10/5〜10 夢ード
風邪を引いたんです。あと、迷いがあって、あまり書けなかったんです。体調を表す良い指標になりますね!
青くて色白の男が黒髪ロングの綺麗な人とセックスをしているのを斜め上のアングルから見て、とても性欲を感じさせない大人なセックスだった。そんな夢を見て、何も不快なことも快いことも考える余裕のない朝を迎える。スープを1スプーン、口に含んだ。断食27日目のことだった。喜びが全身に駆け巡る。この感覚を忘れていた、と思った。かちゃ、とスープの横にスプーンを置く。この一口で今日1日は生きれそうだったからだ。生きるために食べる時、別の次元の美味しさがあるのに気づく。飼っていた蟻が全滅して、代わりにリアリストを飼った。凄く現実的なことしか言わなくて可愛い。高層ビル148階に行った。目を閉じて開ければ、私は移動できる。窓から花瓶を落とした。じゃんじゃん運んできてー、とイルカたちに言った。エコロケーションでウィーイと返答。鳴き声でも良いよう、と私。イルカの背中に乗った花瓶を取っては落とした。まあ、バイクや車や人が、小さく見えた。目の前の花瓶の方がずっとおっきい。そんな夢を見て、鼻を啜る。どうやら僕は風邪を引いているみたいで、治るまではご飯を食べない方が良さそう。違法アップロードされたエロアニメを見て、電脳都市を感じる。退屈すぎる社会による社会のための動き、私は永遠に無駄なことをしている。玉ねぎスープが無くなっていて、少し胃袋が悲しそうだった。肌寒い季節。何か買い物に行くべきか。家から出るのが億劫だった。これもまた夢で、手足を縛られ椅子に座り、カラフルな花々がぎっしり迷いや疑いの隙がないほど、視界いっぱいに咲いてる映像が、周囲を囲んでいる。視界をいくらそらそうとしても、見てしまう。余りの幸福に瞼を閉じる。地平線の上で5000人くらいが歩いている。着ている服とかそういう詳細なことはこの距離から分かるわけなく、ただ同じような感覚が沢山歩いている。それは私の身体の中のことだった。蠕動している景色に雲がかかってきて、これが夢かと思った。目を開けるような意思も目を開けたような感覚もないままに、視界は入れ替わってて、私はスーパーに向かって歩いているらしかった。まだよくわからないうちに、クラクションを鳴らされて、驚きで射精した。横断歩道の真ん中でのことだった。これは夢精か。
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