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【WSデッキ解説】リソース量で圧倒する門電源転スラ!電源とミュウランで圧縮と盤面を同時に作るデッキ

デッキリスト

以下がデッキリストです。

デッキリスト

はじめに

先日、前環境のトップデッキが軒並み規制されました。転スラはLv.1の門連動、応援、ミュウランの3枚が規制されました。これによって転スラには十分なカードパワーを持つ門連動がなくなり、お手軽で強力な盤面によるミュウランの維持が失われました。規制後の転スラのデッキを見ているとLv.0やLv.1のよく分からない門対応を採用したり諦めて門だけを採用するなどといったデッキが多いように見えます。ミュウランが最大の強みなので8門というアプローチは悪くないと思いましたが、採用しているカードで生み出せるリソース量が少なく動きが窮屈に感じました。なのでデッキ全体のカードパワーを上げ、リソース量を多くとれる構成にしたいと思い、電源を採用したデッキを作ることにしました。当然、門を8枚採用しないことで門を引きづらくなりますが、ためたリソース量を生かして回収する方向性です。

ということで今回はLv.1帯で電源を使ってミュウランを踏み倒し、次のターンからリソースと盤面のアドバンテージを強く確保できるデッキを紹介します。先ほども記載しましたが、このデッキは8門のリペアデッキよりもリソースの確保能力が高いこと、電源をトリガーすることでの上振れがあることなどが強みです。では、デッキの構成などを見ていきましょう。

デッキの構成

まずは、デッキの構成を見ていきます。デッキに含まれるカードの種類や枚数、役割、相性などを詳しく説明します。必要に応じて画像や表などを用いています。

Lv.3

Lv.3には、以下の3種類のカードが入っています。
• ヒール(3枚)

詰め兼回復です。基本は回復役ですが電源がめくれた時に後列へ置いて次のターンにワンショットを狙うプレイもあります。黄色の経験はたまに失敗するのである程度意識しておきましょう。
• 1500パンプ(1枚)

電源がめくれた時の盤面強化です。ミュウランやヒールのベニマルなどのパワーが低いキャラにかけて相手のキャラを割ったり、相手リバース時にダメージを通したりします。
• ドラバス(1枚)

馬鹿吹き枠です。ゲームをひっくり返したい時に使います。アタック以外で打点を通せると嬉しいから採用しています。たぶん登場時に1点バーンのミリムの方がいいはずです。

Lv.2

Lv.2には、以下の4種類のカードが入っています。
• ミュウラン(4枚)

つよいです。山札を圧縮しながら、実質ストックの消費がない状態で10500が出てきます。山札の圧縮と盤面形成を両立できてるスーパーカードです。このデッキの核となるカードであり、Lv.1帯で電源と組み合わせて踏み倒します。相手のキャラを割りながら、次のターンにはストックが増えているので、リソースと盤面のアドバンテージを強く確保できます。ミュウランはこのデッキの最大の強みであり、ちゃんと3面連動していきたいです。

• 1000パンプ(1枚)

手からプレイできる応援です。相手の盤面を割るために必要です。当然ですが電源から出すパターンもあります。ミュウランに2000パンプをかけて、強引に相手のキャラを割ったりします。

• メタ拳(1枚)

相手の早出しキャラからミュウランを守ります。

• ソウル-1拳(1枚)

相手から1ターンをもぎ取るためのカード。制限後は環境全体のワンショット力が下がっているので活躍する機会は増えているはず。

Lv.1

Lv.1には、以下の3種類のカードが入っています。
• 電源連動(4枚)

まずリソースが増えるのが強いです。それに門と電源のどちらのcxをトリガーしても次の動きにつながるため、Lv.1では積極的に連動を狙っていきたいので4枚採用です。電源をトリガーした場合は、ミュウランを出して踏み倒します。これで実質1コストと手札1枚分のアドバンテージです。門をトリガーした場合は、ミュウランの連動を抱えます。電源連動は、このデッキのリソースと盤面のアドバンテージを生み出すカードです。

• ミュウランサーチ(2枚)

サブアタッカーです。1帯で手札に電源がない場合にオカケンから持ってきます。また、ミュウランをサーチできるので、デッキの安定感を上げています。

• ポーション生成リムル(2枚)

回復枠として採用しています。4枚早出しでないのは青色が足りないためです。電源で出したいキャラがリフレッシュに巻き込まれないようにマーカーに入れておくプレイがあります。

• 抗魔の仮面(2枚)

サーチで圧縮できます。電源連動でストックはたまるので使いやすいです。また、抗魔の仮面を使って、ミュウランやヒールなどの必要なカードをサーチできます。抗魔の仮面は、このデッキの圧縮とサーチの両方を担うカードです。

Lv.0

Lv.0には、以下のカードが入っています。
• 疑似リフ(2枚)

ミュウランの連動後に持っていたいカードです。ミュウランの連動で山札を圧縮した後に、上の方でキャンセルすると疑似リフでクライマックスをもどして、強い山を継続します。

• オカケン(3枚)

一般的なオカケンと運用は同じです。先にレベルを上げて1連動を押し付けます。また、オカケンで電源対応やミュウランのサーチなどの必要なカードをサーチできます。このデッキのレベルアップとサーチの両方を担うカードです。

• 3ルック集中(1枚)

ミュウランの連動後にクライマックスを引きにいくカードです。集中として手札を増やすカードとしても見ています。実は登場時に4ルックするようなカードでもいいかもしれないですが、3ルック集中の方がカードパワーが高いと思うのでこちらを入れています。

• 山集中(2枚)

一般的な集中です。500パンプが地味にしみます。3ルック集中より対応力があるのでこちらをメインに採用しています。

• イタズラ好きラミリス(1枚)

ミュウランで盤面を取った後に相手の後列を刈り取るカードです。集中とかを倒して相手の要求を上げたいです。いたずら好きラミリスは、このデッキの盤面の崩しと要求のひき上げを担うカードです。

• 35移動(3枚)

先行1ターン目最強カードです。帰ってくると嬉しいです。他のカードに枚数を回したいのでヴェルドラと合わせて初動5枚です。

• クライマックス入れ替え(1枚)

必須カードです。門が4枚しかないためそこそこ使用するので見失わないようにします。

• 爆発4ルック(1枚)

動きの幅を広げてくれるカードです。手札の不要なクライマックスをストックに置いてそのまま使用したりします。序盤の山札ケアです。ミュウランであふれた手札をストックへ逃がす、詰めでのストック確保、見た目以上に役割が多いです。

• 光景(1枚)

必要なときに持ってくるカードです。ストックを積むだけデッキに対してお仕置きしたいです。0相殺がついているので忘れないように。

• ドキテマ(1枚)

シフトがついてるのでクロックに刺さったら、回収して他のLv.0のキャラを確保できたりします。また基本的にクライマックスを手札に抱えるので不意に上から引きすぎた場合に処理する目的で採用しています。パワーが500しかないのとシフトで回収しやすいので1枚です。

• 抗魔の仮面サーチ(1枚)

3500で相手のキャラを割りに行けるのが偉いです。当然、山札を圧縮できるのも偉いです。

• フカ次郎(1枚)

最後に入れたカードです。元々はドキテマ2枚目だったのですがドキテマにシフトがついていて他の青のキャラでも実質ドキテマになるので枚数をちらしました。手札にクライマックスが溢れたりして山札をひっくり返したい場合に使用します。1周目の山札を削る手段が少ないのでフカ次郎にしました。

デッキの弱点

最後に、デッキの弱点を見ていきます。
このデッキの弱点は、以下のようなものです。
• Lv.1帯でのパワーラインが低いです。相手の1/1/7500に触ることができません。次のターンにミュウランで上手く切り返したいです。
• 1週目の山管理が弱いです。1対応で強引に山札を削ったりができません。クライマックスを引きすぎた場合などのリカバリーが難しいです。フカ次郎でなんとかしたいです。
• ミュウランよりもパワーが高いキャラの対処です。例はときのそらです。点数は通らないし、ミュウランよりも基礎的なパワーが高いため対処が難しいです。理論上は無限にダイレクトアタックをキャンセルして、なんとかなるはずなのですが。ドラバスや光景でゲームをひっくり返しながらダメージを通したりして勝ちに行きます。

まとめ

以上が、ミュウランで圧倒する電源デッキの解説記事でした。このデッキは、Lv.1帯で電源とミュウランの連動でリソースと盤面のアドバンテージを強く確保できることや、電源での上振れがあることなどが魅力です。このデッキを使って、相手を圧倒してみませんか?

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