不協和音を恐れるな!
こんにちは、コードワークラボの田端です。
今回は「不協和音を恐れるな!」というタイトルでお届けします。
この記事では、音楽理論的な論点も含まれていますが、理論に精通してない方でも読んでいただける内容になっています、また、以下のような方におすすめです。
・作曲や編曲をされる方
→ 特に曲づくりの引き出しを増やしたい方、視野を広げたい方ににおすすめです!
興味があればぜひ最後までご覧ください!
①不協和音とは?
不協和音という言葉の定義は曖昧なところがありますが、広義的には、
「耳障りな和音。違和感を感じる響きの和音。」
といったくらいの感じでしょう。
その不協和音の話の中でよく議論されるのが「半音違いの音」です。使われる状況にもよるのですが、一般的には「半音違いの2音は強い不協和音を作る」と認識されています。(音がぶつかる、と表現されることもありますね。)
例えば、線路の踏切の警報音は、FとF#の2音を鳴らしているものがあったりします。これはおそらく、不協和音の響きから、通行人の危機感を煽る効果を狙ったものでしょう。
では、ギターコードの構成音に、こういった半音違いの音を含むものは使えないのでしょうか?
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