見えない閉塞感

ほぼ毎日決まった時間に起床し、ほぼ決まった時間に出社し、ほぼ決まった時間に食事を取り、ほぼ決まった時間に入浴し、ほぼ決まった時間に就寝する。
僕たちの多くは社会という牢獄に気づかぬ内に投獄され、知識も情報も渡されないまま牢獄の中で一生を終える。
金魚鉢の中のカエル。ガラスの壁は目に見えないが確かに存在している。

前にも後ろにも進む事はできない。

頭上には広い世界へ通じる丸い窓が口を開けて僕らを待っている。


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