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十条要のこと

あんスタMusicをプレイしはじめて55日が経過しました。

これはあんスタMusicをプレイし始めて5日目、メインストーリーを読んでないにも関わらず「歯がギザギザ」という理由で特効テーマスカウトから礼瀬マヨイを引きずり出した当時の自分のツイートですね。
何が基本回しませんだこの大嘘つきがよと声を荒らげて引っ叩きたくなります。


『Crazy:BのHiMERU』

今回の本題に入ります。
昨日Youtube『あんスタチャンネル』で公開されたこちらの動画を拝見いたしました。

これまでの約50日というプレイ期間の中で『Crazy:BのHiMERU』という人物に精神を破壊され文字通り食事が喉を通らくなった8月のことを思い出していました。

メインストーリー第一部 履修前

区別のつかない男

音ゲー部分だけをひたすら遊び倒していた8月の頭、あんスタのオタク友人に『!!』から追加されたグループのメンバーをまだ覚えられていないという話をしました。

特に『Crazy:B』の『HiMERU』と『ALKALOID』の『風早巽』が混ざっていて、ストーリーを一切知らなかったためどちらがどちらのユニットに所属しているのかあやふやで、プレイ初日から名前と顔の区別がつかない状態でした。後日両名の★5を獲得したため、そのタイミングで流石に名前と見た目、所属ユニットを記憶します。

ラッキーバニーとの出会い

Crazy:Bのアルバム発売記念に★5確定スカウトの開催があり、それを引いたところ天城兄だけ1枚も出てこなかったので若干キレ気味です。
★5[ラッキーバニー]HiMERUを引いた際にこのカードの事を全く知らない&調べなかったので何の感動もなかったのですが、4日後に後頭部を殴られるような事態が発生しました。

率直に申し上げて衣装デザインが意味不明すぎてたいへん好みでした。男のバニー衣装とかいうクソニッチな需要をあてがわれる『Crazy:BのHiMERU』というキャラクターは、きっとものすごくセクシー系のお兄さんなんだろうなと空想しました。
このエッチ衣装が手に入ったため「いい加減メインストーリーを読まなければならない」とDouble Faceクライベを走りながら考え始めます。

メインストーリー第一部 履修

8月11日  前半戦

DFクライベが終了しましたので、メインストーリー第一部を一章から読み始めました。気付いたことをツイートしはじめます。

上記ツイートのあと、友人から「地獄へようこそ」というリプライと共に「追憶~」というタイトルのイベントストーリーページのSSが送られてきます。自分はPTSDで手が震えました。
さらに別の友人から「メインストーリー第一部を読み終わったら画面共有で見せたいイベストがある」と言われ、それが同じ追憶のイベストであることが判明しました。どれだけ読ませたいんだ苦しめたいんだとまだ物語半ばであるにも関わらずそちらが気になって落ち着きを失いはじめます。
この時メインストーリー第一部の進捗は116/226話でした。

8月12日  後半戦

第一部の残り110話を読破し、HiMERUと風早巽のイベストを読むことを目標にしながら朝はやくに起床しました。

このあたりで風早巽が過去に起こした"革命"にHiMERUが関係していることを知り、革命の内容まで説明はありませんでしたが過去に天祥院がやったことをよく覚えていたので、あんスタなら人が死んでもおかしくないからなと思い始めます。
"やんちゃ"(巽談)という表現があまりにも広義なため、とても苦しみます。

終盤間近のなっっっげえ話術サイドで天城兄が色々と説明してくれるパートに入り、HiMERUという人物がふたりいること、本体と呼ばれる方は入院中などぽろぽろと情報を与えられるようになりました。え、傷害事件ですか?
それから10時間ほどかけてメインストーリー第一部を読破しました。
エンドロールを眺めている時間は感無量でしたが、自分にはやるべきことがありました。

『追憶*遊色が奏でるオブリガート』読了

画面共有デーと言ってた友人がVALORANT中で、さっさと読みたかったのでダイヤを砕きました。有償通貨は買えばなんぼでも手に入るのがいいですね。
2時間くらいかけて読み終えましたが、初っ端から暴力描写があったので普通にオエッとなりました。アイドルの顔を殴るんじゃないよ。天祥院の革命だって直接的な暴力はなかったよなあと記憶の引き出しをひっくり返すなどして、感情を中和させながら読み進めました。
こちらの追憶はかなりショッキングな内容でしたね。現代の時間軸において他の追憶にある"救い"がなさすぎたので。やっぱり追憶って健康状態のいい時じゃないと読んじゃだめなんだなと改めて思いました。

『俺』と要

メインストーリー第一部の終盤で、Crazy:BがだめになってもHiMERUはソロで「アイドルを続ける」ことに拘りがあるように見受けられましたが理由は語られていなかったので、それを知れたという点ではとてもいいストーリーでした。『十条要の天罰』というサブタイ見た時に白目剥きそうになってこのまま寝たろかなと思ったんですが我慢して読んでよかったです。後味が悪過ぎる点を除けば。

十条要はたしかに要領が悪いところもあるけど糾弾されるほどのことはしてなくて、暴力の前に道を閉ざされてしまったのは十条要だけで、十条要だけはまだ救われていなくて、どうして十条要にはいまだに救いがないんでしょうね。まあ設定的に無理っていうのはわかってるんですけど。
『俺』は十条要がまたアイドルに戻れるように居場所を守ってるみたいなこと言ってたんですけど『Crazy:BのHiMERU』と十条要はどう考えても能力の差が歴然なので、本当にその方向で『俺』は努力してていいんですかと、復帰した十条要がギャップに苦しんだりすることを想定した上でそうしてるんですかと不安になりました。
十条要が風早巽になりたくてなりたくて、でもなれないからひとつになりたくて、たくさん悩んで考えてああなってしまったことを理解しててそういうことするなら本当に許さないからなお前。HiMERUのことを世界一愛してるって言いながら『俺』ってめちゃくちゃ怖い人間じゃないですか。
メインストーリーは第一部しか読んでないんですけど『Crazy:BのHiMERU』はほんとうに十条要が復帰したとき、そのポジションを後腐れなく譲れるんですか?とか考えてしまって嫌になります。
『俺』は、Crazy:BのHiMERUはグループにとって必要不可欠というのも理解しているので『俺』に退場してほしくないんですよね。困ったなあ。

風早巽

メインストーリー読む前に風早巽が聖職者というのを知って「絶対サイコパスじゃん」と思っていたのですが、追憶では想像の斜め上をいく教祖だったので引きすぎて椅子から落ちました。
メインストーリー読んでる時に友人からもらったリプライ「地獄へようこそ」が彼のセリフだったことには本当に驚きました。
こいつまじでサイコパスだなと思って、それから見る目が変わってしまいました。人心掌握に長けている人間が一番怖いので、作中で一番こわいアイドルだと思っています。いちばん手段を選ばなさそう。悪意なく。

要と巽

このゲーム始めてからイベントメモリアルコインを欠かさず上限まで交換しており、先日やっとオブリガートの★5HiMERUと風早巽を交換できました。
十条要のことが好きすぎて好きすぎてオブリガートの物語の中でしか会えないことが苦しくてたまらなかったので、これからはずっとHOMEに存在し続けてもらうことにします。
この姿を見ているだけでヴッとなってしまうのはちょっと異常な気もしますけど結構まじで感情移入しすぎてしんどいストーリーだったので、せめてこの場所でだけでも彼の笑顔を眺められたらいいなと思います。オブリガートはこれまで5回読み直して吐き気をもよおしたり、身体への影響があったのでやっと楽になれました。

スカウトの『ロマンチック?デイト』とかメインストーリー1.5部以降を読んでないので、読んだらまた感じ方も変わるのかもしれないですね。そこに十条要は出てこないんでしょうけれど。

TGS行かないといけないのでこのへんで。
気が向いたら読み直して誤字とか直します。

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