2022年11月オリジナル環境解説【全文無料】
DMEX22-01 デュエキングMAX2022 発売した後の環境にどんな変化が表れたか解説していく。
この記事で分かること!
①新弾の注目カードがわかる!
②tierランク1~3のデッキがわかる!
③環境デッキのサンプルリストがわかる!
④新弾注目デッキがわかる!
tierの解説
tier1・・・比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。
tier2・・・tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。
tier3・・・欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。
記事の見方
各ランク事に上であればあるほどその郡の中では秀でている。たとえば tier1 が我我我→ゼーロベンであれば我我我の方がtier1中で秀でていると言える。
前回tier2 or NEW ⇽前回記事のtierを表記
速度 ★★ ⇽デッキの速度を表記
安定性 ★★★★★ ⇽デッキの安定性を表記
火力 ★★★★ ⇽デッキの火力を表記
対応力 ★★ ⇽デッキの対応力を表記
参考価格 26800円(-200円) ⇽メルカリの最安値と前回からの値段の推移を表記
デュエキングMAX2022注目カード
アドバンス解説・オリジナル解説共通部分
Sランク
該当するデッキを持っているなら今すぐ買うレベル
キユリのASMラジオ
採用候補水闇自然ジャオウガ オリジナルで紹介!
ゼーロベン オリジナルで紹介!
自然単オービーメイカー
山札から踏み倒すため手札消費はこのカードのみで済みながらリソースや盤面を広げることに適している。
しかし、精度自体はそこまで良い訳ではなく、水闇自然ジャオウガでは有象夢造より優先されることがあまりなかったり、オービーメイカーでも4で動くならオービーメイカー2体出せる可能性、サーチできることから種族選別より優れた点が少ない印象。
ゼーロベンでは緑色がネックであるため2発目のゼーロを打つ際に注意が必要。そのため、ベンから出してそのままasmを捨てられるジルコンをゼーロの効果で捨てるように気をつけたい。
Aランク
今後活躍する見込みが高いか、現在強力になりうるデッキが登場しているレベル
超新星DOOMドラゲリオン
採用候補
火水闇墓地ソース
水闇自然墓地ソース
水自然闇ネバーエザワ オリジナルで紹介!
水闇ゼーロ アドバンスで紹介!
エンドオブザワールドや闇王ゼーロとの相性が良く、ブラックビッグバンやシャコガイルでそのまま勝つことができたり、5000GTやギガンディダノス、ブラキオ龍樹を射出したりと墓地利用デッキで幅広い活躍が期待されている。
アドバンスでは破壊の儀によってエンドオブザワールドで落ちたDOOMドラゲリオンを回収することができるためより再現度が高くなっている。
学校男/ゾンビカーニバル
採用候補
水自然闇ジャオウガ
水自然闇ガシャゴズラ オリジナルで紹介!
水闇ゼーロ 有料記事で紹介するかも…
最近の水闇自然ジャオウガはメタカードによるメタビートが主流となってきているため採用される機会は少なくなってきたが、下面のゾンビカーニバルでは種族を選択したサルベージが可能になりまた新たな可能性が生まれた。
ガシャゴズラを使ったループデッキなどでもこのカードは採用されており、今後はなにか特別な理由がない限りは2コストの学校男系のカードはこのカードに変わるだろう。
アクアスペルブルー/インビンシブルオーラ
採用候補
グランヴィアデリート アドバンスで紹介!
ツインパクトになった代わりに多色になるのはどうなのだろうかといった疑問があるだろうが全く問題なし。そもそもグランヴィアはマナ色のキープが難しいデッキであり、TTTを持っていても打てない可能性があった。しかし、このカードはTTTの水と光を補ってくれるカードであり序盤のマナ色確保に大きく貢献してくれる。また、トリガーとしても今まで通りデリート引きゃ勝てるを生み出してくれるため今まで以上に注目度が高い。
俺神豚ブリタニア/「カツキング、俺とお前の勝負だ」
採用候補
火水闇墓地ソース
注目されるは下面の呪文。今まではハンマ=ダンマで補ってきた軽量墓地肥やし除去枠だったがこのカードは呪文でハンマ=ダンマと似たような効果を持ち、更に枚数が+1枚除去範囲が枚数以下、唱え終わったら墓地に行くとハンマ=ダンマがやってたことを全て上回るスペックをしている。
この優秀な除去札は今後カリヤドネなどの呪文系デッキにも採用される可能性があるため持っておきたい。
キャベッジセッションズ/ソイルピンプキャベッジ
採用候補
自然単キャベッジ オリジナルで紹介!
コレンココタンク/ボントブラントボの当時の我々がいちばん欲しかったツインパクトが遂に誕生。そもそもコレンココタンクがデッキ限定カードであったため入手難易度も下がった。
そんな自然の高パワーデッキのフィニッシャーであるのがこのカード。上面はグラスパーのようなクリーチャーによる連鎖で盤面を制圧することが可能。下面はギャイアを最速4ターン目に投げゲームを半分終わらせることが可能といったカードパワーの高さが魅力的なカードである。
地龍仙ロマネアース/仙なる大地
採用候補
4Cドラグナー
ガイアッシュ覇道 アドバンスで紹介!
4Cダイナボルト
5Cモルト
メンデル→栄光と繋がると次のターンにこのカードが出てきながら最大でvanベートーベンが飛んでくると言ったことがあり上振れした時の火力がとんでもないことになる。
しかし、仙なる大地が手札から出す効果であるためメンデル→栄光→ロマネアースをしても出すカードが残ってないケースなどがあることやターンの終わりに起動する効果であるため詰める時に使いずらかったり出すタイミングが難しかったりする。
麗片禅戦車バッドラマー
採用候補
火単B我
クラッシュ覇道や末法チュリスなどを出すことで追加ターンや更なる連鎖が可能になる。今までのB-我に新たな可能性を生み出したことで火単我我我には出来ない要素を生み出した。
Bランク
もしかしたら今後環境で見ることがあるかもしれないか、環境で同型にアドバンテージを取るために入るレベル
龍素記号Dwサイクルペディア
採用候補
現状なし
現状は特に目立った活躍はしていないが、カードパワーの高さからいつ活躍してもおかしくないカード。
最近ではトランキーの下側の呪文から出して呪文連打をすることによってスコーラーの追加ターンを獲得したり、ラフルルラブ+ダンテを揃えて殴るといったデッキが登場した。
場持ちの良さなども評価されているため将来投資にはうってつけの1枚である。
「無月」の頂$スザーク$
採用候補
水魔導具 オリジナルで紹介!
闇魔導具
水魔導具はこのカードを採用することによりデッキコンセプトが180度変わったと言っても過言ではない。
今まではメラヴォルガルを揃えることでシールドトリガーをほとんど無効化して殴ることがメインだったが現在では$スザーク$による盤面処理と手札破壊、ガルラガンザークによる踏み倒しメタ、神の試練による更なる追加ターンによってコントロールしながら相手のシールドを詰めていくことがメインになった。
今までの水魔導具とは全く違ったコンセプトであるため練習をする必要があるがそれぞれ違った良さや有利不利があるため使って損することはない。
暴発秘宝ベンゾ/星龍の暴発
採用候補
マーシャルベンゾ
星龍の記憶+ベンゾの裁定が変わったことでそのコンセプトが崩壊したデッキだったが、7マナで1枚のカードになって完結した。呪文面にはシールドトリガーがあり、トリガーや踏み倒しで早期着地をすることで星龍ベンゾをいち早く繰り出すことが出来る。
その担い手になったのがマーシャルクイーンである。最速3ターン目にゲームが終わる可能性があり、地雷デッキの中でも一際異彩を放っている。
閃光の神官ヴェルベット/フェアリーパワー
採用候補
巨大天門
ツインパクトでブロッカー+マナ加速を持ったこのカードにより巨大設計図で回収できる天門の射出先兼初動でデッキの動きがスムーズになった。
しかし、ツインパクト巨大設計図の殿堂はやはり痛く環境に上がれるかと言われると怪しい。
轟速ザレッド/超次元キルホール
採用候補
火自然アポロヌス アドバンスで紹介!
火水闇アポロヌス
火光レッドゾーン
火光メタビート
とこしえを出されても4コストのSAであり、今までのパワードホールの役割をになってくれる。デッキの色配分によってどちらを使うか選択できるようになったのは大きい
ミルメルの地版
採用候補
火自然アポロヌス
超上振れを狙えるが相手にメリットを与えてしまうことと手札補充が出来てないところからやや使いずらい。
tier1
比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。
水闇自然ジャオウガ
前回tier1
速度 ★★
安定性 ★★★
火力 ★★
対応力 ★★★
参考価格 26800円(+500円)
メタ並べてジャオウガ立ててみんなで殴るが完璧にメインとなりASMラジオを入れたリストも遂に登場。ハンデスよりもメタを並べてジャオウガで殴ることが完全に優先された。
メタビート的な要素が強くなったことでダークネスの役割もだいぶ減り希望のジョー星を積極的に採用できるようになったため、ジョー星による理不尽を押し付けることもできる。
火単我我我
前回tier3
速度 ★★★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★
参考価格 10100円 (-600円) 7700円 (-3000円)
受けの強い4C邪王門やガイアッシュ覇道、環境の秩序の枚数減少から再度環境の通りが良くなった。
押し付け力も十分で3ターン目に2トリ要求、4ターン目に10を超える打点と他にない打点の作り方をする。
最近ではボルシャックフォースドラゴンを入れ、水闇自然ジャオウガのキャディビートルをケアしたリストなども出てきている。
水闇自然グラスパー
前回tier3
速度 ★★★
安定性 ★★★★★
火力 ★★★★
対応力 ★★★★
参考価格 17000円(+1600円)
安定した基盤で5~6ターン目にループにはいるため堅実なデッキと言える。下ブレといった下ブレもないが上振れといった上振れもないため対面運がかなりものを言う。
最近は火単我我我や火自然アポロヌスといったデッキの母数が増えてきているためやや下火寄り。アポロヌスには魔王の傲慢でワンチャンスを生み出せる。
tier2
tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。
火自然アポロヌス
前回tier2
速度 ★★★★★
安定性 ★★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★
参考価格 13000円(-200円)
母数の伸びはまずまずだが上位卓にかなりいるデッキ。進化元さえ引ければ3~4ターン目のキル率は相当高い。
ケンジキングダムと違い、進化設計図とエボリューションエッグの両方が採用できているという点が非常に優秀で再現性をかなり高めている。
環境から邪王門やバラドヴィナシューラといったカードが減り、ゼーロベンやネバー5C、グラスパーが増えたことで環境の通りも良くなった。
水魔導具
前回tier2
速度 ★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★
対応力 ★★★
参考価格 10600円(+700円) 10100円(+200円)
先月出てきた4Cダイナボルトの流行が過ぎたことでそもそも新世壊を壊されなくなり、貼れれば絶対にガリュミーズを唱えられる。
他のデッキはこのデッキに有利なデッキでない限り希望のジョー星を採用してメタを貼ってくるためエアヴォは4枚採用しておきたい。
デッキパワー的にはtier1だが、環境上位にアポロヌスや我我我、下位にも火闇邪王門といったデッキがかなり追い風となっているためやや下火。
コントロール対面に強い新カード$スザーク$が登場したことでワンショットからコントロール寄りのデッキへとなった構築もある。
5Cザーディクリカ
前回tier1
速度 ★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★
参考価格 30500円(+700円)
特に目立った強化もないが最速四ターン目のロストソウルやドルファディロムのロック、ナンバーや希望のジョー星は幅広いデッキを見ることが出来るためまだまだ現役。
しかし、環境のインフレに伴いやや環境では下火寄り。ただ、tier2の中では入賞数が多いデッキであるため意識したい。
ゼーロベン
前回tier2
速度 ★★★★
安定性 ★★★
火力 ★★★★
対応力 ★★★
参考価格 20700円(+1600円)
ハキリのASMラジオの登場で横並びの手札消費が少なくなった。しかし、ブレ幅が大きくアルケミストが引けるかやデドダムやジルコンを引っ張ってリソースを伸ばせるかといったことが重要になってくる。
環境の速度的に間に合わない対面も多く、有象無象のデッキを叩くようなデッキといった立ち位置である。tier2の中でもあまり結果が伸びてないデッキ。
tier3
欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。
自然闇ケンジキングダム
NEW
速度 ★★★★
安定性 ★★
火力 ★★★
対応力 ★
参考価格 10300円
最速3ターン目にギャイアやギュンターペガサスが着地するとどんな環境デッキも手も足も出ないといったことになります。
ただし、引き運にかなり左右されるデッキであり安定性があまりなく、環境ではアプルがメタの中心となっていることもありメタ除去がややしずらいこのデッキはあまりにも安定しない要素を抱えてこみすぎている。環境上位にキルターンの早いデッキと細かなメタをばら撒くデッキがいるというのは相当のディスアドバンテージを抱えている。
火光ライオネルstar
NEW
速度 ★★★
安定性 ★★★
火力 ★★
対応力 ★★★★
参考価格 11500円
アルモモやキャンベロは強いが環境に今刺さっているかと言われるとやや怪しい。
動きもビックアクションを起こしにくいデッキであり刺さるデッキ刺さらないデッキがかなり別れる。
山札を掘るカードがカーネンの心絵くらいしかなく、ルピア炎鬼の封を出せない試合のもたつき具合がやや引っかかる。
火闇邪王門
NEW
速度 ★★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★★
対応力 ★★★★
参考価格16900円
邪王門とバラドヴィナシューラによる受け札と他のビートデッキにはないトリッパーによるあらゆる対面への妨害、レッドゾーンFによる打点の形成とやれることがかなり増えた。
環境上位と張り合えるスペックがあり、今までガシャド髑髏が必要だった打点形成すら不要となったまさに生まれ変わったデッキといえるだろう。
4C邪王門
前回tier2
速度 ★★★
安定性 ★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★
参考価格 47100円(-2200円)
デッキパワー的には十分だが、ブレが非常に大きいことかやはりネック。邪王門を打ってもバラドヴィナシューラやカツキングを出せないなら実質打ってないと同義といったこともあり火闇邪王門と違い既に打点が作られてるという訳でもないため失敗はほぼ負けを意味するというハイリスクハイリターンなデッキ。
ケンジキングダムと同じくブレたら強いデッキではあるため環境でも時折当たるデッキだと考えておきたい。
水自然光ギャラクシールド
NEW
速度 ★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★
対応力 ★★★
参考価格 22500円
半年ほど前に現れた水自然光ギャラクシールドが新カード正義全帝を携えて再度登場!
山札を掘る速度が一気に飛躍し防御力も今までよりも高くなったため環境との噛み合いがかなり良くなった。
今まで通りのフィニッシュで神の試練とお清めシャラップを用いた無限追加ターンのためループカードがリソースカードとなり腐りにくいということも評価できる点である。
火自然ボルシャック
前回tier3
速度 ★★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★
対応力 ★★★
参考価格 10300円
ボルシャックフォースドラゴンの火力はもちろん今までのボルシャック英雄譚の火力もあり上から環境デッキを圧殺することが出来る。
水闇自然ジャオウガを見てザークピッチを採用することでリソース勝負でも勝つことができるようになった。
しかし、受け札の脆さから現環境の我我我やアポロヌス、邪王門といったデッキを受けきれないといったこともあり今まで以上に下火である。
自然単キャベッジ
NEW
速度 ★★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★
対応力 ★★
参考価格 10600円
最速4ターン目にギャイアが飛ぶ可能性があることは極めて優秀であり、バードリアンを使った超展開が可能である。
しかし、環境全体を見てみるとやや苦手なデッキも多く、どうしても勝ち越せないと言ったことが目立っている。
新弾を使ったデッキは地雷デッキとしてあり続けたり、ここから化けることもあるため自力が高いこういうデッキは要注意が必要。
水自然Gジョラゴン
NEW
速度 ★★
安定性 ★★★★★
火力 ★★★
対応力 ★★★★
参考価格 21000円
リソースの伸ばし方が柔軟であり、フィニッシュもガイアハザードやジウォッチによる蓋をする戦法のため決まればほぼ負ける可能性がないと言える。
我我我やアポロヌスといったデッキでさえB.F.Fモーメントを踏むことで返すことが出来、返しにガイアッシュで蓋をするといったことができるため43%で返し絶対勝てるといった可能性を持っている。
注目デッキ
ネバーエザワ
6マナ溜まったタイミングでナウオアネバーからエンドオブザワールドを出しイワシンで山札を削り、墓地進化でDOOMドラゲリオンを山札残り1枚のタイミングで出すことで進化元のイワシンを墓地においてシャコガイルを蘇生、そのままイワシン効果でカードを引き切りエクストラウィンすることが出来る。
現環境のメタカードに対してオリジナルフィナーレや九番目の旧王といった除去札も採用されているため柔軟性に富んでいる。
ガシャゴズラループ
正統派ゼーロループといったようなデッキで1度ゼーロを打てばそのターン中にループに高確率で入ってしまう。リソースの伸ばし方や盤面の作り方のルートが非常に多く、ゼーロをゴキーンで使い回すといったプレイも可能となっているため安定して回すことが出来る。
フィニッシュも極めて簡単でブラックビックバンの蘇生効果でデュエロウと学校男を蘇生し学校男で学校男とデュエロウを破壊しデュエロウの引く効果でデュエロウと学校男を蘇生することで相手は無限ドローをせざるをえなくなる。
総評
現環境では母数による明確なtierはあまりないが、間違いなく上位卓にいるデッキは水闇自然ジャオウガ、火単我我我、火自然アポロヌスはかなりの数いると考えていいだろう。
そのため、勝つために選ぶデッキはすくなくとも我我我やアポロヌスを割り切ったデッキではなく、この対面をかなり見ているデッキかこのデッキそのものをで使い、同型のミラー対面をかなり練習することで勝ちに大きく近づけると考える。
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