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2022年8月オリジナル環境解説Part1【全文無料】

殿堂発表後環境と新主人公前、クロニクル発表後の環境について解説していく。今回は殿堂による前環境デッキへの影響、クロニクルの注目カードなどを中心に解説していく。

今回の環境解説は殿堂施工後の環境がどうなるかといった1個人の予想です。ご了承ください。

この記事で分かること!
  ①tierランク1~3のデッキがわかる!
  ②環境デッキのサンプルリストがわかる!
  ③殿堂発表による影響がわかる!
  ④クロニクルの注目カードがわかる!


参考になったなぁと思っていただけたらスキを押していただけるとありがたいですm(_ _)m

tierの解説
tier1
・・・比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。
tier2・・・tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。
tier3・・・欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。

殿堂による影響

今回の規制で環境にどれほどの影響が出たのか被害のあるデッキにフォーカスをあてて解説していく。

JO退化

規制カード モモキングダムx モモキングJOコンビ殿堂
被害 大
リペアをするとしたらマナ加速してJOを着地させることになるが、進化設計図で拾えず、未来設計図などでも確定サーチができる訳でもないほか、3キルの理不尽も無くなったため、コンセプト自体が崩壊していると言える。

グルメ墓地ソース

規制カード グルメジャイアント 巨大設計図(双)
被害 大
コンセプトのグルメだけでなく巨大設計図までも規制の対象になってしまった。平均バリューが高いデッキだが、巨大設計図引けないゲームの時の弱さもあり、設計図5枚で諸刃の剣にするかそもそも無規制にするかといった印象だったが、デッキ基盤そのものを見つめ直さなければならなくなった。またGTファイアバルチュリスの基盤に戻ってしまうか。

水単ムートピア

規制カード ドリュミーズ
被害 大
0コストで呪文カウントをしながら3枚墓地を肥やせるカードが無くなったため、今まで通りの4~5tスコーラーからのカリヤドネループは難しくなっただろう。このデッキの消滅は環境へのコントロールデッキの登場のガード要素が消えたことを意味するため、今後の環境でコントロールが積極的に暴れる可能性が高い。

水闇自然墓地退化・水闇光墓地退化

規制カード バルカディアNEX
被害 中
メインウェポンの剥奪により、呪文禁止+一体破壊+踏み倒しのルートがかなり厳しくなった。ナスロスチャを入れてリペアをすることは不可能ではないが、その分今までのリソース部分や受け性能を切ってしまうことになるため、デッキのバランスが悪くなってしまう。

クロニクル注目カード

今回は外部ゾーンがメインになったクロニクルだったため、新規がアドバンスで使いやすくなっているカードが多くなってしまった。

注目度 ★★★★
8コストであることからダンテを貫通し、ムゲンクライムによる出しやすさが特徴。フシギバースとも相性が良いが、肝心なグルメジャイアントが殿堂してしまったため、就職先がほしい。

tier1

比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。

火自然アポロヌス

速度    ★★★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★
ヘルコプ太や進化設計図、エボリューションエッグによるコンボパーツの確保に優れ、進化元のタマシードが12枚確保されてるため安定性が高い。
バトライ+レッドゾーン+アポロヌスによるメタクリーチャーの破壊+ワールドブレイク時のトリガー処理の後にレッドゾーンの破壊効果を使え、ガルラガンなどのブロッカーを処理しながらダイレクトアタックをすることが出来る。
速度も3~4キルを安定とし、ガードストライクを貫通+選ばれたら2ランデスの特性上擬似アンタッチャブル能力を持っている。

5Cザーディクリカ

速度    ★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★
ドラゴンズサインやナウオアネバーによってザーディクリカなどを射出しロストソウルなどの呪文を使い相手をコントロールする。
環境からJO退化が消えたことにより、アルカディアスモモキングの採用率が下がったため、ナウオアネバーを十分に採用できるようになった。
殿堂により、グルメ墓地ソース、JO退化、墓地退化、水単スコーラーといった不利対面が軒並み規制されたのも環境トップへの後押しとなっただろう。

tier2

tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。

火単我我我

速度    ★★★★★
安定性 ★★★★★
火力    ★★★★
対応力 ★★
4ターンまでの打点形成に圧倒的な安定性を持ち合わせている。メタカードによる展開と盾回収によるリソース確保、そして我我我や罰怒でのワンショットといったビートデッキでのメタ展開、リソース確保、圧倒的打点の3要素を抱えられているのが最大の魅力。
環境下位にはガードストライクを多数搭載したキラスターや有象夢造といったカードがあったりとなにかと下火であることが多い。

闇入りガイアッシュ覇道

速度    ★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★
ナウオアネバーやアポロヌス、キラスターといった踏み倒しギミックに反応し出てくるガイアッシュカイザーと、アポロヌスに対しての回答であるバラドヴィナシューラの採用により環境で相対的に強くなったと言えるデッキ。
ガイアッシュ+覇道による相手のターンを挟まないゲームエンドが魅力である。

ガイアハザード退化

速度    ★★
安定性 ★★★
火力    ★★★★
対応力 ★★★★
地龍神の魔陣やモモキングダムXと生魂転霊による3ターン目の上振れ理不尽退化やダークネスやカツキングといったコントロール、デドダムやジルコンに生魂転霊をあてて大量ブースト、呪文多様デッキにはジャッキー、タマシードやフィールドにはバトルグロースと多方面に様々なアプローチを取る事ができる。
フィニッシュもバラモルドやニューワールドオーダー、覇道やCRYMAXジャオウガと様々なカードを使うことが出来る。
構築の多様さにより相手にデッキの中身を悟られにくくできるのが強い要素だろう。

光抜き邪王門

速度    ★★★
安定性 ★★★
火力    ★★★★
対応力 ★★★★
速攻デッキに対してカツキングのトリガーや邪王門やバラド、バサラでのカウンターや、コントロールに対してシャッフやデドダムなどでリソース勝負やコントロールを持ちかけることもできる。
アポロヌスドラゲリオンに対してバラドヴィナシューラや邪王門からのバサラが有効的であるため、防御面に秀でてるところが大きい。
多色割合がどうしても大きくなってしまうため、動きの中にシビアな要素が常に存在してしまう。

水魔導具

速度    ★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★
対応力 ★★
カード指定除去が格段多いわけでもなく、安定した速度で大型クリーチャーを出すゲームとガルラガンザークでメタを展開してから遅らせたターンでゲームを作るといった2つの動きができる。また、ゾメンザンが絡めば4ターン目に始動出来ることがあったりと早いキルターン速度のデッキとも先攻さえ取れれば十分渡り合えることが出来る。
墓地退化やJO退化の規制による相対強化やアポロヌスに足して除去した次のターンにガルラガンを着地してゲームを作ると言った動きが取れる。一方で、火単我我我や選ばれなくなったアポロヌスで攻撃されてしまうとそのまま貫通してしまうといった側面も持つ。

水闇自然有象夢造

速度    ★★
安定性 ★★★★
火力    ★★
対応力 ★★★
手札のコンボだったり山札は掘るけど手札が増えないといったデッキが現環境では多く、刺さりがいい。また、ベララーによるロックと新規メタクリーチャーを有象夢造で射出できたりといったシナジーもある。盤面干渉もダムドやダークネスといったカードによりある程度の対応力もある。
一方で、カードパワー自体は低いため、デッキパワーの高いデッキとの対面では上からの解決が意図せずにゲームが決まってしまうといった事故が起こりやすくなってしまう。

tier3

欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。

火水アポロヌス

速度    ★★★★
安定性 ★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★
速度が遅くなった代わりにマニフェストや曲通風に進化することにより、選ばれないアポロヌスを作ることができるようになった。負けを防げるカードがバラドヴィナシューラやEXライフといったカードのみとなるためアポロヌス侵略まで行ければほぼダイレクトアタックは通るだろう。
しかし、カードの引ける枚数が大幅に減ってしまったため、引き運に頼ることになるゲームが多くなってしまうことが問題である。

水闇光ギャラクシールド

速度    ★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★
対応力 ★★★★
ハンデスによる相手の動きの妨害と強力な受けカードによる防御力とアダムスキーによる高速LOによってハンデスの苦手なトップ解決を突破することが出来る。しかし、手札からシールドに置けるカードが2種類のみのため、ハンデス出来なかった時の速攻系にヴィオラしか踏めなかったなどといった事故があったり

火水光キラスター

速度    ★★★★
安定性 ★★★
火力    ★★★
対応力 ★★★★
メタクリーチャーをフルで活用できるデッキ。メタビートであることから各対面的確にメタカードを置くことが必然で、いつ置くかといったタイミングも重要となる。環境に応じて必要なメタクリーチャーやキャンベロといったカードを選択することが出来るが、選択を失敗すれば大きなディスアドバンテージをもってCSに臨むことになるので注意。
一方で再誕型にあった打点を即座に形成しやすいといった所が無くなったりといった事で盾を全て割ってターンを返すなどといったことが必要になったりもする。
また、水魔導具が今環境は通りが良さそうなこととアポロヌスのタマシード除去による動きの遅延からメッチャ映えタタキ!の通りがいいのもこのデッキを使う理由になるだろう。

自然単Gジョラゴン

速度    ★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★
対応力 ★
MAX-Gジョラゴンとライゾウstarによるコンボワンショット。べアフガンによる全体除去+GODによるトリガーケア+アポロヌスによるワールドブレイクによる理不尽を兼ね備えている。
しかし、メタクリーチャーの除去などある程度の動きはできるが、複数立てられると難しいことや、ハンデスを1回されるだけで辛くなることがあったりと自分の動きに特化しすぎている所が大きい。

5CMDW

速度    ★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★
対応力 ★
受けがメインのデッキであり、ビートデッキがある程度流行ってきた時にキラーとして活躍するデッキのため、使用時期を十分に見定めなければならない。
ゾロスターやデドダムで自分からある程度動き出すことは出来るが、自分から動くことに秀でている訳では無いことは覚えておきたい。

ジョラゴンジョーカーズ

速度    ★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★
対応力 ★★
新規カードであるパーフェクトジョーカーズとジョリーザジョニーFinalとガヨウ神の殿堂解除によって旅路の使い勝手が良くなり環境でも戦えるようになった。
しかし、最速での動きの要求値が高いことがネックであり、結局ループしないでデッドソードやマンハッタンで相手をロックして殴り勝つといったゲームが主流となってしまう。

キリコループ

速度    ★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★
対応力 ★★
バイケンの海幻によって相手のターン中にイザナミテラスを出すことによって相手ターン中にLO勝ちすることが出来る。キリコの復活によってスクリプトによる経由が可能となった。
一方でイザナミテラスを使えるまでマナを伸ばす必要があり、速度が早いデッキに対しては貫通してしまうことがある。カツキングの採用によって受けを強くすることが可能である。革命チェンジとの併用でカツキングコントロールの要素を入れて行くのもいいだろう。

ゼーロベン

速度    ★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★
対応力 ★★
新環境のソリティア枠。デドダムやジルコンといったリソースを稼げるカードにより、ゼーロからベンを出しやすくなっている。ダークネスによる妨害などといったことも出来るため、ゼーロを打てない時のコントロールプランなどといったこともできる。

水闇カリヤドネ

速度    ★★★
安定性 ★★★★★
火力    ★
対応力 ★★
ブラッディタイフーンやエマージェンシータイフーンによって安定して墓地を肥す動きや、ナンバーやファイナルアンサーといった妨害、零MAXや秩序の意志による強力な受け札を兼ね備えている。ロストウォーターゲイトによるカリヤドネの確定サーチで安定してカリヤドネを着地させることが出来る。
アルカディアスモモキングやシャッフが今回の殿堂によって減っていくことが想定されるため、刺さりが良いと考えられるだろう。

総評

今環境も複雑なメタゲームが継続されると予想される。JO退化や水単スコーラーが消えたことにより、4ターン目以降に強い動きが取れるデッキにも注目の的が当たってくると予想される。また、ビートデッキを受けで耐えられるような環境にもなってきたため、これまで以上に環境を読み使うデッキを決めていくことが大事になってくるだろう。

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