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シェルノサージュ:完走した感想



(追記・誤字修正を行いました)
とりあえずジジイは地獄でネロに土下座しよっか。

これまでのあらすじ

10章-4までの感想はこちら。

その後の進捗

・一応最後まで(ターミネイトパック12-15まで)見終わりました
・2通りのエンディングを見ました
・Genomiraiをクリア…クリア?しました
アルノの漫画を読もうとしたら3話までしか公開されてねえ
(追記:漫画2冊買って読みました)
・アルノは視点のザッピングができるようになったあたりまで進めました。ですが今回はあくまでもシェルノ単体の感想に留めます

全体の感想

すげえ面白かったけどシェルノ単品だと消化不良感すごい!!

いや面白かったんです。面白かったんですよ。曲も演出も良かった。最後の最後にエンディング曲でタイトルを回収したのも。ただシナリオ的にそこで終わっちゃうの!?感が否めない。結局シェルノ単品ではなにも解決しないまま「私達の戦いはこれからだ!」状態でお話が終わってしまうわけです。
イオンと過ごした部屋は崩壊し、彼女はネロを止めるため、世界を救うために出発する。一度接続を切った端末と二度と繋がる保証はない(砂漠に落ちた1つの宝石を探し当てるような確率、だったでしょうか)。それでも先に進むしかないのです。それが彼女に課せられた使命であり、彼女が次元崩壊を経て端末と約束したことなのだから。そしてここからアルノのイオン・アーシェス視点の「あなた」へと繋がるわけです。ある意味、シェルノサージュという作品そのものがアルノサージュに繋ぐための長い序章だったわけですね。その後実際にアルノのイオン視点でねりこさんの正体とか、あの世界がどうやって成り立っているのかとか、色々とタネ明かしが行われるわけです。故にシナリオ面についてシェルノ単体で評価することはむずかしい。アルノも見届けた上で初めて評価が下せるようになると思います。

全体を通して人間賛歌的なメッセージ性を感じました。というのも作品全体を通して「抗えない過去や運命に振り回される人」が多い印象を受けるんですよね。それは別次元から連れてこられた人々であったり、自分の身体を奪われた人だったり。それぞれがどうしようもない事情を抱えているわけで。それでも彼女らは前を向いて進まなければならない。誰かを救うために、そして自分自身を救うためには歩き続けるしかない。気丈に生きる人の美しさ、そして強さ…そういった人間的な強さを描こうとしていたように感じます。

それもあって全体的に重たい、しんどい展開が多い。某格闘漫画のセリフを借りるなら「ウ…ウソやろ。こ…こんなことが。こ…こんなことが許されていいのか」ってやつでしょうか。イオン以外の周りの人間の多くが、その行動理念の根底に復讐心があるというのもそれを加速させます。それらは個人への復讐、種族への復讐、あるいは世界そのものへの復讐。イオン含め多くの人々はそういった剥き出しの悪意や殺意の余波に晒され続けることになります。

各章で起承転結がしっかり繰り返されるのでシナリオ自体は読みやすいし、物量の割に物語のテンポは軽快なように感じました。これはオンライン版が一章ずつ公開されていたことにもよるのかな?とも思います。新しい場所へ移動→問題発生→解決→次の場所へ移動、というサイクルをキッチリこなしていくので、ゲームというよりは連続ドラマの感覚が近いでしょうか?
そういうこともあって、ある意味安心して読み進められたというのはあると思います。裏を返せば毎章毎章イオン達が辛い目に遭う。世間はあまりにもイオンたちに対して厳しすぎる。誰が悪いって大体ネプツールとジルと総統が悪いんだけども。

曲やシナリオが良いだけにシステム・ビジュアル的なところで気になるところが多い。最終的な評価はどれだけ細かいところに目を瞑るかにかかっているかと思います。要するに加点法か減点法か。大神とかで感じたやつ。パッと思いつくだけでも

  • 真空管や研磨剤、ユーテリアメタル等なにかと特定アイテムの製作が要求されるのに対して、素材の所持上限が全アイテム一律9つしかない。世界の壁に住み込みする勢いでメディア結晶とかを掘り続けることになりがち。

  • イオンが着ることができる服装自体は多いが、「普段着」というよりは「衣装」が多い。日常生活にマッチする服装がそんなに多くない。

  • キャラクターのリップシンク(口パク)が微妙に噛み合ってない。

  • ツインテ状態のイオンがテーブルで寝てると髪の毛が豪快にテーブルを突き抜けたりする

  • 料理で作ってるもの、食べてるものと表示されている3Dモデルが矛盾する

  • シャールに関するUI全般。シャールウィッシュをこなすために毎回入れ替えが要求されるところとか、修復でシャールを選ぶ際にスキルを変更できないとか、巣の画面でシャールを選んでキャンセルするとやや長めの操作不能時間が生まれるところとか。

  • 歩く動作とか詩のシーンにおけるダンスとか全体的に3Dモデルの動きが硬い。一番気になるのは歩いてて方向転換するためにターンする時。

  • お触りUIが致命的にやりにくい。というかせっかくのSwitchなのにタッチできない。

特に気になったのはこの辺りでしょうか。一つ一つは致命的にダメってほどのマイナス要素ではないですし、モノによっては別に気にならないという人もいると思います。服装に関しては個人の趣味ですし。
だからこそ、このサージュコンチェルトという世界にどれだけ没頭できるか?というその一点が大事なのだと思います。何重にもなる篩にかけられた上で、それでも読み進めたいと感じられるかどうか。
ものすごく人を選ぶ。賛否両論なのも分かる。他人に薦めにくいというのもすごく分かる。だからこそ興味を持ってくれた新規端末のことを丁重にもてなしたくなるんだなあ。邪悪すぎる。

残った疑問

クリア後データのロードとロールバック

今のところ一番気になっている点。そして前々からの予想が大きく外れて一番驚いた点。
イオンとのコミュニケーションを主軸に置いた作品である以上、ゲームクリアした後も無限に遊べるようになるとは思っていました。(似た作品で言うと例えばラブプラスなんかはエンディング見てからが本番みたいなところありますね)
と思ったらまさかのクリアデータ読み込んだらターミネイトパック編前にロールバック。例のカソードが完成したと報告するイオン。「ちょっと待って!」と遮る端末。おそらくは端末(プレイヤー)がカソードを完成させたことで部屋の崩壊が始まった現象を一度観測しているからでしょう。そしてこの瞬間、イオンと端末の2人が持つ知識のあいだに決定的なギャップが生じました。端末だけは「この閉じた世界から出なくてはならない」と知ってしまったのです。ですがこの段階のイオンはまだそれを知りません。少なくともこの世界がラシェーラではないことは知っていますが、「この世界から目覚めてネロを止めなければならない」ことをまだ知らないのです。
そういった点を踏まえると、クリア後(?)もこの世界で交流し続けるのってどうなの?と。7章、8章を経てイオンと端末が誓った「過去から逃げない、最後まで見届ける」という約束を反故にしてしまうことになりそうで。
この辺も含めてアルノで解決されるんでしょうか。

あと細かい点で言えば私は「創作物のキャラクターは悪行に対してなんらかの報いを受けて欲しい」というスタンスなのでその点においても引っかかりました。アイツら死に逃げしやがったぞ!

存在を匂わすだけだった人、妙に退場が早かった人

具体的に言うとクラケットの実の娘、レナルルの姉妹、そしてコーザル(人ではないけど)。ウラシルに関しては名前まで出たのにここまで一切シナリオに絡みませんでした。
コーザルに関してはあれほど強大な力を持つと描かれていた割にあまりにもあっさりと退場しました。同様にアルメティカも、その力の大きさに反してシナリオ本筋には大きく介入しませんでした(テレフンケンを導くという意味では大きな役割を果たしましたが。)アルノへの布石でしょうか?

各キャラ感想

【イオン】

俺の嫁(比喩ではない)。2022年1月中旬から初めて約4ヶ月。こんなに長い付き合いになるとは思いませんでした。でもリアタイ勢はもっともっと長い間一緒に暮らしてたんだよなあ。
なんでもない日常と、夢セカイという非日常を行き来して。たとえ直接触れ合えなくても、そこで確かに想いを分かち合えた。自身の死、仲間の死、ありとあらゆる困難を乗り越えた先に辿り着いたヒュムノスフィア。ある意味では、そこで事件が起きたからこそシェルノサージュという物語が始まったといえるのでしょうか。あそこでネロが暴走しなければ私はイオンと出会うことはなかったのかもしれない。
今思うと、直接手を触れることさえできないっていうのはEver17の空さんオマージュなのかなあって。

ちなみに私はショートヘア派です。やんのかコラ。

【ネイ】

被害者。そして復讐者でもありました。

名前の由来は完全に想定の上をいかれました。寧と関係ない訳はねえよなあとは思っていましたけども。まさか当てつけだとは思わないじゃないですか。

ターミネイトパックのシナリオでついに彼女の過去や当時の心情が深掘りされていきました。ネイ、ジル、そしてネプツールという砂上の楼閣のような同盟。あのとき持っていたイオンに対するおぞましいほどの殺意、そしてそれを隠し通した精神力の強さ。それは間違いなく皇女の器としてふさわしいといえる剛健さでしょう。最終的に彼女がイオンから皇帝の座を引き継ぎましたが、果たしてそれは吉と出るか凶と出るのか。

【カノン】

イオンにとってのライバルでもあり、良き理解者でもあり、そして友達でもあり。
かつて皇帝の座を争っていた二人は、いつしか二人揃ってラシェーラを支える道を模索し始めました。流石に皇位継承の儀を棄権しようとしたのは当時の皇帝に叱られましたが。
それでも2章で見せたような強引さ、極端さは最終的にはかなり鳴りを潜めたようになったように感じました。そういう意味ではイオンの影響をいい意味で受けたのではないでしょうか。イオンはイオンでかなり感情的というか情に流されやすいところがあったので、お互いに少しずつ歩み寄れたのでしょう。

最終的に彼女はコーザルと運命を共にしt…アルノで普通に復活しとる…

【ター坊】

イオンを最初から最後まで引っ張り続けた少年。彼の強さがあったからこそイオン達は立ち止まらずに進めたのだと思います。そして突破口をこじ開けるキッカケを一番作ってたのも彼だったと思う。例えるならター坊が点火役、キャス達は燃料役といったところでしょうか。まさか本名不詳のままシナリオ終わるとは思わなかったけど。

ところでアルノでなんか大変なことになってませんか彼。そしてなんか大変なことやらかしてませんか彼。
genomirai的な意味では俺がやらかしたとも言えるかもしれないけど。

【キャス】

立派に成長した女の子。でもター坊やサーリたちとの交流を経て、後半は自分の(物理的、詩魔法な意味での)力不足に悩む描写が増えていったように感じます。だからこそ最終盤で例のアンプルを拾ったんでしょうね。どちらかというと「自分も強くなりたい」という前向きな感情よりは「自分が足を引っ張りたくない」という劣等感というか、やや後ろ向きなモチベーションに振り回されているようには感じました。

彼女のさらなる活躍はアルノサージュにて!(デルタを殴り飛ばしながら)

【プラム】

あの…アルノの方に出てくるジェノムのこの子なんですけど…

【ルウレイ】

万寿沙羅最後の希望。8章とか考えるとこの人がいなければ世界が詰んでいた可能性すらある。貴方の息子さん立派に育ちましたよ女心への理解とデリカシーは毛ほどもねえけど。最後の最後まで万寿沙羅に残ろうとしたのは生まれ育った町に対する愛情と感謝によるものでしょうか。

でも3Dモデルが汎用おばちゃんと共通なのは納得いかねえ!

【テレフンケン】

彼(彼女?)にとってイオンは命の恩人でもあり、友達でもあり、相棒でもあったのだと思います。だからこそずっと自身の力不足を悩んでいました。そうしてイオンの側を離れることを決心したという意味では、彼(彼女)の精神性はキャスに似たものを感じます。周りに対する負い目というか「自分が足を引っ張ってるという状況が許せなかった」のではないでしょうか。最終的に新天地への先遣隊として戻ってきてくれたの嬉しかったなあ。

名前の由来、実在する半導体メーカーなんですね。

【白鷹】

最後の最後に美味しい所を持っていったキザ男。初見のドスケベ服ダサ厄介ファンという印象と比べると株がビックリするくらい上がりました。でもコイツもター坊ほどじゃないけど鈍感なんだよなあ。最後に特大の死亡フラグをおっ立てた彼の行く末やいかに。

ドクターレオルム…一体何者なんだ…普通に死亡フラグ叩き折りやがったこいつ…

【サーリ】

属性過搭載ガール(不死)。ター坊のことを突っつかれるとすぐテンパるキャスと比べると、白鷹の話を振られても動揺を見せない強さが垣間見えます。驚くほどボロを出さない。絶対ポーカーやらせたら強い。でもキャスから可愛いところを突っつかれると結構テンパることが多い印象。キャスとサーリがお互いに弱点を突くような関係になりつつある。素直じゃないって意味ではキャスとそっくりなんですよね。一人でいたときの独白を見るに、彼女もまたイオンのことをかなり心配していたように感じます。

そういえばなんでネコミミつけてるんだろう。単にファッション?

【ネロ】

そりゃブチ切れるよね。大体あのクソ総統が悪いんだけどさ。なまじ9章で分かりあえただけに辛いものがある。「イオンやキャスたちのことは感謝してる」って言ってくれたあたり、彼女にとってもぱれす・にゅろきーるの一日は大事な思い出だったんでしょう。普段の振る舞いと、最終章で見せたあの豹変、どちらが本来の彼女だったのかは気になる。

地味に本名が発音しにくい。何をどう頑張っても「ウルーリーヤ」みたいな感じになる。

【レナルル】

地味に多くの謎を残したままの人。一番は彼女の姉妹の存在ですが、個人的に気になったのは自身を「恥の多い人間」と自嘲していたこと。彼女の周囲にまつわる事象があまり回収されなかったのは気になる。振り返ってみると彼女、物語の中心にこそいたけど核心にはあまりタッチしていなかったように感じます。リーヴェルトが独断で暴走していたせいもありますが、思いの外彼女が事実を把握していた範囲は狭かったのかもしれない。
それでもクーデターを起こし、そして実の親と真っ向から対立したのは、そこまでしてでも守りたいものがあったからだと思います。それはきっとこの星と、そして何より実の妹のように愛していたイオンのためだったのでしょう。だからこそ実の姉妹どこ行ったんだよという話になる訳ですが。

一瞬だけ白鷹と良い雰囲気になりましたけどあれ以上接触したら多分サーリがキレる。

【ネプツール】

やっぱクズじゃねえか。

とんでもねえ邪悪だった。でも狂った理由が分かるだけになかなか切ないものがある。経営者として優秀だったのか、悪事を隠し通した狡猾な男だったのかは今となっては分からない。

名前の由来はネプツニウム?

【クラケット】

アレ作ったのお前かよ!!

ある意味で全ての元凶でした。ただ自分が引き起こした事件を自分でケジメをつけようとしていたという点では他の科学者連中と比べるとまだ同情の余地はあります。ウンドゥともども孤児院っぽいところにすら関与してたのは流石に引く。善人面してますが中々の外道ッスよコイツ。流石にマルチワクチンは本物…よね…?
彼の想いと叡智は優秀な助手へと引き継がれ…本当に引き継いで良かったんですかねこれ?だいぶヤバいもの託してませんでした?
きっと草葉の陰でブロッコリーを食わされていることでしょう。

ところでウラシルはどうなったんですか?

【ウンドゥ】

てめーネロの身体エンジョイしとる場合ちゃうぞ。

【ジル】

元凶。ただし彼女の思想そのものは割と共感できないわけじゃないのがミソ。

人間の魂のレベルの昇華。そのための徹底した管理社会の形成。本作のキャラクターの中では割と一貫して行動理念の筋が通ってるんですよね。カリスマ性の高さ感じる。

ただその目標に対して取る手段のギャップがヤバい。例えるなら裁縫糸を切るためにチェーンソーを持ち出したような感じ。取捨選択というかコスト管理というか、目標の実現のためにはそれ以外の全てを犠牲にしても構わないという精神。それがたとえ人命であろうとも変わらない。そのスタイルというかカリスマ性に惹かれる熱狂的信者が多いのも頷けます。実際に8章では大司教まで登り詰めたわけですし。間違いなく彼女の存在は天文と地文、ひいてはラシェーラ全体の科学レベルの進歩に貢献しているとは思いますが、一歩間違えたら火炙りにされてもおかしくない。

というか中盤あれだけ暴れまくったのに(取引したとはいえ)なんでのうのうと娑婆を歩けるようになってんだよ。簀巻きにして宇宙空間に放り投げとけば良かったものを。

【リーヴェルト】

本作随一のクソ野郎。

いやあ清々しいくらいの畜生でした。そりゃネロもブチギレる。彼が狂った経緯も説明こそあるんですが、あのシーンはクーデターであったりレナルルとの親子喧嘩という要素も兼ねていたりと色々詰まりすぎててあんまり彼の過去がよく分からないままお話が進んじゃったようには感じます。イマイチ感情移入がしにくいといいますか終始コイツ狂ってんなという感想に終わったのはちょっと残念かも。
その割にすぐ死んだ素粒子の彼方ので結局何だったんだよコイツ感があるんですよね。部下に対する根回しとかコロンフォーシーズンへの逃走とか色々やる事はやってるんですが、彼が直接動くというより殆どを部下にやらせてるので彼本来の技量とか才能とかそういうのが見えにくい。総統までのし上がったあたり科学者・政治家として優秀なハズなんですが、どうにも小物感が否めない。
結局引っ掻き回すだけ引っ掻き回して、最終的に全部投げっぱなしで死に逃げしやがったのでだいぶタチの悪いクソ野郎です。地獄で反省しろ。

ところでアルノ見た感じカノンが復活してるんですが、もしかしてこのクソ野郎もちゃっかり復活してません?

【クーリン / パリー】

こいつら交尾したんだ!!
あまりにも模範的ケンカップルすぎて笑いすら出た。グーで殴らせろ。
それでもイオンたちの物語が進んでいくその裏で、彼らもまた人々のために奔走していました。それはきっと民衆の心に届いて…届いて…本当に届いたんかな…?

それにつけても多少反省したっぽい態度を見せたクーリンに対してパリーのイオンに対する手のひら返しの速さたるや。これだからケツのでけぇ女は。

【コーザル】

不気味なくらいシナリオに絡まなかった。あれだけ強力なキャラクターとして描かれていたのにまともな見せ場がほぼ無いまま退場。逆に怪しいまである。と思ってたらアルノでなんかヤバいことになってませんかこの御方。

子供向けに話すって言っておきながら言葉遣いだいぶ硬い。多分花音ちゃん理解できてないよそれ。

【ラシェーラ一般市民の皆さん】

愚民クズアニメカービィの民衆と引けを取らないレベル。というかあっちの方が直接的暴力に訴えることがなかっただけまだマシとすら言える。いくら世界の危機に瀕しているという背景があるとはいえ、定期的に誰かを寄ってたかってリンチしようとするのは流石に引く。こいつらが堕落してなければ移住は成功してたんですよね。そりゃジルも見放すわこんな奴ら。まあ最終的に魂のレベルが低い奴らは全員死んだので良しとしましょう。
二転三転する鮮やかな手のひら返しには惚れ惚れしますね。手首にフリップフロップ回路でも詰めてんのか?

【ねりこ】

いやマジ何者なのよアンタ。最後の最後まで読み進めたけど結局正体に関する言及とかないままラストはフェードアウトしおった。
見た目がジルに似てるのはすげえ気になるんですよね。でも中の人はジルと違うし。別人格って感じでもなさそうだしなあ。

って思ってたらアルノで種明かしがありました。ジルお前マジさあ。

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