意味がなくて良い

今日は週末に父の四十九日法要があるため、脊髄の大きな手術を終えてリハビリ中の夫と二人で久々に自宅に帰って来ました。

長く留守をした埃だらけの家と

もう居なくなってしまった
父と母の写真と
出来の悪いどうしようもない娘だった記憶

どうにも噛み合わない息子と夫と私の会話

どこもここも疲れて汚れて
うら寂しい

どこもかしこも混沌として
無秩序で

以前だったら気が滅入ったり
イライラしたり
パニックになっていたかもしれない

でも、無意味で構わない
どこかをつくろう必要もない
後悔もいらない

ただ その瞬間 そこにある優しさ

見ている景色や聴こえてくる会話の背後に確かにあるいたわり

慈しみの温かさを感じることができる

身体ではないということにしか
救いはない

お父さんお母さんありがとう

出逢ってもらえる全ての人に
ありがとう

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