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ビジネスマンのための推薦図書

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#インド

『経営戦略全史』を読んで

インド・バンガロール拠点の古川泰加です。 今回この本を読みながら難しいなと感じながらも、様々な戦略や考え方を知ることができたと、同時にいかにそれらを普段の業務に、反映させていくのか考えていく良い機会になったのかなと思いました。 多くの戦略が紹介されていますが、その中からいくつかを自分自身に当てはめて考えてみようと思います。 ドラッカーの企業経営の3側面 例えばドラッカーの企業経営の3側面では、 「顧客の創造」(企業は顧客に価値を創造するためにある)、 「人間的機関」(企

『「原因」と「結果」の法則』を読む。

本図書を読んで、全てのことは何かそれが起こる原因があり、その結果として現れてくるのだと改めて強く感じました。本図書を読むにあたり、自分のこれまでの経験や、今の自分の置かれている状況と重ね合わせるように意識しました。 ここでは、中でも印象に残った3つのことについて書きたいと思います。 1つ目に、「想ったことは現実になる」ということ 少し抽象的な例えですが、ネガティブに考えると物事が悪い方向へ進んでしまうが、逆にポジティブに考えると良い方向へ進んでいくことができるということだ

『ドロくさいけど必ず結果が出る!経営計画のつくりかた』

今回は、「ドロくさいけど必ず結果が出る!経営計画のつくりかた」を読みました。 経営計画は、読むものではなく使うもの 経営計画は、読むものではなく使うものとあり、全社員が毎日のように開き内容を読み込み伝え続けているとあります。 また、何かしら抱えている問題を解決するために計画を立てて行動するための道具と定義されています。 経営計画をしっかり持ち全社員が自分の中にそれぞれ落とし込んでいくからこそ問題を抱えた時に経営計画を見直して計画を立てて行動していくことができるのだなと改め

『君なら勝者になれる』を読んで

私がこの本をぱらぱらとめくったとき、 次の3つの理由から非常に興味が湧いた。 1つ目は、作者であるシブ・ケーラはインド人の成功者であること。 2つ目は、成功に結びつくのは知識や能力ではなく態度であると断言していること(実際にはハーバード大学の研究結果に基づいたものである)。 そして、3つ目は、メモを取るために設けられた余白である。 私は、早速片手に鉛筆を持って本書を読み進めることにした。 「勝者になるための心構えや手順」本書は、7章にわたって「勝者」になるための心構えや

『嫌われる勇気』を読む。

率直な感想 この本は、アドラー哲学について、「青年」と「哲人」の対話によって進んでいく小説のような形で、アドラー心理学を学ぶ本である。 この本を読んでの率直な感想は、 青年の気持ちもわかるし、 哲学者の言っていることもわかるなと、 両社に共感できる部分がありました。 全ての行動は自ら選択したことということは頭では理解できますが、 感情的になっているときや、 予想外なことが起きた時にも冷静な時と同じように頭で正しい選択をし、 行動することは非常に難しいのではないかと思います

『あなたの会社を永続させる方法』

結果を変えるのではない。原因を変える。インド・バンガロールの古川泰加です。 『あなたの会社を永続させる方法 成長戦略~事業承継のすべて』を読んだので、感想を共有します。 タイトルは「会社」を永続させる方法とありましたが、組織にいる「個人」として、いかに「会社」の業績アップなどに関連付けられるかという部分を考えさせられました。 なぜなら今回この本を読んで、特に印象に残ったフレーズをもとに考えてみました。 「原因を変えて結果を変える、結果は直接的には変えられない。 ただしす