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第2回公演は2本立て

話を戻します。

第2回公演は浅草の木馬亭で公演を打ちました。

「なんたって春の浅草だしな、派手に!」

飲み屋ではったりをぶちかました言葉をキッカケに企画は進めました。

「あぁ、これで一座は派手に終われる大義名分ができた」

と、内心どこかお気楽に考えながら

いつも心に太陽を
ストリッパー物語

の2作品の稽古に入ります。

一般的に舞台稽古の期間は約1ヶ月ですが、ただでさえ文量の多いつか作品は1ヶ月半、もしくは2ヶ月を必要とします。

ん、、、?
2作品やるには単純に2ヶ月半くらいいる?

そうです、稽古が始まってから気づいてしまった僕たちです。

稽古場でダウンした田谷野、小谷

「昼はいつも心にやりまーす、ストリッパー組は夜入ってください」

「今どっちの稽古!?」

「セリフが混じる!おい、音出しそれは違う作品だ!」

なんてアナウンスは毎日のように飛び交いながら、約2ヶ月半の稽古の中で体力の限界を超えた座組は1つのチームになっていました。

ストリッパー物語稽古場より。まだ畳で稽古してる
浅草木馬亭 楽屋アナウンスより

楽屋で寝てるやつ
浅草名物食べに行くやつ
浅草名物食べに行かないやつに怒るやつ
黙々と稽古するやつ
亮さん!
今からいつも心に太陽なのに、ストリッパー物語の衣装着てる!と騒いでくれたやつ

激動の日々は宝物として自分の中で残りました。

そんな中です、舞台の幕があく寸前にこぐれさんに言った言葉

「次、蒲田行進曲やりません?」

第2回公演 いつも心に太陽を
第2回公演 いつも心に太陽を
第2回公演 ストリッパー物語

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