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7/1〜 一瞬

りろりろ、と緑色の床。スタバのまーるい感じ、指が動いて文字が出てくる感じ。心、落ち着く、生み出すことに慣れると、デフォルトを遠い先にすると、現状がずっとショッキングで紅葉する。瞑想する前の整理としての言葉や線の軌跡が、カタカタ言い始めた椅子を静かに宥める埋め合いの木片。しーって言いながら、平穏のレベルをじわあってxyzに広げて、何かを包み込みたがっているから、私がその対象を担ってあげているし、そんな得意気な心だってじわあってしてて、地続きに田舎にある衣服。お婆ちゃんの家の匂いなど、それぞれの太陽と植物がくっきり寄り添っているトラウマ。マーブル模様の空、色よりも深い光の何か、それが汲み取られたくない壁の奥で恥ずかしがることを期待しながら私を待っていて、不穏な空気が私を避けて他の人に当たる。「仕方ない。みんな居場所を求めているんだ」と私は会うカエル達に口々に言う。カエルはただ遠い目をして、率先してその不穏な空気の中に飛び込んでいった。私はカエルよりも、何かに飛び込みたかった。避けて行ったものよりも、数億倍不穏に見える空気が絶対に避けられないスピードで私の口に入り、それで満足した。満たされたという余韻、それが生涯を埋めてしまいました。皿の上にオムライスが出された。丁寧な喫茶店での出来事である。脳が痛いから横になり朝へと体を運ぶ。何時に起きようか悩んだところ、9時です。7時に起きてもまだ脳が痛そう。発芽しそう。センスだけがこの世にあって、言葉にできない相対性や働きが、私らを支配している。雨。線と丸。跳ねるほころ。どこまでも、ぱねる。包み込むような音。ふと泣くけれど、天井はいつも以上に優しい。布団に沈み込む体と大気を浮かぶ体、微かな感覚を伸ばして剥がして、雨に打たれている植物の嬉しそうな揺れと生まれてゆく無数の命。欲望がまな板みたい。気づけば枕が二つあって隣に知らない女の子がいて、沢山の鳥が飛びながら絵を描くゲームの話をしながらキスをして魚介的な自然な流れで気持ち良いところを重ねている。脳の指令で閉じる瞼と動く指と眠れない脳。火を見ていたい。草むらがやばい。空が広くて眩しい。そんな全体。どこでもない全て。それだけで良い。

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