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自動筆記10 創造プラクティス予言かわ

降り注がれている溶岩を受け容れた動勢によって、あなたは大きなくじゃくを前にするでしょう。頭の回りを飛んでいる朝に、扉がいくつもありあまるほどに立ち並んで、閉める動作に時間をかけられない忙しない夏が、口角に火薬を偲ばせるでしょう。クジラやパソコンに着いた本当の色が見え、存在を尊び体験に身を埋めて見える空がとても綺麗に脳裏に映るでしょう。内臓が洗車され、権利が次々と朽ちて、大いなる出来事の中で個人的な価値が思う所へと運ばれているのを感じるでしょう。その頃、言語の裏の黄金比に太陽の季節が来たと、土に住まう生き物たちは地球上で最も速やかに、生きていたりするし、78対22のふとしたサッカーの試合の上で、縁のある夜が広がっていたりする。だから、どうかみ言葉で命の限りの雲雲を、空や海へと蒔いてください。やがて花びらの一つが欠けていたり、街の標識が削れていたり、河川敷で風が草木を撫でている時の隙間のない祈りの中に、そのプラクティスの一片は現れ、土を掘り続けたあの日のドリルを思い出すでしょう。本の中にはない本、字も紙も見えない粒子が宇宙の端にまで、内側から外側に向かって銀河みたいな環境的物質を引き裂きながらめくり、日めくり、めくるめくセレクトオール。独立したプルシャの前で、全てが並べられ選ばれた。あなたの知らないところであなたのことを星であり、海だと噂しとる。自然への畏怖と、ゲームの中毒とが、川波に飲まれて食道を通る。今を食べる。今まで使ってきた比喩が一斉に現実となる。

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