見出し画像

セフレの名前を9ヶ月知らなかった話

今お付き合いしているセフレ
あれ、言い方変だな。
まぁいいや。

アプリで知り合い、共通の趣味のアングラな世界で初対面した。そして深い仲になり9ヶ月経った頃。なんと!その時お互いの名前、フルネームを知ったのだ。

いやいやおかしいでしょ。今まで名前も知らない人と深い仲になっていたなんて!それも9ヶ月も。
と、自分で自分に突っ込んだ。

アプリのニックネームもLINEの表記もお互い下の名前で平仮名。その音のまま呼び合っていた。

9ヶ月経った頃。
新宿のバルで休日の昼飲みをしていた。
そういえばさぁ。今更なんだけど、なんて名前なの?あれ?言ってなかったっけ?みたいな会話から、名字と漢字表記を知ることになる。

不思議なもので、音だけだった名前から
漢字表記のフルネームを知って
架空の人から漸く実体が掴めたような気がした。
別に今まで名前を気にしたこともなかったのに。

日本人特有の感覚かもしれない。
例えば青い花の
hanaちゃんとします。

はなちゃん 
華ちゃん
葉菜ちゃん
波夏ちゃん
巴奈ちゃん

あー!花ちゃん! 
そっちか!

名字?はaoiです。
どういう漢字?
青井?蒼井?
おお、青井花さんね。

みたいなー。
音のみのhanaさんから
漢字でフルネームの青井花さんになると
たちまちひとりの人間になる。

ご両親がどういう想いでその名前をつけたのか。この名前で生きてきたからこそのお仕事についていて、ふぇー!ってなったりして。
人生を垣間見ることができたような気がした。
っていう一年前の話。

noteのニックネームも
その人のイメージが創造されやすい。
本名を知ったら、また違う人物像になるのかもしれないね。

そして、
マッチングアプリご利用の際は
はじめに本人確認しましょう!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?