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MEGALOVANIA(LUN)でバトルスコアを9,999,999点ピッタリ取りたい

皆さんこんにちは。
奏坂学園バトルスコア学科特進コースのつばめゃんがです。


今回はまじめな記事なので早速本題に入っていきます。

内容としては表題の通りです。

つまり、

これを再現したいという。

最近バトルスコアの厳密な算出方法を履修したのでその力試しも兼ねています。


目的

MEGALOVANIAのLUNATIC譜面を鍵盤理論値で完走することでバトルスコアが9,999,999点になるようなデッキを発見する


条件

・BREAK,HIT,MISSが全て0で完走
・FULL BELLはしなくてもよい
・被弾数も自由
・ノーダメ・まんたん系スキルのために狙ったタイミングで被弾してよい
・同様に、まんたん系スキルのHP調整のためにわざとBELLを避けてよい


方法

①バトルノーツ総数とバトルノーツ内訳を調査
②9,999,999点を取れるデッキを探す


組み合わせは膨大なので1つくらいは適正デッキが見つかるんじゃないかと踏んでいます。


※忙しい方は【調査3】から読んでもらえたら大体分かります。



バトルスコアの計算方法についておさらい


バトルスコアの計算方法について触れておきます。

1ノーツごとのバトルスコアは次のように算出されます。


攻撃力 × スキル × 相性 × バトルノーツ × 判定 × (199 + 敵レベル) × 難易度 × 100 ÷ 3 ÷ バトルノーツ総数 (小数点以下は繰上げ)


基本的に上の式を使って各ノーツ1つごとのバトルスコアを計算
→ノーツの数だけ乗算
という流れで総バトルスコアを算出します。


各変数について説明していきます。


①攻撃力
カードに書いてある攻撃力です。
MuF超解花なら327、DDA超解花なら340です。


②スキル
スキルによる攻撃力補正です。

アタック21なら1.21、親密度1000のDDA超解花なら1.27を代入します。

なお、カード自身のスキルのほかにDDFなどのブーストによる補正も乗る場合、乗算ではなく加算で計算することに留意が必要です。

つまり、アタック21のカードにDDF超解花のブースト(ブースト+22)が乗る場合、1.21×1.22ではなく、1.43として代入します。

(これ自分も最近まで勘違いしておりまして、これまで知ったかぶりの知識を周りに伝えており恥ずかしい限りです)


③相性
属性の相性です。
有利なら1.1、同属性なら1.0、不利なら0.9を代入します。
セツナのカードのうち、全属性に弱点攻撃ができるものは相手の属性にかかわらず1.1です。
(忘れましたが弱点攻撃を持ってないセツナがあった気がします。)


④バトルノーツ
ノーツの種類ごとにかかる補正です。

ホールドはダメージが少ない、フリックはダメージが多いというのはここの値に差があることに起因しています。

ノーツの種類に応じて次の値を代入します。

TAP 1.0
HOLD 0.5
SIDE TAP 2.0
SIDE HOLD 1.0
FLICK 5.0


⑤判定

ノーツの判定に応じて次の値を代入します。
今回は鍵盤理論値という縛りで計算しますので1.0で固定です。

CRITICAL BREAK 1.0
BREAK 0.9
HIT 0.2
MISS 0


⑥敵レベル
対戦相手のレベルです。(今回の譜面はLv1)


⑦難易度
難易度に応じて次の値を代入します。(今回は1.25)

LUNATIC 1.25
MASTER 1.20
EXPPERT 1.15
ADVANCED 1.05
BASIC 1.00


⑧バトルノーツ総数

上述のバトルノーツの総数です。
例えば、We Gonna PartyのEXPERT譜面は総ノーツ数は486ですがバトルノーツ総数は645です。


つまり、譜面全体で各ノーツがいくつ含まれるかカウントし、バトルノーツ換算したものの総和がバトルノーツ総数です。



今回のMEGALOVANIAはまだバトルノーツのカウントができてないので、バトルノーツの内訳と総数を計算するところから着手します。




MEGALOVANIA(LUN)のバトルノーツを調査


バトルノーツ総数を計算

バトルノーツ内訳を計算する前に、バトルノーツ総数を先に求める方が楽です。

これはYouTubeに上がっているプレイ動画を参考にするとよいでしょう。



こちらの動画を参考にさせていただきます。
いつもありがとうございます。


動画で使われているデッキはこちら


このデッキで1ノーツ目のTAPを叩いた時にもらえるバトルスコアを見てみます。

1ノーツ目



12,378点もらっています。
ここから計算をしていきます。

攻撃力、スキル等はわかっているので、TAP1つでバトルスコアを12,378点もらえるようなバトルノーツ総数を逆引きしていきます。

計算用のスプレッドシートを自作しているのでそれを活用していきます。



計算の結果、バトルノーツ総数は726.5であるとわかりました。
(ホールド1つのバトルノーツが0.5なので、バトルノーツ総数は0.5刻みになることに注意してください。)

譜面によってはバトルノーツ総数を0.5変えても計算結果が変化しないことがあるので、±0.5も確認して間違いがないことを確認しましょう。



バトルノーツ内訳をカウント

バトルノーツ総数を計算出来たら、バトルノーツの内訳をカウントしていきます。


色々工夫はできるかと思いますが、私の場合は

①TAP・SIDE TAP・FLICKの数を自分でカウント
②総ノーツ数とバトルノーツ総数が実際と一致するようなSIDE HOLDとHOLDの数を計算

としています。


①TAP・SIDE TAP・FLICKの数を自分でカウント

FLICKは1回で2,3本付いていることがあるので注意です。

数えました。

TAP 73個
SIDE TAP 5個
FLICK 28個

ちなみにTAPは計測ミスがあっても大丈夫です。
なんなら計測しなくて大丈夫です。

TAPもSIDE HOLDもバトルノーツが1.0なのでこの後の調整によってバトルノーツ総数には影響が出ません。


②総ノーツ数とバトルノーツ総数が実際と一致するようなSIDE HOLDとHOLDの数を計算

自作のシートを使って総ノーツ数が1103、バトルノーツ総数が726.5になるようなノーツ内訳を求めます。


求めました。


TAP 73個
HOLD 987個
SIDE TAP 5個
SIDE HOLD 10個
FLICK 28個


というわけでバトルノーツ総数とバトルノーツ内訳を入手できたので、デッキの選定に移ります。


そもそもなんでここまで細かく調べているかと言いますと、小数点切り上げの都合上細かく計算しないと正確なバトルスコアが出ないためです。


これは例えですが、TAP(バトルノーツ1.0)とFLICK(バトルノーツ5.0)のバトルスコアが丁度5倍だったら話も早いんですけど、2,3点誤差が出ることが多いです。


よって、今回のように1点単位で細かく計算したい場合はバトルノーツ内訳まで調べることが必須ですね。




デッキを探します


やっと本題に入れますね。
デッキの選定に移ります。

とはいっても望んだバトルスコアからデッキを逆算する作業は初めてなので試し試しに色々模索しながら進めます。


【調査1】 同じ攻撃力・スキルのカード3枚でいけないか

9,999,999は3の倍数ですので、うまいこと1枚当たりのバトルスコアが3,333,333点になるカードはないかと考えました。


が、結論としては、ありませんでした。
これは小数点切り上げの都合ですね。

カード1枚当たりの攻撃力×スキル×相性の値が399.981の時、合計バトルスコアが9,999,546点になるのですが、
399.982になったとたん10,002,855まで跳ね上がってしまいます。

小数第4位を刻んでもダメそうだったのでこの案は没ですね。



【調査2】アタック3枚

色々考えたんですが、効率的な方法があまり思いつかない

もう手当たり次第に使えそうなカードをシートに3枚分入力して9,999,999が出力されるのを祈ります。

作戦としては、

デッキのうち2枚をDDA草完凸×2で固定して、残り1枚の攻撃力・スキル補正・相性を色々入れ替えていきます。

これで見つからなければDDA草完凸+DDA水完凸で固定というふうに少しずつ固定部分の火力を下げていく作戦です。

一旦はアタックのスキル3枚でやってみます。


というわけで一晩かけて色々と計算してみました。

結論としては無理そうでした。

色々カードを変えてみても9,999,999はできなかったです。


最も近かったのは10,000,005ですね。
誤差は6点。


一応見つかったデッキの1つを紹介しておきますと、

①LEAF属性のDDA(超解花済みで親密度1000)
②AQUA属性のSSR(超解花済み)でアタック18のカード
③LEAF属性のSRでアタック12のカード(Lvを66に調整)

この3枚です。


①LEAF属性のDDA(超解花済みで親密度1000)

これはセツナでも大丈夫です。
自分は楓と椿を超解花しているのでこのどちらかです。


②AQUA属性のSSR(超解花済み)でアタック18のカード

これの超解花
(被弾ダメージ増加が付いており使いたくはない)
これの超解花
(ランキング報酬なので100人しか使えない)


③LEAF属性のSRでアタック12のカード(Lvを66に調整)

冬チャプターで購入できます。どのキャラも性能は同じ




ここまで計算をした発見としまして、攻撃力やスキルを変えても計算結果が同じになることが多いということです。

10,000,005になるパターンは他にもいくつか見つかっています。

アタック3枚だけだと切り上げやノーツ数の都合で似た結果に行き着くということでしょう。


つまり、もう少し細かくバトルスコアを調整できるような工夫がないとこれ以上は肉薄できそうにないです。


よって、ここからはノーダメ・まんたん系のスキルを使って被弾タイミングを調整することによって、より細かいバトルスコアの調節を狙います。

ひとまず、まんたん系はライフの回復量などを考えるのが厄介なのでノーダメスキルに的を絞りましょう。


ノーダメスキルなら、最初の被弾箇所を決めるだけでバトルスコアが確定できます。

ひとまずダメージを受けるまでのノーツの数とノーダメスキルの上昇%を入力するだけでバトルスコアを算出できるようシートを改良しました。



一通りカード一覧を物色し、注目したカードは次の3種です。


同じ効果のカードが曲のジャケット5人分あるので全属性対応できます。


こちらも同様に全属性完備


これもマチポケ全員分あるので全属性完備


ノーダメ系のスキルであることはもちろんですが、ノーダメ時の攻撃力上昇%が3,4と低めであるということにも注目です。

初被弾タイミングを細かく調整することで、より細かい微調整ができる狙いがあります。

というわけでこの3種について計算をしてみようと思います。



【調査3】STARRED HEART (SR)

この章では、上に挙げた3枚のカードのうちSTARRED HEARTの計算結果を紹介します。


先に結論を申し上げますと、
このカードを使って9,999,999点を取れるデッキが見つかりました。


また、今回9,999,999±10点以内を取れるデッキは見つけた限り全てメモを残してあるので、別の記事に補遺としてまとめておきました。

約2,000パターンの組み合わせを計算したのですが、その内38パターンが±10に収まっています。

頑張ったので興味のある方は覗いてください。
そして実際に使ってみてください。



そして今回見つけた9,999,999点を取れるデッキは次の通りです。


少し解説します。


・被弾タイミングに関して

69小節で以下のように動く必要があります。
(被弾が1拍早いと9,999,345点、遅いと10,000,653点になります。)


被弾位置としては比較的やりやすい方なのかなと思います。


参考になるか分かりませんが、
372コンボのタイミングで3,252,029点
375コンボのタイミングで3,279,349点なら正しく被弾できています。



・デッキに関して

LEAF属性・攻撃力322・アタック14のカードが2枚必要ですが、調べた限りでは3種しか該当するカードはありませんでした。


上に挙げたアーマー柚子、スラッシュ椿、そして下に貼ったスラッシュ柚子です。
(過去のコラボカードは未調査なのでもし他にあれば教えてください。)

スラッシュ柚子


この3枚のいずれにしてもLv70かつ超解花しないことが必須です。

私はアーマー柚子とスラッシュ椿を既に超解花してしまっているためこの時点で再現不可能。ドボンです。


アーマー柚子とスラッシュ柚子はガチャプリント産なので今からでも入手できますが、スラッシュ椿は昔のシルバージュエルイベントのカードですので、持っている人は多くないでしょう。

そもそもSTERRED HEARTのカード自体昔のグッズキャンペーン限定のものなので古のオンゲキ勢でないと完成させられないデッキであることは確かですね。


そしてデッキが組めたとしても、このデッキには回数制限があります。
というのもSRカードの指定レベルがLv69。あまり失敗しすぎるとそのうち経験値が入って自然とLv70に強化されてしまいます。

その上、このSTARRED HEARTのカードはあかり・莉玖・有栖・つむぎ・楓の5人分しかないのでLEAFのカードは楓1枚のみ。


よりにもよって色々と難易度の高いデッキになってしまいました。トホホ。



というわけで私はできませんが皆さんの9,999,999点達成報告待ってます。
私も新規カードが出て新たに組めるようになったら挑戦します。


今なら全国バトルスコアランキングに9,999,999を載せることもできますよ。





私が現時点で9,999,999点取れるデッキは見つからなかったわけなんですが、
代わりに9,999,998点を取ってみました。
(自分の計算に間違いがないことを確認する意味が大きいですが)


使ったのはこのデッキ。
被弾タイミング等は補遺に載せてます。

このセツナのためだけにSSRスタチケ(プロモーション)を4枚も使いました。
CD買ってて良かった



動画を撮ってたのでYouTubeにアップしています。


計算通りのバトルスコアが出ると気持ちいいね。




【まとめ】今後の展望

まだ調査の進めようはあります。

が、疲れたので一旦ここで調査は終了にします。

STARRED HEARTの調査だけでも20時間ほど費やしているので許してください。

続きはまた気が向いたら進めます。

ここで一度まとめておきましょう。


【まとめ1】今回計算した範囲

・アタック3枚デッキ
主にDDA(超解花+親密度1000)や攻撃力327のSSRで計算
→10,000,005以上近づけず(アタック3枚の限界か)

・アタック2枚+STARRED HEARTのSR
アタック2枚に採用したものは次の通り
 ①DDA(超解花+親密度1000のみ計算)
 ②攻撃力327のSSR(アタック14~21まで計算)
 ③攻撃力322のSSR(アタック12~19まで計算)
 ④攻撃力317のSSR(アタック12~15まで計算)



上記の範囲で全カード全属性の組み合わせを調査済み。
被弾タイミングに関しては、76小節1拍目までに被弾する想定での計算で実施しています。



【まとめ2】今後進展が見込める範囲

①アタック3枚デッキ
アタック3枚で挑むなら細かく調整できる以下のカードがどちらか必須級と思われます。

加えてSSRカードのレベル調整も視野に入れる必要があるでしょう。


②アタック2枚+STARRED HEARTのSR

・SSRカードのレベル調整
今回はLv70の計算しかしていません。

・DDAの凸数及び親密度調整
特に補正値を親密度で0.25刻みで調整できるセラフィムアタックは魅力的です。

・ボスアタック系の採用
今回はボスWAVEが極端に遅い譜面のため検討を見送りました。
この性質上、通常のボスアタックでは攻撃力が不足するパターンが多いでしょう。

ボスWAVE系統のスキルを採用するなら、アタック+15(ボスアタック+3)のようにボスWAVE前も火力を出せるスキルにするか、先制スキルにするなどの選択肢も必要です。



あとがき

我ながらよく頑張りました。

頑張ったので拡散してくださるとありがたいです。

普段小さいアカウントに閉じこもっているため、こういう時に自分の頑張りがあまり広がらず歯がゆく感じがちなので。


もしこの記事に関連することで質問があったらXで聞いてください。


これを機に「バトルスコア調整界隈」的なの発足したりしないかな。
是非とも今回得た知識を提供したいです。


よろしくお願いします。








最後にもう一つだけ。


ナビボイスを楓さんに設定して敵レベルの高い譜面を選ぶと「強敵です。注意してください」って教えてくれるんですけど、プレイ開始を押すタイミングを上手く調節すると「強敵です。ちゅ」になります。


九條楓、ちゅ♡




終わりです。

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