2022年9月アドバンス環境解説【全文無料】
8月に入り、クロニクルが発売されドルマゲドン、零竜などアドバンスに新規カードが加わり、殿堂によりバトライ刃環境に進展があったのか解説していく。
この記事で分かること!
①tierランク1~3のデッキがわかる!
②環境デッキのサンプルリストがわかる!
③殿堂発表による影響がわかる!
参考になったなぁと思っていただけたらスキを押していただけるとありがたいですm(_ _)m
おしらせ
GPのため秘匿リストを作成しています。現在アドバンス2つリストを制作しました。GPで使いたい人 GPまでリスト非公開 を条件でリストを教えます。@shuu_TCGDM のDMにて連絡して頂けたらと思います。
tierの解説
tier1・・・比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。
tier2・・・tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。
tier3・・・欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。
殿堂による影響
今回の規制で環境にどれほどの影響が出たのか被害のあるデッキにフォーカスをあてて解説していく。
JO退化
規制カード モモキングダムx モモキングJOコンビ殿堂
被害 大
リペアをするとしたらマナ加速してJOを着地させることになるが、進化設計図で拾えず、未来設計図などでも確定サーチができる訳でもないほか、3キルの理不尽も無くなったため、コンセプト自体が崩壊していると言える。また、シナイガやマニアクスとおったメタカードを焼ける札を退化札にすることが難しくなったためリペアができたとしても環境に登ってくるのは難しいだろう。
ガイアッシュ覇道
規制カード バトライ刃
被害 大
ロージアやラブエースといったカードパワーが一気に下がり、ラブエースに関しては採用する意味すら失われた。デッキパワーで考えればもともとバトライ刃を使わない5Cモルトや被害の少なかった4Cドラグナーを使う方が賢明な判断だろう。
4Cドラグナー
規制カード バトライ刃
被害 小
もともとのデッキパワーが高く、バトガイ銀河を使う動きがありたくさんのドラゴンを生成することが結局変わらないため、バトライ閣が無くなった代わりにバトガイ銀河を複数投げつけられるといったことが出来、今後もカードパワーで圧殺していくデッキタイプとして健在するだろう。
tier1
比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。
水闇自然ダークネス
速度 ★★★
安定性 ★★★★★☆
火力 ★★★★
対応力 ★★★★
バトライ刃の殿堂、JOのコンビ殿堂により理不尽な火力や速度かつ対応力といったデッキが次々に規制されたことにより相対評価がかなり上がった。デドダムやGRクリーチャー、地龍神によるリソース確保やヴェルデ、ダムドの盤面制圧力を兼ね備えており外部ゾーンメタであるとこしえを有効活用できる。
5Cモルト
速度 ★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★
4Cドラグナーやガイアッシュ覇道のデッキパワーが下がったことにより平均して火力の高い5Cモルトが環境上位に。ドラゴンズサインからザーディやモルトを出すことでゲームを有利に進めることができ、マナ加速していく中で余った1マナでとこしえを出せるお手軽さが強い。相手の盤面に合わせてドラグハートを装備することであらゆる盤面に対応することが出来る。
tier2
tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。
火単我我我
速度 ★★★★★☆
安定性 ★★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★
チクタックが採用出来ることで罰怒ブランドの火力も上がり、3ターン目や4ターン目の打点形成が容易になった。また、ブランド系統が10枚採用され、禁断によりデッキを圧縮することができるため、単純に引ける確率が上がっている点もオリジナルより優れてるところだろう。チュチュリスからの我我我、我我我や我我我、罰怒を3ターン目に可能になっているところやチクタックチクタック我我我などの超上振れを可能にしてる。
火闇ドルマゲドン
速度 ★★★★
安定性 ★★★
火力 ★★★★
対応力 ★★★★
クロニクルによって強化が入ったデッキタイプ。ボーン踊りチャージャーが初動になりながら受け札になることで初動枚数の増加と受け札の確保が同時にできるようになった。最速3ターン3ハンデスといった上振れムーブやアドバンス最強メタであるとこしえの超人を逆利用して4ブーストを決めながら2コスト軽減を達成することができる。ノヴァによる速度を持ち合わせているため受けの強い中速ビートのような動きとダークマスターズやパルテノンのハンデスギミックを用いたコントロールの2つの動きが出来る。
4Cドラグナー
速度 ★★★
安定性 ★★
火力 ★★★★
対応力 ★★★
バトライ刃が消えたことでデッキの出せる火力が無くなったためただ安定感のない5Cモルトとなった印象。やること全てが5Cモルトと近く、上振れたら強いがどうしても拭えない印象。しかし上振れれば強いため引き次第では圧倒的なカードパワーで相手をねじ伏せることが出来る。
tier3
欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。
火自然アポロヌス
速度 ★★★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★
サーチカードを12枚抱えながらメタクリーチャーを焼いて突撃することが出来るバトライ鬼と効果でワールドブレイクをしながら選ばれたらランデスすることのできるアポロヌスドラゲリオンとクリーチャーを破壊していくレッドゾーンといった攻めに関して欲しいカードを全て持っている。唯一の課題は進化元を素引しなければいけないことである。
ガイアハザード退化
速度 ★★
安定性 ★★★
火力 ★★★
対応力 ★★★★
ガイアハザードによる盤面コントロールとダークネスやジェレニーによるハンデスにより相手の動きを鈍らせバラモルドでフィニッシュする。GRやレッドゾーンバスターといったリソースや火力を増加させた。しかし、他環境のパワーが高すぎるため逆に上から圧殺されることが多くなったりとこしえの超人でバラモルドが出せなくなるといったアクシデントもあるため安定して勝つことが難しい。
ゼーロベン
速度 ★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★
対応力 ★★★
ループするまでの間に妨害が挟まりやすくなったり少しもつれただけでゲームエンド級の盤面で押し切られてしまうため、オリジナルと同等の強さを誇ることが難しく、アドバンスによって加わったカードも零龍のみのため、1番デッキパワーの伸び率が低い。しかし、唯一のソリティアであるため、環境の刺さりがいいタイミングを狙うことで勝ち星を多くとることが出来る。
ガイアッシュ覇道
速度 ★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★
対応力 ★★★★
バトライ刃が死んだことにより覇道で殴って追加ターンを貰いながら武神で暴れるといった動きが完全に出来なくなったことにより、絶対的な弱体化となってしまった。火力も他のバトライ刃を使うデッキよりも劣ってしまう。ドラグハートウエポンのバリュエーションも乏しいことがネックになってしまっている。
総評
JOやバトライ刃といった超パワーカードが死んだことで比較的デッキパワーの偏りが少なくなった。一方で爆発力のあるカードやソリティア系が消えたことでコントロールするようなデッキに再度注目が集まってきている。GPまでの間に秘匿されてるデッキも多数あるためGP後の環境に注目が集まっている。
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