので形から入りたい人には特にオススメだ。

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