ブシロードさんに伝えたい。(伝わりました!)

※12/31 15:48追記※
たくさんの方が反応してくださったおかげでなんと!木谷社長にまでこのメッセージが届いたようです。そしてお読み頂いた皆様ありがとうございます。

この記事がブシロードさんにお勤めの方や、関わりのある方に少しでも読んでもらえるといいなと思って書きました。

私のような拡散力のない人間がどう発言しても変わらないかもしれない。それでも、何も書かなければ言わなければ変わることは一生ないかもしれない。だから書こうと思います。

私は昨日ブシロードの大人気コンテンツ「バンドリ」(説明が長いと本題からずれてしまう為バンドリって何?っていう方は各自調べて下さい)から生まれたバンド、RAISE A SUIRENのライブをLINE CUBE SIBUYAで観て来ました。

この会場のキャパは約2000人。すごい。でも知らない人にはピンとこない数字。実は先日(11/30,12/1)、幕張メッセで同じくバンドリから生まれたバンドであるRoseliaと2マンライブを二日間やって約58000人を動員しているのです。そのライブ内で急遽(主催側から見れば計画的なのかもしれませんが)ワンマンライブの発表。

私はビジネスに明るくないので何故そのタイミングでかも解りませんしもっと大きいキャパでも良かったのではないかと感じました。といいつつもまだここは本題じゃないんです。

ただそれだけの人気バンドが2000人キャパでライブをやるとなるとそのチケット倍率は簡単に想像できると思います。私も友達が当ててくれなかったら行けませんでした。そしてそこに当然のように生じるのが”転売問題”なのです。私含めファンはチケットの当落発表時に「これで身分証確認もせずにすっと通しちゃったりしないですよね?」という気持ちでいっぱいでした。

そして、チケットの当落発表後(だと思いますが)いくつかの注意情報がバンドリ公式HPに掲載されました。全部載せるとかなり多いのですが一番の焦点となったのは”本人確認”です。公式には『当日には本人確認させていただく”場合がございます”』とありました。私は「場合がある」という文章から転売抑制のため抜き打ちで数名確認されちゃうのかなぁ、くらいの気持ちで見ていました。

確認方法は「公的な顔写真付き身分証」でした。私は結構心配性なので事前に調べましたが、多くの人はおそらく、まさか全員が身分証確認されるなんて思ってなかったでしょう。されても保険証とかで券面記載の名前と照らし合わせるくらい、と思っていたに違いないです。そうじゃなければみんなちゃんと会場に入って楽しくライブを見れていたはずですから。

やっと本題に来ました。

ここからは周りのファンの子たちのお話とかツイッターで見知った範囲の情報なので全部を鵜呑みにしないで欲しいのですが、そのあたりはツイッターを探せばごろごろでてくると思います。転売というのは今の時代に始まったことではないですし、私は偏りすぎない範囲でファンとしての自分の気持ちをまとめられたなと思ったので情報の正しさを求める人は読まないことをおすすめします。一ファンの感想です。

まず「場合がございます」とはなんでしょうか。

全ての人に理解してもらえる説明を用意するのは無理かもしれませんがそもそも注意書きって最低限、絶対守ってほしいことですよね。曖昧すぎませんか。最初から何故「身分証必須だから無い人はいかなる理由でも入場できません」と書かなかったのでしょう。はっきり書いてはいけない法律があるのでしょうか。おそらく不安になったり気になった人はお問い合わせしたんじゃないでしょうか。

そして当日、段階的に良く無いことの連鎖が始まったようでした。まず「写真付きの公的身分証がない人は入れません」で始まり、身分証未所持の人と学生証や保険証しか持っていない人が弾かれた上に、そこから途中で本人確認の方法が変わりだして、謎に個人情報を収集され最後にはライブ半分くらい終わった頃にやっと会場に入った方もいるようです。ツイッターにわかりやすくまとめている方がいたので載せました。

これを見て後付けな考えが頭をよぎりました。ライブ中盤に演者がはけてRAISE A SUIRENの楽曲のアレンジ的なものやインストが流されしばらく経過した時間があって「着替えてくるのかな?」とか思いながら待っているタイミングがあったのですが、入りきれてなかった観客をあのタイミングで入れてたのかもしれない。もしそうだったらとっさの判断すごいなとは思います。そして問題になりそうだなと思ったことは、引用したツイッターを追っていくと最終的に提出させられた個人情報の扱いについてははっきりとした説明がなされていなかったようだということ。個人情報にうるさい今はこういうのが火種に炎上しちゃうんじゃないでしょうか。さらなる残念なポイントは身分証確認するのに会場が一時間前。全員ペアチケットだったとしても1000人分チェックしないといけない計算です。その上チェックするために配置されていた人数はごくごくわずか。

こういうことを書いてしまうとライブの楽しい思い出が損なわれてしまうような気がするんですが、すごくすごく好きなバンドさんのことなので書かずにいられなかったんです。

はじめに少し触れてますが転売の話とか言いだしたらキリがないです。他人名義のチケットの全てが転売ではないでしょうし、序盤のような無慈悲な弾きかたをしたら空席多数は必至。だから最終的には来ている人を入れるしかなかったのかもしれません。過ぎたことを言っても仕方ないですが心から思うのはもっとマシな方法あったんじゃないですか、というその一言につきます。

せっかく大きく育ったコンテンツをただの消耗品にしないでほしいなとただただ願います。ビジネスしている人と消費者側の気持ちが噛み合うということは奇跡のようなことなのかもしれませんが、ブシロードさんが生み出したコンテンツ達が長く愛されるために消費者の立場にも立って考えていただきたい。消費者側にも問題があるのかもしれないですが、純粋にみんな自分が好きなことを好きでいるだけですから。模索してほしいですね。

随分長くなってしまいましたがこれが本当にブシロードさんの関係者様一人にでも届いたり、同じようなお仕事をされている方に届くといいなと思います。

最後になりましたが私はRAISE A SUIRENが大好きなので、またライブに行くのを楽しみにしています。

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