高松宮記念レビュー📖

レシステンシア本当に惜しかった。ダノンスマッシュは天晴れでした。ツイートにも書きましたが、ダノンスマッシュの連荘かレシステンシアの闘争心、集中力が勝るかそこが焦点だったんですかね。色々と本質を見抜くにはまだまだだということで、今回も振り返っていきたいと思います。

♦︎♦︎高松宮記念♦︎♦︎

1着危険ダノンスマッシュSC★★★☆☆

まずはこれを危険視したのですが、見誤りました。反省です。レシステンシアにどうしても勝って欲しかった気持ちが邪魔しましたね。スプリンターズSはグランアレグリアの異常な量の前に負けましたが、その後の香港スプリントは圧巻で馬としても充実しているということでした。精神とかのリズムよりもこのパターンは連荘で取るべきで、ここでダノンスマッシュを割り引くのは愚策でした。最後の最後で馬群を割る感じは、すごい迫力で最後、レシステンシアに差し替えさせないところも強いと思わざるを得ませんでした。今後もある程度は、このカテゴリーの中での序列ではトップクラスに君臨するでしょう。あとはタワーオブロンドンみたいにどこで老化していくのかを見極めるか。

(追記)今回の危険視については、ダノンスマッシュが連荘、つまりはほとんど完成されていて、どこかで破綻がくるので、人気から今回指名したのは完全な間違いではないとも思った。このあたりの見極めは難しいが感覚的にはあっていて、今回に関しては馬がすごかったと褒めておくにとどめる。したがって、今後も人気次第、相手関係をみながら、この破綻するタイミングを伺うかたちか。年齢的にも絶妙になっている。

2着◎レシステンシアSC★★★★☆

いや実に惜しかった。レース的にはもう少しハイペースになってもと思ったが、今回馬体重絞って、精神が研ぎ澄まされるに触れたし、臨戦も良かったので、闘争心と集中力で必ず勝ちを持ってきてくれるだろうと1番人気であったが、ある程度、自信を持って印を打った。ダノンスマッシュの連荘を前に屈したが、鞍上もこの馬をよく知っている北村友一騎手じゃなかったし、まして武騎手も乗り替わりと、その辺りの運はなかったか。ある意味そのようなハンデの中でのハナ差で今後はリベンジしてほしいと思う。量はこのカテゴリーではトップクラスで、やはり闘争心としぶとさを活かせるような場面では今後もかなり有力になると思う。ケガだけには気をつけて、またリベンジして欲しい。

3着△インディチャンプCS★★★☆☆

1200という無酸素レースの中で、やはり若干ペースが緩んだことで最後の脚に繋がったか。しかし、ここまで堅実にしっかり走ってきて素晴らしいと思う。量はトップクラスなのでまだまだ、他の馬がこの馬を越えるにはハードルが高いですね。内枠を活かした集中力のあるレースで本当に素晴らしかった。しかし、このカテゴリーではレシステンシアとダノンスマッシュの壁は高いと思う。得意の中距離に戻して、この経験をどのように活かすか楽しみはある。次走以降のローテが気になる。

4着△トゥラヴェスーラLC★★★☆☆

前走は反動のような感じだったのでノーカウントだと思っていたが、量は元々あるのにどうして人気がないのかという感じだった。さらにここ1番での集中力もあって、今回は馬場が渋って、パワーも活かせるので、尚更美味しいオッズだった。最後もう一歩足りなかったが、これでこの馬の量がある程度測れたと思うので、今後も人気していない時や、狙える場面では積極的にいきたい。この馬も惜しかったな。

5着モズスーパーフレアSL★☆☆☆☆

この馬に関しては予想でも書いた通りやはり、Cの部分がなくなりつつあって、L淡泊さになっている。去年は粘り強かったが、今年は明らかに粘り強さが消えていて、今回は臨戦的にはOKだったが、闘争心止まりで、やはり最後の粘りがなく万事休すという感じだった。この馬に関してもある程度予想通りで、今後は極端な前残りの馬場で人気薄などで狙う感じか。ちょっと第一線からは退く感じ。

6着サウンドキアラSM★★★☆☆

前走の阪神カップあたりからようやく走る気持ちが出てきていて、マイル使うと思いきやまさかの1200でびっくりはしたが、今回も予想以上の健闘だと思う。やはり量があるので、無酸素のきついレースでもしっかり差してこれたか。体調的なところ(胃潰瘍?笑)で不振が続いていたか定かでないが、この走るリズムでは、得意のカテゴリーに戻って来れば、たとえばVMなどでは、かなり有力になると思う。まあライバルは後述するマルターズディオサだろう。インディチャンプと同じになるが、この経験を活かして、次走どのようなレースをするか非常に楽しみ。

8着マルターズディオサSM★★★☆☆

この馬も当初予想した通りで、1200のごちゃつく感じがよくないと思ったし、やはり自分のペースをやるには相手次第でもあるが、1400以上ではないといけないと思う。そして毎度言っているが、外枠から気持ちよくで、できれば広いコースがいいと思う。なので、何度も言っているが、東京マイルとかに行ってくれれば楽しみである。闘争心があって、量もあるので、今回ややスタート遅れたものの、最後はよく差してきて、まあ外からくるあたりも、先述した特徴かなとも思っている。今後の古馬のライバルはサウンドキアラとダノンファンタジーですかね。さて今後もスプリント路線なのか定かではないが、できればもう一度まいるあたりで見てみたい。

10着▲ミッキーブリランテSM★★☆☆☆

大外枠が響いたか、はたまたトランス状態の反動が出てしまったか、スタートで出遅れてしまい、完全にレースから置き去りになった感じ。1200というレース質がそもそも合わなかったという可能性もあるので、次走1400や1600でどのような走りになるかは気をつけないといけない。そしてディープブリランテ産駒で外から気持ちよくより、馬群に入ってオラオラくる方がいいので、そもそも内枠がいいのかもしれませんね。終始、取り残される感じで、今回は本領を発揮できなかったか。

12着ダノンファンタジーSM★★★★☆

まあ単純に馬場が合わなかった。その上で1200はキツかったということでここはノーカウントしますよ。スタートからいい闘争心で、内枠活かしていい行きっぷりでした。これはダートショックくらいに考えます。次走は楽でしょう。ただマイルだと気持ち量的にきついので、速い馬場の1200、1400で見てみたい。

14着○ラウダシオンSM★★☆☆☆

いい闘争心で行きっぷりも良かったが、最後のコーナワークで外に膨らんだところはもったいなかったですね。しかし、量的にはちょっとG1の壁があるんですかね。G2、G3あたりの時の感じとちょっと異なるか。あとは1200のモズの速いペースを体験して今後どう成長するか。現状はもう少しペースが落ちて息が入らないときつい感じか。少し様子を見る。

16着△アウィルアウェイSL★☆☆☆☆

馬場が重すぎたかのか、悩めるジャスタウェイ産駒の仲間入りか。様子見。

17着△ライトオンキューLC★★☆☆☆

やはり反動のパターンだったか。前走絞って研ぎ澄ました分の反動で、プラス体重になったがそういうことだった。前走の体調だったら一発あったかな。惜しい。

(追記)この馬に関しては鼻出血があったと教えていただきました。アクシデントだったみたいです。いずれにしても仕切り直しですかね。

その他今週気になった馬(随時追記します)

プリンスリターン

グレアリングアイ



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