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2023年5月オリジナル環境解説【全文無料】

新弾発売後数週間が経ち環境にどのような変化が現れたのか解説していく。
今回はCSレポートも兼ねてGW中のチーム戦CSでの被弾数なども記載していく。チーム戦結果は1→7→泥→29

この記事で分かること!

  ①tierランク1~3のデッキがわかる!
  ②環境デッキのサンプルリストがわかる!
  ③注目デッキがわかる!

tierの解説

tier1・・・比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。
tier2・・・tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。
tier3・・・欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。

記事の見方

各ランク事に上であればあるほどその郡の中では秀でている。たとえば tier1 が我我我→ゼーロベンであれば我我我の方がtier1中で秀でていると言える。

前回tier2 or NEW ⇽前回記事のtierを表記
速度    ★★ ⇽デッキの速度を表記
安定性 ★★★★★ ⇽デッキの安定性を表記
火力    ★★★★ ⇽デッキの火力を表記
対応力 ★★ ⇽デッキの対応力を表記
参考価格 26800円(-200円) ⇽メルカリの最安値と前回からの値段の推移を表記

tier1

比較的不利な山が少ない。圧倒的なパワーがある。

水闇サガ

チーム戦使用回数1
チーム戦被弾回数15
前回tier1
速度 ★★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★
参考価格 
最近はリストが固定化されてきており柔軟性を上げるためにキューブリックを採用したり、メタカードのメタカードである警官や3→5で繋がるため4tのバリューを上げてくれるコダマダンスチャージャーといったカードを最大数積むことでサガを2枚揃えるまでデッキの安定性を上げてきた。
イワシンが殿堂したことがシャコでフィニッシュしずらくなったくらいにしかならなくなってきておりそろそろアウトなデッキになりつつある。

火単我我我

チーム戦使用回数0
チーム戦被弾回数12
前回tier2
速度 ★★★★★
安定性 ★★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★
参考価格 
3キル出来たらしよう程度の価値観になった事でソンクンによる途中ターンでの面処理やザインティザインのような一定パワーラインを一斉に破壊するカードの裏目を作ることが出来、パイセンチュリスとカンゴクによる2ドロー軍団の存在もありビートデッキで群を抜いてやれることが多くなっている。

水闇自然ジャオウガ

チーム戦使用回数0
チーム戦被弾回数0
前回tier1
速度 ★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★★
対応力 ★★★★
新カードボンギコマイムによりカツキングや我我我のテンポロスをすることが出来るようになり今までよりも環境への通りが良くなった。
ガイアッシュの減少もあり、asmラジオを使いやすくなっているのも通りの良さを感じる。ただし、とこしえは他の基盤よりもきつくなっているため注意。

tier2

tier1にある程度有利がついてるか有象無象の山を狩れる。

水魔導具

チーム戦使用回数3
チーム戦被弾回数8
前回tier2
速度 ★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★
対応力 ★★★
参考価格
速度がやはり環境に相対的に遅くなるためキル速の早いデッキには戦いずらい。一方でサガには自称有利要素であるパルテノンとガシャゴンが採用されていたり、自分の動きを通すため5Cやジウォッチといった中速〜ロングゲーム寄りのデッキに非常に強く出ることが出来る。
勝率こそ安定するが上位卓に行くにつれて我我我に当たり砕ける印象が強い。

5Cザーディ

チーム戦使用回数1
チーム戦被弾回数6
12月tier3
速度 ★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★★
参考価格
最近ではゼンブレインを採用しブレインスラッシュを起用した5Cが登場し、サガにも少しばかり対抗出来るといったことが分かり環境に再度復権。
あらゆる対面にそれなりに強い動きがあるため対応力に関しては随一を誇る。

4C邪王門

チーム戦使用回数3
チーム戦被弾回数5
前回tier1
速度 ★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★★
対応力や最大火力は5c相応かやや上レベルのデッキであり使用母数の多い我我我や雑多なデッキには上から押し付ける力がある。
しかし、サガに対する勝率が不安定であったりボンギコマイムを入れた水闇自然デッキにはかなりキツい勝負を仕掛けなければならないため環境を選ぶデッキとなっている。

水闇自然ジウォッチ

チーム戦使用回数0
チーム戦被弾回数1
前回tier1
速度 ★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★
対応力 ★★★★
構築の自由度自体は高いが最近の我我我の母数増加が環境への通りを悪くしているように感じる。
また、サガがいたことで減っていた5CもGWやGPを通して増加していってる事も苦しくさせている要因の1つ。
環境の速度に合わせられているジャオウガの方が通りが良いように感じる。

tier3

欠点があるもののタイミング次第ではtier1やtier2の山以上に大化けする。

水闇自然オービーメイカー

チーム戦使用回数0
チーム戦被弾回数3
前回tier2
速度 ★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★★
コントロール対面のオービーメイカーは非常に刺さるがサガや我我我にそこまで勝てる対面でないため日に日に母数を減らしてきている。
最近ではオービーメイカーを主軸にせずジャオウガでフィニッシュするやや速度にフォーカスを当てつつ他文明のメタカードを使えるデッキを使うケースが増えてきている。
ダークネス採用、ジャオウガ採用、ゲンム採用など幅広いレンジを持っているため対策がしずらいのもまた特徴の一つ。

火自然アポロヌス

チーム戦使用回数2
チーム戦被弾回数3
12月tier3
速度 ★★★★★
安定性 ★★★★★
火力 ★★★★★
対応力 ★★★
現環境で有効的に刺さるメタカードがボンギコマイム程度しかなく、速度も我我我以外には1ターン早くビックアクションを起こすことが出来るため実は環境への通りがいい。
ただし、我我我と違い安定性はあるが、耐えられた返しが何も出来ないデッキになるため防御面に優れたデッキへの勝率は劣る。
最近ではパーリ騎士の心絵を採用しサガに墓地リセットをさせることで少し勝率をあげながら他対面でも4ターン目にマナ回収をしながら走るようなリストが流行ってきているらしい。

水闇自然ハンデス  

チーム戦使用回数0
チーム戦被弾回数1
前回tier2
速度 ★★
安定性 ★★★
火力 ★★
対応力 ★★★
速攻デッキには秩序の意志を採用してる分ほかの水闇自然基盤より強い要素があるが、デッキパワーの低さからトップ回答の多いデッキには勝率が下がる傾向が高い。
あらゆる対面にハンデスが刺さるためどこかに不利が着いているというよりも4~6割勝てる対面がほとんどで同練度のプレーヤー同士の場合毎試合1/2を通すような感覚に近くなっている。

火水光ライオネルスター

チーム戦使用回数0
チーム戦被弾回数2
前回tier3
速度 ★★★★
安定性 ★★★
火力 ★★★
対応力 ★★★★
この系統のデッキはまずtttを引くところからゲームが始まるためあまり評価は高くない。我我我やサガ、5Cに極端に勝てるデッキでもないため本当にブレたら勝てるといった印象が強い。
キラスターと違い受け札にタマシードという明確に機能するカードが採用されているためライオネルスターかキラスターを抱えていればビート対面もある程度ゲームをすることが出来るのは長所。

闇単アビス

チーム戦使用回数0
チーム戦被弾回数0
前回tier3
速度 ★★★★
安定性 ★★★★
火力 ★★★
対応力 ★★★★
サガに勝てないことはまず大前提。
メタカードもサガを中心に採用されるため巻き添えを食らうがそれでも3コストのジャシンを使うことで上手く交わしている。
新ギミックメクレイドと現環境にいるアビスのギミックがあまり噛み合ってないのが環境について行けるか不安な要素であり、新型のアビスが登場してもう1段化けて欲しい。

火自然逆悪襲

チーム戦使用回数0
チーム戦被弾回数0
2月tier3
速度 ★★★★★
安定性 ★★★
火力 ★★★
対応力 ★
ソンクンのお陰で戦えるようになったのは我我我も一緒であり、我我我のような押し付ける力がまず無いためメタカードに頼りながらも強いカードでメタビートしたいといったなんとも中途半端なデッキになってしまっている。
とこしえやキャディが使いたいならジウォッチやジャオウガを使った方が強い。

火水光キラスター

チーム戦使用回数0
チーム戦被弾回数1
前回tier3
速度 ★★★★
安定性 ★★★
火力 ★★★
対応力 ★★★★
的確に的確なメタカードを引ければ勝てるの代表。
しかし、今は火や光のメタカードよりも自然のメタカードが環境に大きい影響を与えることや、5枚全て割ることと3枚割るだけでゲームが終わるリスクの少なさからジャオウガより勝ってるところが少ないように見える。
メタビートの短所的な要素が現環境では多く目立っているように見える。

注目デッキ

火水自然パワーロビン

速度 ★
安定性 ★★★★★
火力 ★★★★
対応力 ★★★★★
チーム戦初日に優勝したチームメイトの使用デッキ。他メンバーが5-4や4-5だったのに対してまさかの8-1で注目せざるを得なくなった。
パワーロビン+ストラトバックによる確定除去に加えシノビギミックとも非常に相性がいいため防御面が格段に上がりミッドレンジ系からコントロールまで幅広いデッキを見ることが出来る。
アポロヌスも超えやすい対面であるが我我我は盾の踏み方や引けなければどうしようも無いゲームがあるためやや注意が必要。
まず触って思った倍以上の火力が出ることを確認してもらいたい。
解説記事は こちら

総評

トップデッキのサガ、我我我、ジャオウガがお互いに引けを取らないゲームになっているためそれらに勝てるような対環境秘密兵器がまず出てこないでデッキパワーで張り合うかデッキシナジーで上振れて爆発力を見せるかのデッキがtier2~3に集まるようになってきた。
殿堂施行して1~2ヶ月だがこの状況でここまで固まると新デッキの登場がややしずらい状況ともいえるため新弾で環境に激震を走らせるようなデッキがくることが望ましい。


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