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問題となっているパーム油のこと

超強度の行動障害ある娘を持つ母親です。
夜間に娘を預かってもらいたくても預け先がなかったので、枚方公園近くに自分でショートスティみっきぃを立ち上げました。
コロナ禍で利用を控える方が多い中、マンツーマン対応しなくちゃいけない利用者さんがどんどん増えてきてしまい、その人件費を福祉以外の事業で捻出することを考えました。
そんなわけで、まずは、手作り石鹸を作って販売することにしたのです。

できれば、日本一エシカルな石鹸を作りたい!

エシカルというのは、地球や人、社会へ配慮するということ。

元々手作り石鹸は、お肌にも優しく、環境にも優しい石鹸と言われています。手作り石鹸が環境にやさしいと言われるのは、合成成分が含まれずに、天然の材料だけで作られている為に、下水に流れても、海や川に流れても、生き物たちに害がなく、自然に還っていくからです。

ところが、手作り石鹸に一番多く使われているパーム油が、環境問題になっていることを知りました。

パーム油は、アブラヤシという椰子から採れる植物油のことです。
果肉からはパーム油が、種子からはパーム核油が得られています。石鹸だけではなく、化粧品や医薬品、パンやスナック菓子等の加工品等、商業用に幅広く使われ、アブラヤシ農園が増え続けているそうです。

ところが、そのアブラヤシを植える為に森林破壊が進み、オラウータンやチンパンジー等、野生の動物たちの棲み処が奪われ、生態系のバランスが失われているそうです。

また、アブラヤシ農園開発は、地域住民たちとの土地紛争になっていたり、労働者や子ども達への人権侵害の問題も引き起こしているそうで、
能天気に『石鹸作ろう~!』と思っていた私には、もう衝撃だらけとなっています。

だけど、知ってしまったのですから、見て見ぬふりはできません。
けれど、私には、まだまだ学ばないといけないことだらけです。
ですから、どうか私に教えてください!

いろいろな問題があること、どのように考えたらよいのか?
石鹸をツールにして、一緒に学んでいければと思います。

ぜひ、私達の仲間になってください。
どうぞよろしくお願いします。

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