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8月22日「最強帝国の最大の敵・モンゴル」#あの素敵なセカイをもう一度

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5月1日

段階的にロックダウンを緩和すると発表

6月8日

モンゴルで初の新型コロナウィルス感染者が確認。

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モンゴルといえば、陸続きでは、歴史上最大の面積を占有したモンゴル帝国を思い浮かぶだろう。チンギス・ハンを祖として、子孫たちによって、ユーラシア大陸の大半と、そして、西アジア、東ヨーロッパへと領地を広げていった。

領地は、地球上の陸地の4分の1まで拡大していった。陸続きでは、歴史上最大である。広範な領土を拡大し続けたのは、騎馬民族としての、騎馬軍があったからだと言われている。

そんな、モンゴル帝国にも、勝てない強敵がいた。

黒死病(ペスト)。

14世紀に起きた黒死病では、当時の人口の22%の1億人が亡くなったと言われている。モンゴル帝国によって、ユーラシア大陸の交通路が開かれ、人の移動を可能にしたことが、人類史上最大のパンデミックにもつながったと言われている。

黒死病は、地球上最強だったモンゴル帝国をむしばむこととなった。

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写真:移動式住居「ゲル」。馬と共に、住居を移動し、モンゴル帝国は領土を拡大していった。

自然と共に暮らしていた遊牧民族が、軍となり、地球上最大に領土を広げた。多くの民族、国との戦いに勝利し、支配していった彼らも、自然界のウイルスには勝てなかった。

「人は、神ではない。人は、地球を支配できない」
このことを痛感したのは、モンゴル帝国だった。

人類と、自然が共生する社会を模索していかなければならない。

小山郷
#あの素敵なセカイをもう一度

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※6月1日から毎日連載中※

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