宵野光さん(@Julius_Li)から共同生活中に受けた被害・補足

 宵野光さんが引っ越しの際、未払い家賃を慰謝料と呼んだ経緯について説明しておきます。
 具体的な話となるため少々煩雑になります。


前提

・記事内においてわかりやすく「家賃」と表記しますが、この「家賃」にはすべて光熱費やインフラ代を含みます
・2020年4月から、筆者の妹が療養のため3LDKの家に滞在していた
(部屋は余っており、宵野光さんと相談し、合意を頂いた上で決まったことでした。詳細は家庭内の事情となるため割愛します)
・妹は2019年12月頃にも3週間ほど滞在しており、そこで問題がなかったことを確認した上での滞在であり、宵野光さんと筆者の妹の間に不和はなかった



【2020年6月上旬】

・宵野光さんから(本当は直前までなにも言わずいきなり出て行こうと思っていたが、)今月末か来月に出て行きます」と文面上で伝えられる

・私見だが、対等な共同生活において「出て行く」というのは無責任であると思う。生活の責任・当事者意識が対等なものならば、「出て行く」ではなく「共同生活の解消(の提案)」となるはず
・宵野光さんは以前にも何度か「出て行く」と突発的に言ったことがあったが、「共同生活の解消」を提案したことは一度としてなかった。そのため、このときも「共同生活の解消」ではなく「出て行く」としたことに、筆者の妹がいたか否かは関係がない
・こうした点からも宵野光さんの共同生活に対する責任感・当事者意識の無さが窺える

・対面で改めて話し合いを行い、9月中に宵野光さんが引っ越すことに決定
・このとき、引っ越しの日が決まったら教えてくれるようお願いした
・残り3ヶ月ほど、短い間ですがよろしくお願いしますと挨拶し、話し合いは終わった


・この頃は宵野光さんと家の中で顔を合わせること自体少なかったため、密着や接触などはほとんどなかった
・しかし、話し合いが険悪なものではなかったためか、その直後からまた宵野光さんの身体的接触が激しくなった
・もちろん前述した「2日以上入浴していないときは密着しないで」という約束も守られなかった
・前述の筆者の妹がいる前でも構わずべたべたされた


・宵野光さんの中では今も筆者が宵野光さんに好意を持っていることになっているのだなと思い、宵野光さんの「出て行きます」という文面に対する返事に「既に私は宵野光さんを親しく思う気持ちはまったくなく、今後仲良くしたいとも思っていません」と書く
(これまでの生活の中で好意がなくとも通常通り接していたように、同様の対応は生活の終わりまで続けるとも伝えた)

・それまで毎日リビングでべたべたしていたが、恐らくその文面を確認した時から、宵野光さんは家では自室に引きこもるようになり、家の中で顔を合わせることがなくなった

6月から9月までの間も毎月家賃が未払いだったため、事務的に必要な確認や質問はLINE上で行った
・宵野光さんが出て行くまでの3ヶ月の間、洗濯、共用スペースの管理は10割筆者が行っていた



2020年9月(3か月後)】

・引っ越し予定月である9月に入るも、引っ越しの日取りについての連絡が一切ない
・未払い家賃も残っていた

・物の受け渡しをする際に見た宵野光さんの自室は足の踏み場もないほどゴミで乱雑になっており、本当に引っ越しするのかとても不安だった
・これまでの3年間、すべての事について筆者から「どうなっていますか」と確認させられてきたことに限界を感じていたため、筆者から確認するのは嫌だった



【9月7日(月)】

・引っ越し資金を援助した宵野光さんの父親へ電話したところ、「既にお金は貸したので近々引っ越すだろう」と言われる
・この話を聞き、最後の必要最低限の連絡すら行わない宵野光さんに呆れ果て、「必要な連絡すら行わないのなら、繋がっていたくないし、繋がっている必要もないのでブロックします」とLINEで送り、ブロックする



【9月8日(火)】

・筆者の自室のドアに宵野光さんからの手紙が貼りつけてあった
・手紙によると「9月13日に引っ越す予定
・「これまでの共同生活において購入した、すべての共用物の購入費の半額を返して欲しい」とのこと

・宵野光さんの「出て行く」とは「共同生活の放棄」
・宵野光さんは引っ越し日を伝える気はなく、筆者が動かなければ当日無言で出て行くつもりだった
・「共用物の購入費の半額」について、宵野光さんから具体的な金額の提示はなかった

・以上の理由から請求は正当なものではないと判断し、返金はしないと返事をした



【9月13日(日)】

・宵野光さんの引っ越し日

・引越のあと、また筆者の自室に手紙が貼りつけられていた
・未払い家賃と、解約時に返還されるガス契約の保証金を計算した式が手紙に書かれており、その金額の現金も入っていた

・手紙には「家賃(光熱費含む)の分担に不満があった。額はもっと低くなるべきだったが、差額はこれまで筆者へ迷惑をかけた慰謝料として渡す」と書かれていた

・筆者と宵野光さんが出していた家賃は同額
・金額は話し合いをし、互いに了承の上で決定していた


・不満の内容は、筆者の妹が療養のために滞在を始めた前後で宵野光さんの負担家賃が変わらなかったことについて
・妹は増えた食費と光熱費分ほどの家賃のみを払っていた
・妹が来たあとに、家賃・光熱費の分担を決め直す話し合いをした
・宵野光さんが手紙で挙げた分担方法も話し合いで筆者が候補に挙げていたが、そのとき宵野光さんから「それにしたい」という意見は全くなかった
・話し合いの上で決まった分担であり、その後にも「生活についてなにか問題はないか、不満はないか」といった確認は何度かしていたが、宵野光さんから不満だという話は一度も出なかった



◆「慰謝料」話まとめ

 宵野光さんにとっては他人である筆者の妹の居候を受け入れてくれたこと、妹のみ(療養中であったため)居候扱いとして家賃負担が少なかったこと、筆者と宵野光さんの家賃の額は前後で変更しなかったこと、それらは宵野光さんの好意によるものです。
 最終的に宵野光さんが「不満だった」と主張されることに異論はありません。

 ですが、引っ越し当日になって「不満だった。家賃・光熱費は3人同額にして自身の負担額は少なくなるべきだった」と一方的に手紙で突き付けるのではなく、もっと早くに「提案」できる機会は作ってきたつもりです。


 そうした「提案」が一切なかったことから、共用物の半額の返還も、家賃の金額の不満についても、真っ当な要求ではなく、「自身は不当に扱われていた」「筆者は酷い人だった」という結論を得たかっただけであるように感じました。
 説明した内容で「慰謝料を払った」とするのは、あまりにもこじつけ過ぎると思います。



◆終わりに

 引っ越しの後も服などの細々とした荷物が置きっぱなしだったり、一か月後に本棚を粗大ゴミに出すための解体に家を訪れたり、宵野光さんのフォロワーからのプレゼントが家に届いたり、全然「終わった」という感じがせず消耗することが続きました。
 本棚を解体に来るまでの一か月の間、家のそこかしこに残された宵野光さんの私物や冷蔵庫の中の賞味期限の切れた食べ残しを集めたり捨てたりしながら、「こういう小さな子供の母親のような後始末をさせられ続けたのが本当に嫌だったな」と改めてしみじみ思いました。


 というわけで、「慰謝料を払ったのに」、「正当な慰謝料だった」といった主張を避けるため、詳細を説明いたしました。
 本記事より多少実際の雰囲気が伝わったのではないかと思うのですが、万事このような調子だったので本当に疲れました。

 補足まで読んでくださりありがとうございました。

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