環境デッキ解説シリーズ2 水魔導具【全文無料】
はじめに
今シリーズは環境デッキがどんなリストをしていてどんな対面に強いかといったことを解説していくシリーズです。カードの採用理由等には触れることは少ないことをご了承ください。解答編と違い基礎的な動きを解説します。
また、各対面の解説は度々更新します。
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確定枠
ゾメンザン
4ターン目にがリュミーズを起動させる他、ガルラガンのための墓地肥やしや山札を1コストで掘ることの出来ることから多岐にわたって使うことが出来る
新世壊
デッキの核① とにかく手札に来たら最優先で貼っておきたい。また、最近はカード指定除去の採用が増えてきたため新世壊を2枚持ったプレイなどが求められる
ギャプドゥ
相手のブレイクにより新世壊を1つ進めることができ、最低限の1ドローがあるため、手打ちすることも視野に入れられる。一方SSTにより1ターン貰える可能性もあるため相手にギャプドゥがあるからといった思考をさせることができる
ゴンパドゥ
曲通風により捲る数が減ってしまうがそれでもギャプドゥと変わらずの能力であり、2ターン目に3枚山を掘ることが出来、新世壊を持ってくる目的に最も合っている
バレッドゥ
ガルラガンに必要な魔導具4枚のうち2枚を賄えるカードであり、ゴンパドゥ+バレッドゥ+ゾメンザンやバレッドゥ+バレッドゥといった動きで山から新世壊を持ってきながらガルラガンを立てることができる
カージクリ
クリーチャーバウンスをもったシールドトリガー。速攻相手にもバウンスによってキルターンをずらしたり無条件でEXライフを剥がしたりといった動きができる
エアヴォ
カード指定除去をもったシールドトリガー。4コストで手打ちしにくいがJOそのものをバウンスといったテクニカルな動きができる
メラヴォルガル
ガリュミーズで出したいカード① お互い2ブレイクにより、相手のクロックなどのケアと自分の盾からのトリガーによる2枚目の新世壊のカウントを進めるといったことが出来る。なるべく2枚以上出せる状態にしておきたい
ガルラガンザーク
踏み倒しメタ性能とブロッカー持ちといった点が強い。特に現環境は踏み倒しメタの部分が強く新世壊よりも優先して出すといった対面があることもある
ガリュミーズ
デッキの核② 新世壊から打って手札と墓地のドルスザクをぶん投げる。このデッキのわかりやすいゴールである。墓地からも唱えられるため別に4欲しいと言ったカードではない
候補枠
選択枠① 6~8枚採用
ゾメンザン
ウキドゥ
ギャプドゥ
カージクリ
エアヴォ
新世壊やガルラガンを有効的に使っていける魔導具は積極的に採用したい。ゾメンザンは1マナで柔軟な動き、ウキドゥはガルラガンの素材を1~2枚生み出す他メラヴォルガル×2とウキドゥによるラス盾トリガーケアといったことが出来る。また、シールドトリガーにより新世壊のカウントを1つ進めることが出来るといった他のデッキにはないメリットがあるため積極的に採用したい。
選択肢② 0~4枚採用
カクシレシピ
ラッキーナンバー
デッキの動きとは関係ないが受けギミックの強化や相手の遅延といった干渉ができるカード。環境を見て選択していきたい。
選択肢③ 1~4枚採用
ギルーギリン
メラヴォルガル
ガルラガンザーク
ガリュザーク
ガリュミーズから出したいカード達。ブロックされないやマナロックといった各環境で重要になりうるようなカードもあるため、来月には欲しい環境かもといった考えを持ちたい。
デッキの特徴
基本的には除去されにくいフィールドである新世壊を出し4枚以上魔導具呪文を唱え、新世壊の下に置きターンの終わりにガリュミーズを唱えメラヴォルガルなどの大型ドルスザクを4体まで出し追加ターンを獲得しダイレクトアタックをすることが基本。
最近ではパーフェクトバトルグロースやめちゃ映えタタキ!といったカード指定除去が増えてきたため、新世壊の2枚目を持つことやガルラガンで遅延するといった動きをすることも増えてきたため、対面のデッキがどんなリストなのかといったところを考えていきたい。
デッキ派閥
ガルラガン4枚型
踏み倒しギミックが多い環境では新世壊を貼るよりも優先してガルラガンを立てて4ターン目から新世壊のカウントを進めていきたいゲームになる。ゾメンザン+バレッドゥ+何かやバレッドゥ+バレッドゥorウキドゥといった4枚墓地に魔導具を落とせる組み合わせをしっかり理解していきたい。
カクシ+ナンバー型
対ビートや対コントロールといった対面への解答を魔導具の範囲外から持ってきたリスト。特にカージクリやエアヴォでは対処出来ないような攻撃前我我我やJO+アルモモといったところを1発で封じてくれる。
コントロール環境対応型
天門や5Cコントロールといった相手に有効的なギルーギリンやガリュザークを採用し遅い環境に対応したリスト。現環境ではそこまで遅いデッキは見受けられないが5Cザーディや4Cベンが環境的に通りが良くなった時にはこういったアプローチを取っていきたい。
対面解説
火単我我我
新世壊を貼り盾から2枚トリガーを踏むかSSTでギャプドゥをトリガーさせないと勝つことが難しい。一方で先攻3ターン目カージクリや低コスト攻撃時にカクシレシピといった動きで相手のキルターンをずらすことで優位に立つといった動きができる。
火水光キラスター
曲通風が来るまではゴンパドゥ優先、来てからはギャプドゥやゴンパドゥを優先する。相手はガルラガンが刺さる対面のため新世壊よりもガルラガンを優先していきたい。また英雄タイムやめちゃ映えタタキ!といったカード除去を積んでいることもあるため最低でも2枚は新世壊を貼れるゲームをしていきたい。また、ラッキーナンバーで8を宣言されるとドルスザクが出せなくなることも注意したい。
グルメ墓地ソース
ギガンディダノスによる手札をマナに置く効果でガリュミーズやメラヴォルガルといったカードを触れられないゾーンに置くことを回避するためにバレッドゥを使って墓地に置いていきたい。ブラキオ+ジスタジオで除去が出来なくなる前にブラキオやダノスを飛ばさなければほぼ負けが確定してしまうことに注意。
5Cザーディクリカ
新世壊を貼り、とにかくガリュミーズとドルスザクをかき集めなるべく最速で起動していきたい。とにかく山を掘ることを目的にしつつ新世壊が引けない時にガルラガンプランを取ることを意識したい。
水魔導具
相手の新世壊は怖いのでエアヴォで弾きます。4ターン始動が出来るなら相手が持ってないこと祈りで突っ走っても構いませんがリスクがあるので注意が必要。このゲームはエアヴォを何枚持てたかとエアヴォを打つタイミングがいつなのかを把握することを心がけたい。
水単ムートピア
お互い自分の動きを優先するデッキのため全速力で新世壊を起動させる。ラッキーナンバーを引ければ遅延できるが、1マナ増えて新世壊が起動できるのかを注意してほしい。
JO退化
ガルラガンを出せばかなりの遅延をさせることが出来るためガルラガン着地を一旦の目標にしたい。その後新世壊で本来の動きを作っていき5~7ターン目にガリュミーズが唱えられる状況にしておきたい。
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