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自動筆記3 水槽は本当に可愛い

張り詰めた甲羅のことを外から見ることも能わないように絶え間なくご飯は炊かれている。意味がないことも意味がないこととして前提は常に見えないほどにお散歩している。山は山で、山は山なのである。人の体よりもずっと大きく地面は繋がっており、地形の中に住んでいるのである。ゲームセンターの中にぬいぐるみはいて、ずっとずっと何かを待っている。コインランドリーでの会話は静かで、じっと、1番街に適していたようで、怖いくらいに壊れそうな木漏れ日が、さっと電球を覆い尽くして夜眠れないやうな夜が、じっと会話を待ちわびてくれてて、ハイキングの度に汽画つくこと。歩いてきた道を覚えていないで、あらそんなとこまで来ていたのかと、思っては一瞬で、もっと心地よいところにいて、また進んでいる。あまりにも速くて、誰もまだ追えないように、例えば于由の光と闇をぐるぐる操ってるみたいに、ワニワニパニックの遊び心が背中にこびりついて離れないように、そっと対応しかねるような妙な空を掴んでいた。太陽みたくどうしようもないそれは、内部にばかり目をさいていて、海底をとても浅く捉えていたような感じで、大したことのない空が永遠と広がっていた。何も、退屈なことのように感じることのないうちに、とにかく指を動かし、歩くこともままならないままに歩くのであった、後悔とか反省とかもあって、怒りとかもあり、これが心からの道とは思えぬこともある。心ができて仕舞えば行動なんて金魚の糞、つまらないものだよ。ありがとう。

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