寺澤 彩(Pちゃん)

100年、200年先のミャンマーの平和を人々と共創しています。

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最近の記事

SIBIPのソーシャルインパクト

SIBIPの応募者のビジネスアイディアだけではなく、国境周辺地域を往来していると思いがけず多様な社会性のあるビジネスに遭遇します。 ソーシャルビジネスやソーシャルインパクトという言葉を使わずとも、社会企業とうたわずとも、人や地球、自分と繋がる誰かや何かを想い、行われている取り引き(ビジネス、収益活動)があります。 そんな取引に触れるたびに心が温かくなります。 「SIBIPが支援するソーシャルビジネスやソーシャルアントレプレナーの『ソーシャル(社会性)』は具体的に決まってい

    • 2025SIBIPに37件の応募がありました!

      タイとミャンマー国境周辺地域のコミュニティの課題解決を目的とした社会起業家を支援するプログラム、2025 Social Impact at Borders Incubation Program (SIBIP)の参加者募集を11月16日をもって締め切りました。 なんと37件の応募がありました! シャン州、カレンニー州、モン州、チェンマイ県、メーホンソン県、ターク県と本当に様々な地域からご応募頂きました。 国境周辺地域に特化したインキュベーションプログラムというはじめての試み

      • カレンニー州の若者のソーシャルビジネスアイディア発表会

        ミャンマーのカレンニー州のYouth Academy CollegeのSocial Entrepreneurshipの科目を受講している学生さんたちが、わたしに向けて特別に事業アイディアを英語でプレゼンしてくれました! コロナやクーデターで学校が封鎖され、教育の機会がなくなった若者たちに教育の機会を!とカレンニー州の若者たちが創ったYouth Academy College (YAC)。 YACを立ち上げた若者たちが、すでに素晴らしいソーシャルアントレプレナーです。 その

        • 社会起業家トレーニング@難民キャンプ

          ミャンマーとの国境付近のタイ側にある9つの難民キャンプのうち、1つのキャンプの方々に向けてソーシャルアントレプレナーシップのトレーニングを実施しました。 (難民キャンプの背景や状況について知りたい方は「忘れられた難民」-タイにおけるミャンマー難民の現状-国際人権ひろば No.72(2007年03月発行号)がお勧めです。) 1980年代にキャンプが設置されて以来、数々のトレーニングを国連機関や国際NGOが提供してきましたが、ビジネス系のトレーニングは史上初。さらにキャンプ委員

          人の可能性と尊厳を信じる、ヒューマニタリアンプログラムだと思う

          タイとミャンマーの国境周辺地域の社会起業家を応援するプログラム、Social Impact at Borders Incubation Program(SIBIP)の募集開始から10日がたち、メーソットから2件、チェンマイから2件、ロイコーから1件の応募がありました! プログラム作って広報しておきながら「うわっ応募きた!!」と、自分が一番驚いております。  本当にうれしいです(泣) もっと多くの若者に応募してもらいたい…  きっとビジネスプランをどう作ったらいいのか分から

          人の可能性と尊厳を信じる、ヒューマニタリアンプログラムだと思う

          SIBIPの投稿が60回以上シェアされました!

          こんにちは。Transformative Borders Internationalの彩です。 10月17日に募集を開始したタイ・ミャンマーの国境周辺地域の社会起業家を支援する2025 Social Impact at Borders Incubation Program(SIBIP)のFacebookの投稿が、10月26日現在、60回以上シェアされました。 これまで1年半かけて築いてきた国境周辺地域で活動する友人や支援団体が投稿の拡散に協力してくれた結果です。とてもあり

          SIBIPの投稿が60回以上シェアされました!

          2025 Social Impact at Borders Incubation Program (SIBIP)の募集を開始しました!

          10月17日、タイとミャンマー国境周辺地域のコミュニティの課題解決を目的とした社会起業家を支援するプログラム、2025 Social Impact at Borders Incubation Program (SIBIP)の参加者募集を開始しました! これまで1年半かけて現地調査、人脈形成、事業立案と動いてきましたが、ついに想いがひとつ形になり、始動しました。 詳細は下記をご覧ください。 2025 SIBIP ウェブサイト Transformative Borders I

          2025 Social Impact at Borders Incubation Program (SIBIP)の募集を開始しました!

          洪水による被害への支援をお願いします

          2020年の新型コロナウイルス、2021年のクーデターから現在まで続く連邦制と民主化を達成する為の革命(国内避難民数340万人以上)の真っ只中、先週アジアに大きな被害をもたらした台風による影響でミャンマー全土が洪水被害に見舞われ、国連人道問題調整事務所(OCHA)によると既に200人が亡くなり63万人以上が被災しています。(9月19日現在) 空爆や戦闘から逃れ、国内避難民となった一般市民の方々が、洪水によってまた別の場所へ移動することが余儀なくされたということも耳にしました

          洪水による被害への支援をお願いします

          活動の意義とファンドレイジング

          国境周辺地域(少数民族地域)の経済開発に資する起業家育成・支援プラットフォームTransformative Borders Internationalについて想いをまとめました。 ――― 先月タイとミャンマーの国境付近を来訪されたミャンマー議連の石橋議員によると現在、緊急で必要な支援は、以下です。 (石橋議員のFacebookの報告投稿より抜粋) ①緊急人道支援(食糧、衛生用品・医薬品等の供給)の継続・拡大 ②IDPキャンプでの自立・自活に向けた支援(米・野菜作りや養鶏

          活動の意義とファンドレイジング

          ロゴを刷新

          Transformative Borders Internationalのロゴを刷新しました! Transformative Borders Internationalは、現在は任意団体のわたしの活動母体です。 2023年にタイとミャンマーの国境を訪れて、ミャンマーから避難してきた人々の話を聞いた時、なんとも悲しくやるせない気持ちでいっぱいになりました。 クーデター前には、難関の大学を出て医者などの公務員として働いていた方々、選挙で選ばれた政治家の方々。夢をかなえるため

          コミュニティの経済開発支援を模索

          ミャンマーの今ココ。 クーデターから3年以上経ち、現在もミャンマーは混乱の真っ只中にあるように見えます。 一方で、報道によると連邦制と民主化を推進する民族グループ(EROs、EAOs)と国民統一政府(NUG)の実効支配地域は6割以上であるとNUGの外務大臣は発言しました。そして、元米国陸軍中佐でハワイのダニエル・K・イノウエ・アジア太平洋安全保障研究センターの教授であるミーミー・ウィン・バード(Miemie Winn Byrd)博士は、「(クーデターを起こし実権を握っている

          コミュニティの経済開発支援を模索

          自己紹介|はじめてのnote

          はじめまして。 寺澤彩(Pちゃん)と申します。 現在、ミャンマーの#中小企業 #ゼブラ企業 #CommunityBasedCompany #ソーシャルビジネス #コミュニティビジネスをサポートする資金提供と伴走支援のプラットフォームの立ち上げに向けて情報収集、分析、対話を行っています。 ミャンマーとのつながり。 2013年から2020年まで7年間ほどミャンマーに滞在しておりました。 国際機関でのインターンで数ヵ月の滞在予定でしたが、ミャンマーの人、文化、景色に魅了され

          自己紹介|はじめてのnote