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2023年6月オリジナル環境解説【全文無料】

診断発売まえの環境を改めて解説していく。
環境も纏まりつつあり今の強いデッキがなぜ強いのかを改めて記載していく。

この記事で分かること!

  ①tierランク1~3のデッキがわかる!
  ②環境デッキのサンプルリストがわかる!

tierの解説

tier1・・・比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。
tier2・・・tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。
tier3・・・欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。

記事の見方

各ランク事に上であればあるほどその郡の中では秀でている。たとえば tier1 が我我我→ゼーロベンであれば我我我の方がtier1中で秀でていると言える。

前回tier2 or NEW ⇽前回記事のtierを表記
速度    ★★ ⇽デッキの速度を表記
安定性 ★★★★★ ⇽デッキの安定性を表記
火力    ★★★★ ⇽デッキの火力を表記
対応力 ★★ ⇽デッキの対応力を表記
参考価格 26800円(-200円) ⇽メルカリの最安値と前回からの値段の推移を表記

tier1

比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。

水闇ダンタルサガ

前回tier1
速度    ★★★★
安定性 ★★★★★ 
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★★
DOOM型の苦手なボンキゴマイムを貫通することが出来、新世壊やストラトバックのようなやや取りずらいメタカードやASMラジオでめくれたメタカードを一気に処理できるパーフェクトジョーカーズ+サイクルペディアを採用しやすくなっていることが今の環境と合っている要素が多い。
ダンタルがあることでイザナギから打つカードの種類が増え、サイクルペディアやウォズレックに繋がると一気に15枚以上山札が掘れる可能性もあるため終盤に一気にループに入ることもある。
しかし多色枚数が多くなりループパーツが多色に多いく、ダンタルを埋めることのデメリットやキープしなければならないことがあったりすることで多色が手札に嵩張って同型に速度を落とす可能性が他よりも高くなっている。

火水闇サガ

NEW
速度    ★★★★
安定性 ★★★★★ 
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★★
英雄タイムや邪王門、GWDなど火文明特有の除去性能と邪王門によるダイレクトアタックからのカウンターといった部分で他のサガよりも我我我や魔導具を強く見ることが出来ている。
色が1つ余計に増えていることでサガループを最速で決める確率は下がるものの他対面に柔軟に対応できることが最大の魅力である。

tier2

tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。

火単我我我

前回tier1
速度    ★★★★★
安定性 ★★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★
警官によって速度に濁されてもウサブレラを出すことで遅延できていた我我我だったが、ドアノッカがサガに入ったことで踏んではいけないトリガーが存在するようになった。
下面もリーサルターンをずらす言わば我我我へのメタカードになるためやや勝率が下がってしまった。
また、ジャオウガにボンキゴマイムが入ったことで我我我をキープしてれば簡単に勝てるようなゲームにもならなくなり、最速ジャオウガを許してしまうことになっているのもやや環境的に難しい部分になっている。

水闇DOOMサガ

前回tier1
速度    ★★★★
安定性 ★★★★★
火力    ★★★★
対応力 ★★★
昔ながらのサガループであり、1番の強みは同型に対してメタカードがある点である。バビロニアのハンデス効果はデッキ下のため相手のループするターンを大きくずらすことが出来る。また、2コストのルーターも10枚を安定して取れることと多色カードの少なさからやはり群を抜いて安定していると言える。
一方でメタカードに引っかかりやすくなるためサガ以外からはメタられやすくなっているため環境読みが非常に大事。

水魔導具

前回tier2
速度    ★★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★
対応力 ★★★
パルテノン+ガシャゴンを使った自称サガ有利ムーブの中で1番サガ側を困らせることが出来るリストになっているのが水魔導具である。
フィールド系メタカードとフィールド+呪文メインで動くデッキのためドアノッカや警官といったメタカードに加え新世壊の呪文メタ貫通効果によるナンバーによる墓地リセ詠唱不可をケアが出来つつ、最速4t安定5tに追加ターンに入ることやループしてウキドゥで勝つことが出来ることからサガにはある程度勝率を生み出すことが出来る。
一方でPJとサイクルペディアでフィールドそのものを剥がし続けてコントロールしたり、序盤に審問で新世壊を墓地に落とされたりするとペースが乱れて結果として速度負けすることや軽コストでイザナギからも打つことが出来る英雄タイムを採用した火闇水サガにはそもそも微不利であったりすること、サガへの対抗馬に我我我が居ることから完全無敵なデッキでもない。

火自然アポロヌス

前回tier3
速度    ★★★★★
安定性 ★★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★
3ターン目で走れば墓地にサガがなければエマタイ+ブルース踏み要求にすることが出来るため理論状押し付けできる可能性が高いデッキで、我我我とちがいドアノッカが刺さらないビートデッキのため突破力自体が高いのが特徴。だが、4C邪王門や5Cには滅法勝てないデッキのためサガや青魔だけを見るならといった前提条件が成り立って初めて使う理由になるデッキとも言える。

tier3

欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。

水闇自然ジャオウガ

前回tier1
速度    ★★
安定性 ★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★
自称サガ有利デッキだが、ダンタル型になるとDOOM型と比べてメタの刺さる範囲が狭くなりASMラジオでのヒットする確率も相対的に下がってしまう。そのためダンタル型が増えている現状は環境的に下火である。
一方で4C邪王門や5Cのようなtier下位のデッキには基本勝ち越せるスペックがあるため雑魚狩りデッキに使うといった感じにも見えてくる。

5Cザーディ

前回tier2
速度    ★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★
とこしえとお清めでサガが見れるとはいいつつも結局ひけなければ負けるしドルファディロムやロストをどれだけ早く着地出来るかといったことになるためメタ出来る=勝ちにならないのが難点。
とくにとこしえは相手の動きを妨害する以上に自分の動きに何もかかわらないためいつドルファディロムやロストを探すのかタイミングが無くなってしまうことや自然単色が少ないためデドダムで自然単色落としてとこしえといった水闇自然ジャオウガによくあった動きがしずらいのもネックの1つ。

闇単アビス

前回tier3
速度    ★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★
対応力 ★★★★
ケシカス=カースで墓地メタを獲得したことで同型やサガを少し見ることが出来るようになった。が、既にサガは墓地メタ程度ではメタにならないところまで来ているため実際のところは誤差といっても差し支えないほど勝率はサガ側に傾いている。
全対面ある程度見ることが出来るのがいいところだがかと言って全対面そこまで有利かと言われればそういうことでも無く、練度もかなり必要とするデッキのためデッキの練度と勝率が割に合わないデッキとして、シェア率自体はそこまで多くならないと見込まれる。

4C邪王門

前回tier2
速度    ★★★
安定性 ★★★★
火力    ★★★★★
対応力 ★★★★★
とこしえ入れたところでサガにそこまで勝てなく、バラドを削ってるためアポロヌスにもたまに負け、4tロストは知ったこっちゃなく、水魔導具にはPJやナンバーか最速ジャオウガ要求といった要求値がやや高めになっているため環境とあまりあっていない。
イザナギ採用でお清めをノータイムで打てるといった新たなアプローチもあるが、勝率を僅かにあげるだけでサガ自体苦手なのは変わらない。
ボンキゴマイムの採用率が下がってきているためもしかしたらワンチャンあるかもしれないデッキとして頭の片隅に置いておきたい。

総評

サガが最強。サガを使え。実際サガ3種類を全部見れているデッキは存在せず、水闇のダンタル型ではそもそも全対面4割以上あるようなデッキになっているためそのデッキでわざわざサガを見るくらいならとっととサガ使った方が勝ちに近くね?といったことに収束しがちになる。緊急殿堂を明日にでもするかサガに張り合える新カードを作って欲しい。

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