脳よりも腸を大切にする
脳よりも腸を大切にする
腸が第二の脳という話を聞いたことがあるかもしれないですが、実は腸が第一の脳の可能性もあるのです。なぜなのか、理由をお伝えします。それではいきましょう。
1つ目。腸は唯一脳の指令を無視して動くことができる器官
発生学的には、腸は脳よりも早く作られています。また生命体は、口と腸と肛門があれば成立します。始めは腸が全身を支配していたのに、段々と脳に支配権を取られていったのかもしれないです。現代病のほとんどが環境の変化に進化が追いついていないことだと言っている学者もいます。腸が支配するように戻すことは健康法と言えます。
2つ目。昔の日本人は腸が大切なことを知ってた
昔の日本人の慣習として、切腹があります。処刑を行う際、外国では頭を切り落とすのに対し、日本ではお腹を切ります。また腹が据わる、腹を括る、腹を抱えて笑うなど、お腹を中心に考える言葉が多くあります。昔の日本人は現代人よりも身体の理解が深いと思います。頭を使うよりも先人の知恵を腹に入れていきたいですね。
3つ目。腸に氣を集めると心身が安定する
氣功法では、頭に氣血が集まっている状態を上実下虚と言い、病の原因としています。現代人の暮らしは、頭に氣血が集まりやすいため、腸に氣血を集め、上虚下実を目指すことが求められます。上実下虚の状態は迷いを生みますが、上虚下実の状態は冷静な判断力を生みます。
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