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ミルベキ!卒業と解散の実感

〔2021.11.04〕

田畑さんと藤本さんが
月に1度の情報番組「ミルベキ!」を卒業された

ようやく私に訪れた
「本当に解散したんだ」という実感と
立っていられないほどの 寂しさ

*当方、吉本興業所属の田畑勇一さんと藤本淳史さんを推すオタクです。お二人は「田畑藤本」という漫才コンビを組んでおられましたが、2020年末で解散。現在はそれぞれピン芸人として活躍されています。

収録日

収録日の10/31。
ロケ先のサンリオ展さんの公式ツイート。
「田畑藤本」と書いていただいて、
テンション上がる。


重大発表

11/3の夕方。
いつもならホランさんのInstagramで
収録のアフタートークが配信される時間帯。
なかなかお知らせがないので
気になって公式hpを見て、
…見つけてしまった。

田畑藤本関連の「重大発表」で
良い知らせだったことなど、1度もない。
嬉しいことは予告なくやってきて、
悪い知らせの時は、そっと心の準備をさせてくれる。
そんな人たち。

解散のお知らせだけは
(私にとっては)突然来たけど。
YouTubeも突然消すけど。

本当は、すぐにわかった。
でも、そうじゃないと思いたかった。

卒業

夜中の1:28。
ON AIR は見られない地域に住んでいるので、
Twitterに張り付いていた。
きっと誰か書き込んでくれる。

…やっぱり。
予想通りの書き込みがあった。

放送後すぐ、田畑さんご本人からもツイートが。

いつも当日の夕方に配信されていた
アフタートークは
放送後に。
とっても惜しんでくださるホランさん。
歯切れの悪い2人。
爽やかに理由を語るのが本当に苦手な人たちだ。

藤本さんのギャグはなかった。
先月の「ヘーイコウシヘンケイ!」が最後だったか。
(このリンク画面、いつも怪しいですが、
 Instagramの動画に繋がってます。
 安心してタップしてみてください)


田畑さんのInstagramも更新(お写真5枚あります)

そうか、卒業してしまわれるのか。
ずいぶん半端な時期だな。
11月なんて。

解散の実感

ミルベキ!の卒業は、
私にとって大きな出来事だった。

田畑藤本さんの解散は、不思議な解散だ。

ずっと言ってるけど、
この解散は、どうしても理由がわからない。

どちらかが芸人を辞めるわけでもなく、
仲が悪いわけでもなく、
漫才ができなくなったわけでもなく、
理由を問えば
「学歴の不一致」という答えを用意している。
そんな、
はぐらかされているような解散。

そして、解散後も、
テレビに、配信番組に、2人で出演した。
舞台でも、一緒に出演して
先輩から「田畑藤本」と呼ばれるライブもあった。

共演されれば必ず顔を合わせるわけで、
お2人のつながりは、切れていないのではないか。
そう思いたかった。

「解散しても共演してるやん」
「解散しなくていいんじゃない?」
「また組めばいいんじゃない?」
そんな芸人仲間からの声が、細く長く続いていた。

いつか、お2人がその声に応えて、
お互い歩み寄ることがあるんじゃないか…
またいつか、
2人でサンパチマイクを挟んで漫才をする日が
戻ってくるのではないか…
そんな幻想を握りしめたまま、
解散から11ヶ月が経った。

しだいに、
2人で出演したライブは継続されず、
共演していた配信番組グノシーQが終わり、
そして昨夜、
最後の共演番組、ミルベキ!から卒業された。

もう、定期的に顔を合わせる機会が無くなった。

残されているのは、
お2人がライフワークともされているライブ
「60分ガチジェスチャー」での、
不定期的な共演だけ。

やっと。
やっと。
解散の実感が湧いてきた。

もう、田畑さんと藤本さんは、
コンビではない。
お2人は、
広い道の端と端ではなく、
きっぱりと
違う道を歩きだしているんだ。

ゆっくり解散してくれたのかもしれない

昨年の12月3日は、
体の震えが止まらなかった。
全身で拒否していた。

今日は、
体の力が抜けて、
重力に勝てず、
ベッドに体が埋まってしまうような感覚。

そうか。
もう田畑藤本というコンビは、いないのか。

頭ではわかっていたことが、
重力とともに
体の中にゆっくりと入ってくる。
まだ、しっくりとはこない。
もうしばらく、時間が必要みたい。


田畑さんも藤本さんも、
ハンパなく優しい人たち。
もしかしたら、
解散してから11ヶ月、
ずっと、ちょっと無理して
我々に寄り添ってくれていたのかもしれない。

急に何もかも終わらせてしまうのではなくて、
少しずつ新しいお2人を見せてくれて、
安心させてくれるのと引き換えに、
ゆっくり、ゆっくり、
コンビをつないでいた糸を
切っていってくれたのかもしれない。

お2人の間で解散の話をした時に
なりたいご自分たちに、
今やっと、なっておられるのかもしれない。

ー・    ー・・・    ・・    ーー・・    ーー・ー・    ・・

今日は、「いい推しの日」なんだそうです。

私の推しは、
私の推しは…

すみません。
私の推しを紹介したいんですが、
今日は言葉になりそうにありません。

いつか、推しの自慢話を聞いてください。
いつか、書けるようになったら。

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