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2023年3月4月合併オリジナル環境解説【全文無料】

GP後のメタゲームについて触れていく

この記事で分かること!

 ①tierランク1~3のデッキがわかる!
 ②環境デッキのサンプルリストがわかる!
 ③新弾の注目カードがわかる!

tierの解説

tier1・・・比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。
tier2・・・tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。
tier3・・・欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。

記事の見方

各ランク事に上であればあるほどその郡の中では秀でている。たとえば tier1 が我我我→ゼーロベンであれば我我我の方がtier1中で秀でていると言える。

前回tier2 or NEW ⇽前回記事のtierを表記
速度    ★★ ⇽デッキの速度を表記
安定性 ★★★★★ ⇽デッキの安定性を表記
火力    ★★★★ ⇽デッキの火力を表記
対応力 ★★ ⇽デッキの対応力を表記
参考価格 26800円(-200円) ⇽メルカリの最安値と前回からの値段の推移を表記

今回複数のリストを提示するため価格表示は行いません。

新弾注目カード

der'zen mondo/必殺で つわものどもが 夢の後

採用候補
4C・5Cマグナ
神の試練に似た効果を持っており、その1番の違いは山札の有無に関わらず追加ターンが確定するということ。
つまり、サイクルペディアがいる時にこのカードを打ってしまえばサイクルペディアの効果で2回目を打ち山札の下へ。追加ターンのトップドローでもう一度唱え追加ターン、またサイクルペディアで追加ターンを取りデッキの下へ…とこの2枚で簡単に追加ターンが取れてしまう。
悪用のしやすさからいつ暴れてもおかしくないためまず1枚は持っておきたい。

ボルシャックアークゼオス

採用候補
ボルシャック
SAメクレイドは強いです。打点を即座に作ることが出来るため連鎖的に打点を作り出すことができる。5コストが5コストを持ってくるためデッキに4枚入れても腐ることがないことが重要なポイント。連鎖したあとはクリーチャーになったバラフィオルによりさらに6コストが出てきて…となるため今後の新規カード次第では環境の一角に入る可能性すら抱えている。

チアスカーレットアカネ

採用候補
ジャイアント
ジャイアント版ヘラクレスといったテキストをしており本体がMFをもちながら軽量ジャイアントをマナに置くことで面を処理しながらメクレイドをすることが出来る。
マナ加速が得意な文明からかなりの速度で大型ジャイアントが出てくる危険性がある。
ジャイアント自体現状まだパッとしないがオービーメイカーのようなカードが新規で8コストになればもう騒がれものになるため要注目な種族である。

荒廃と豊穣の決断

採用候補
水闇自然ハンデス
水闇自然サガ
マナから唱えることが出来ず、必要な文明も増え、マイナス範囲も物足りないことから注目度自体は少なめだがそれはネイチャーが強いだけ。
実際マナ加速する際にも4枚山札を掘っており、マナから出す効果でデドダム+メタカードといったハンデスに入ってたネイチャーと似た動き自体は可能になっているためまずまずの使用感が見込める。
マナ加速からマナから踏み倒しが出来るため墓地にクリーチャー1ある状態からマナ加速→サガが出来るため今後の動向に注目。

tier1

比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。

水闇自然ジャオウガ/ジウォッチ

前回tier1
速度    ★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★
対応力 ★★★★★
強いひとが使えば的確な詰め方をするため逆転なんて先ず起こりえないデッキになる。
ジャオウガで詰めることだけに留まらずジウォッチによる盤面制圧や雲人でハンデスをしていくなど幅広い詰め方が出来るため様々なケースを着実に積み重ねることでさらなる進化を遂げる山となる。
ハンデス軸と違い単体でカードパワーの高いカードが多く積まれてるためトップ解決力が非常に高いのも特徴。

水闇サガ

前回tier1
速度    ★★★★
安定性 ★★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★
揃えば勝ちだし揃わなくてもバビロニアやコダマダンス、ナンバーなどで遅延することが出来るため幅広い対応力がある。
ハンデス軸であればメタカードをピンポイントで抜くことも出来るため一概に不利対面という訳でもないのが特徴。
しかし、クリーチャー以外のメタカードを搭載したデッキが流行ってきてるため当たってしまうと勝ちにくくミラーも完璧な5割対面のためいつも3-2や3-3しかしてないけどたまに5-1すると言ったデッキになりやすい。

4C邪王門

前回tier3
速度    ★★★
安定性 ★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★★
ネイチャーが消えても一切問題なし。
初動を12積むのもよし。サイクルペディアを増やしてミラーに強くするのもよし。サガにかつためにとこしえを採用してもよし。
この空いた1枠で個性を12分に発揮できるようになったため勝ちたい対面に勝てるリストが組めるようになった。
勝てる対面が非常に多いため高アベレージをたたきだせる山となっている。

tier2

tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。

火単我我我

前回tier2
速度    ★★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★
速度特化と環境に適応したメタカード+ビートジョッキーで4t以降の打点を伸ばす目的の2パターンが環境には存在。
お互い勝てる対面と勝てない対面がハッキリしてるがそもそも踏まなければ勝ちがコンセプトの時点でトリガーのやや薄い現環境では間違いなく通りがいいと言える。

水魔導具

前回tier2
速度    ★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★
対応力 ★★★
ガルラガンが消えたことで取れなくなった対面もパルテノンでしっかり対応できるため打点が少し困るくらいで落ち着いた。そのため魔導具本来の強みの自分の動きの通りやすさは健在であり神の試練とガリュミーズで2方面から追加ターンを取れることから自分の動きをずっと狙い続けることが出来る。
ドルスザクがいない=山札にはループ必須パーツが揃ってるという考えでウキドゥを使って相手の山札を無くすことも可能なためその場にあった動きを意識したい。

水闇自然オービーメイカー

前回tier2
速度    ★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★
最速ムーブの精度はやや落ちたがその分ブーストしてからの柔軟な立ち回りがしやすくなりダークネスといったカードも使えるようになり手札や盤面干渉も十分にできるようになった。
ジャオウガによる突然の大量打点もオービーメイカーがあまり刺さらない相手には有効なため臨機応変な立ち回りが可能になっている。

水闇自然ハンデス

前回tier1
速度    ★★
安定性 ★★★
火力    ★★
対応力 ★★★
ジウォッチが採用されてから徐々に母数を減らしてきている。
ハンデスすることの強さは確かにあるがasmラジオの不確定要素やリソースの伸びずらさ、サガにそこまで有利では無いことから強さ自体はやや下火寄り。

tier3

欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。

ラッカキラスター/ライオネル

8月tier3
速度    ★★★★
安定性 ★★★
火力    ★★★
対応力 ★★★★
デッキ本来のパワー自体はそこまで無いがメタカードによる相手への牽制やタマシード戦略や5コストカード増加による上振れ確率の底上げなどで環境でも戦えるようにチューニングされている。
上振れれば4C邪王門並に色々なメタを超えながらカウンターを防ぎつつ動けるが、下ブレればメタもなければ切り札もないといった一体これは何デッキなんだといったレベルの動きになってしまう。
ドローソースをTTTに依存しているのもややデッキとして難あり。

闇単アビス

前回tier2
速度    ★★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★
対応力 ★★★★
サガに勝てずにサガのメタの巻き添えになってしまうため環境の通りは良いとは言えない。環境上位デッキはそのポテンシャルで戦う山も多いためそういったデッキに対してはこのデッキ本来の戦い方で十分に力を発揮することが出来る。
ウォズレックを入れることで新世壊やその他メタカードを飛ばしテンポを取るようなことも出来つつ、ジャシンでさらにメタを処理するようなプランも取れるためやれること自体は多い。しかし、環境下位のサガに勝率の高いデッキにはやはり勝てないといったなんとも言えない現状になっている。

光単ゴルギーニ

New
速度    ★★★
安定性 ★
火力    ★★
対応力 ★★★★
全てを自力で引かなければならないため極端に上振れと下ブレが激しいデッキ。特にシェケダンドメチアーレが無ければまともに手札を増やす手段がなく、そのシェケダンでさえ盤面依存のドローソースであるためダークネスやパーフェクトジョーカーズといったカードで簡単に崩壊させられてしまうといった課題もある。
環境的に通りがいいのはわかるが不安定な部分も多いため安定しない勝率になってしまいがちである。

総評

サガの弱体化によって水闇自然のようなカラーリングのデッキが強めの立ち位置を獲得。4C邪王門もネイチャーの損失は大きいが基本の動きが元から強く1枠の自由枠を獲得したことでやりたいことをしやすくなった。
キラスターやゴルギーニの今後の母数に警戒。

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