「3年後の今頃」より
今年の12月3日は、
忙しく働いていて感傷に浸ることもなかった。
朝、ちょっとだけ思い出した。
それだけ。
それだけに、なってきたよ。
田畑さん
とらふぐ のべ296公演出演
今年の田畑さんは、とにかくとらふぐだった。
12/3のとらふぐトークライブ「てっさ」で、
「今年一番∞ドームに出演していた芸人ランキング」を発表していた。
田畑さん1位、阿部さん2位。
ダントツだった。∞ドーム無双。∞ドーム番長。
去年の12/3から今年の12/2までの劇場出演回数(MCを含む:よしもと全劇場対象)を調べてみた。
コンビでの出演242公演。
阿部さんのみ22公演。田畑さんのみ32公演。
のべ296公演出演。
配信民が見られる公演数はもっと少ないとはいえ、
とらふぐが日常になるには十分。
毎日がとんでもなく幸せ。
単独ライブ3部作
今年は2〜4月に3ヶ月連続単独ライブを敢行。
2月。衝撃のオープニング。
芸歴15年、コンビ歴1年。粋を見せつけた「虎」。
オープニングV等の映像編集は阿部さん。
BGMのフリー音源「漢祭り」は、のちにとらふぐの出囃子となり、とらふぐは「出囃子にフリー音源を使う尖ったコンビ」に。
備忘録を兼ねて、この日の演目を独自のタイトルで記録。
①〔漫才〕ミャンマークイズ
②〔漫才〕新しい衣装
③〔コント〕警察
④〔コント〕ペットシッター
⑤〔漫才〕中卒バイト
3月。WBC準々決勝イタリア戦の裏で開催された「河」。
インスタライブで作った漫才「テニスサークル」も。
①〔漫才〕フレーミング
②〔漫才〕めでたい奴
③〔漫才〕娘の結婚相手
④〔コント〕ソロキャンプ
⑤〔漫才〕テニスサークル
4月。ツクロークンさんの力作で、お子さま向け営業にも販路を見出した「豚」。
①〔漫才〕中卒なめんな
②〔漫才〕関西弁
③〔漫才〕鶴の恩返し
④〔コント〕手術
⑤〔子供向け〕お魚クイズ
⑥〔漫才〕パパ活
虎-1グランプリ
熱狂的阪神タイガースファンの阿部さん、コンビ結成以来の悲願。
6/4の予選で勝利してファイナリストに。
残念ながら優勝は逃したけれど、
これから虎-1がとらふぐの年中行事になりそうで嬉しい。
田畑さんSNSやめる事件
6/24(土)の夜中。
田畑さんのTwitter(当時)とnoteが忽然と消えた。
2年半前を思い出す。
田畑さんは衝動的にコンテンツを消す癖がある。
原因は「過去のツイートに遡られることへの不安」とのこと。
のちにnoteを復活。新しくThreadsを開始。
このSNS全盛期に自らSNSを絶つとは。昭和の男。
とらふぐのコント
とらふぐは二刀流。
2022年のコントは「債権回収」と「社内公用語」の2本だったけれど、
単独ライブを皮切りに、「ダブルスタンバイ」という二刀流ユニットに参加したり、主催ネタライブ「ネタ刺し」でコンビコント対決をしたりなど、精力的にコント作りをしてきた。
2023年にできたコントは、私が知る限りで以下の9本。
「警察」「ペットシッター」「ソロキャンプ」「手術」
「転校生」「屋上」「田舎」
「ホームランボール」「マジックショー」
年間9本って、コント師と言っても良いレベルでは?
私の一推しは、屋上で悩む青年に声をかける星空解説員…の「屋上」。愛しくてたまらないコント。
「ソロキャンプ」は面白くてかわいくて大好き。
「手術」も好き。しばらく見てない。見たいなー。
「債権回収」は、田畑さんの『summer』の演奏が肝なので、配信がないライブのみで演じられる、配信民にとって幻のコント。
KOCは「ホームランボール」で挑み、残念ながら1回戦敗退となったけれど、これがのちに漫才となって今も演じ続けられている。
さすが。とらふぐらしい悔しさの乗り越え方。
とらふぐの漫才
漫才は、言わずもがなたくさん生まれてたくさん笑った。
今年生まれた漫才は、私数えで22本。
代表的なものとしては、
「顔と名前」
「関西弁」(M-1 3回戦)
「ヤバい奴」(M-1準々決勝)
あたりだろうか。
「ヤバい奴」はたくさんの仲間とともに作った漫才とのこと。各コンビが互いに牽制しあうのではなく一緒に高め合っていく感じが、令和。
悲しい出来事もあった。
昨年からたびたび演じられてきた大好きな漫才「人生の目標」が、阿部さんの人生の目標「阪神の日本一」が実現してしまったために捨てられることとなった。
うそやろ…こんな漫才の捨て方って、ある?
寂しい。阿部さんが嬉しそうなので我慢するけど。
そういえば、昨年生まれた「フレーミング」も最近見てないなー。
個人的に好きなのは、4月の漫才道場に登場した「腹立つこと」。
阿部さんの「わかるよー。国、腹立つよなー。わかるよー。」が好きすぎてイラストにまでしたやつ。オチまできれいで、見た後清々しい気分になる漫才。再演希望。
てっちりラジオ
さまざまなゲストを迎えたり、WBCの決勝の日に当然のように休んだり、田畑さんが遅刻したり、井下大活躍さんがゲストに来られて「遠藤逸人の7分半」が始まったり、結局逸人さんがてっちりラジオを卒業したり、配信日が金曜から火曜に変更したり…など、いろいろありましたが、続いています。
田畑さんと宇宙
とらふぐ田畑の宇宙の話(宇宙のライブ)
田畑さん個人の活動としては、田畑さんが宇宙関連で主催ライブを始めたことが1番に挙げられる。
宇宙の話を語り続けた1回目。
「お笑いだからネタをしないと」と、ネタとコーナーで構成した2回目。
ゲリラインスタライブで「次の宇宙のライブ、どんな構成が良い?」と問いかけ、「ネタもトークも見たい」という意見を受けての3回目。
ワラバランス盛田さんが、ショートネタ「いとこの兄ちゃん」もさることながら、聞き手としてすばらしく、2人のトークを見ているだけで宇宙の最新理論に誘われて不思議な感覚だった。
前半の講義は太陽系の話で、
今はなき「たばふじチャンネル」の名動画「太陽系を知ろう」を思い出してじんわり🥺
ムーンアートナイト下北沢
プラネタリウム解説員としての活動も継続。
9月には「ムーンアートナイト下北沢」というイベントで月の話も。
星変態
1月のトークライブ「てっさ」で、ゆにばーす川瀬名人から提案されたことを受け、月曜に月、火曜に火星…と曜日ごとにその星にまつわるTシャツを着るようになった田畑さん。
水曜に「水星のTシャツがないけど水星は月と天体的に似ているから」という理由で月のTシャツを着たために、翌日(木曜)を火曜と間違えてラジオの収録をすっぽかす事件発生。
きっと君はくるさのラジオ「スキンシップ!」にて「星変態」というあだ名をつけられる。
演じる田畑さん
昨年のCライブにおける「をぅをぅをぅをぅ」から一転。
田畑さんの胡散臭い演技が大好評。
日本自動車工業会のCMで、
一瞬で存在感をあらわにするとらふぐのお2人↓
今年は書ききれないほど活躍しておられる田畑さん。
時折見せるヤバさも健在。
今年はそのヤバさがとうとう漫才にされてしまいました。
毎日本当にありがとうございます。
藤本さん
藤本さんは、舞台に立たれることがあまりないので、
私がお会いできる機会はとても少ないけれど、
独自路線で。
劇場
理系ナイト19〜縦の列は族 横の行は周期〜
3月12日。念願の理系ナイト復活。早くも今年のクライマックス。
トークに実験に盛りだくさん。
藤本さん生き生き。黒ラブ教授超人。
見学された赤嶺総理さんのツイートを拝借。
ガチ密噺
レギュラーとして隔月出演。
時々語らない回があり、ダメージを喰らうオタク。
最近配信買うのを躊躇いがち。
ガチ人狼
準レギュラー?
YouTubeへの出演はないものの、劇場版はたびたび出演。
天津向のトライアウト
昨年に引き続き、MCを田畑さんと分かち合うという不思議な関係。
文田と大の○○
囲碁将棋文田さんとダイタク大さんの対決ライブにMCで。
テレビ
ブラマヨ弾話室
レギュラーとして毎週出演。
クリスタルジムトレーナー
今年1番驚いたのがこれ。
去年クリスタルジムでトレーニング始めたと思ったら、トレーナーになってる!
テロップで隠れていますが、この写真、ダンベルを鉛筆持ちしてるんです。かっこいい↓
YouTube
東大式Robloxロブロックスチャンネル始動。
ゲーム関連のお仕事が増えています。
その他
黒ラブ教授とのお仕事や、理系の施設ツアーの案内人、都市伝説でYouTube出演など、さまざまな分野でご活躍中。
漫才のお誘いは、あったようだけど、
漫才に戻られる兆しは、まだ見えなさそうな…。
たばふじ共演
とうとう今年は舞台での共演がありませんでした。
やはりさみしいですね。
将来的には「元相方と共演」なり「1日だけ再結成」なりありそうですが、まだ先になりそう。
今年は「居合わせた」ことはあったようです。
「ミルベキ!!」打ち上げ
田畑藤本として解散後も1年近くMCを務められた番組が最終回ということで、うちあげに参加された時のお2人。
「夢見て東京に来た中学の同級生と再会」
って…泣かせんな。
中尾班大運動会
マネージャーさんが同じなので当然ですが、同じ組で参加。
はじめは、開会式の右の写真の距離感だけでグッとなっていましたが、
こういう時、阿部さんの社交性がありがたいです。
そろそろ、60分ガチジェスチャー等での共演、待ってます。
答え合わせ
とらふぐは仲良くやってますか?
--はい。12/3もコンビ揃って後輩を飲みに連れて行かれてて、仲良さそうです。
まんじろう米女さんのポストより↓
逸人さんは新しい相方に出会えたでしょうか?
--いいえ。来年、田畑さんと相方探しの活動をされるようです。
藤本さんはどんな活動をされましたか?
--上記の通り。
藤本さんのネタを待ってるけど…それは難しいかな?
--残念ながら。来年も待ちます。
この1年
今年5月、コマンダンテが解散した。
似ている気がした。
どちらも、余人を持って代えがたい。
誰も真似できない。
もう、あの漫才を見ることはできない。
ファンの方のつらさを思うと、痛みが甦る。
去年のはじめ、
とらふぐは、テーマの縛りがないので、誰でもできる漫才コンビになるのかな、とぼんやり考えていた。
それが、1年で裏切られた。
今のとらふぐの漫才は、
阿部さんと田畑さんにしかできない。
特に、15年間隠されていた田畑さんが
じわっと漏れ出してくる感じがたまらない。
もっと奥を見たい。
今は毎日が期待感に彩られている。
時折、
とてつもない寂しさに襲われて、うずくまりながら。
来年の今頃の私へ
なんとなく、来年の今頃も、とらふぐはとらふぐだろうなと思っているので、今聞きたいことはあまりないかな。
もし、来年の今頃、とらふぐのM-1がまだ終わってなかったら喜ばしいことだと思う。私がM-1に心を開くことはおそらく今後もないけれど、とらふぐのお2人が喜ぶことは、私も嬉しい。
ー・ ー・・・ ・・ ーー・・ ーー・ー・ ・・
なんだか、書き終わるのが惜しくて、
だらだらと日が経ってしまった。
来年はもっと推し事に時間を割きたい。
また来年。
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僭越ながら公開しました。