馬のタイプから考える天皇賞春📝

既に皆さん考えられてることかもしれませんが、私は阪神3200とは?をいろいろ考えました。


1. 阪神3200とは?

阪神3200ということで外回りから内回りになるので、勝ちにいくには、やはりある程度前目のポジションをとる必要があるかなと思いました。福永先生も何やら詳しく説明してくれたのでわかりやすかったです。そして長距離ということでロスは少なくいきたいので、内目を走りたい。
阪神3200の舞台である2021、2022年の松籟Sと2021年の天皇賞春のレースを見て気になったのは、やはりこの内を走ってきた馬の好走で、そのあたりはある程度は踏襲されるのかなと思いました。これらのレースが絶対な訳ではありませんが…。

2. 阪神3200に合うタイプ、適性?

2-1)好走馬

2021年松籟S

1着ディアスティマ SSC
長距離をこなせる量が十分にあって、闘争心を活かして先行し、強い精神力で粘り込む。
2着タイセイモナークLS(C)
長距離をこなせる量がある、実績ですね。内枠、そして和田騎手のS付加もあってうまく先行して、量を活かして押し切れました。
3着シルヴァーソニックSC(L)
内枠を活かして、一気の距離延長に対応できた。量もしっかりあったということ。闘争心、精神力がしっかりあるバランスのあるタイプで崩れづらい。

2022年松籟S

1着ベスビアナイトSC(L)
長距離をこなせる量が十分にあって、しっかりした精神力でタフなレースでも投げ出さない。内を通ってロスなくきて最後は気持ちで押し切った。
2着ホウオウエクレールSL(C)
先行する闘争心があって、内のポジションがとれた。長距離は初めてであったがそれをこなせる量があった。精神的というより闘争心と量のストックで押し切った。
3着プリュムドールCL(S)
毎度Vラインを刻むように精神力は高いほうで、逆に毎度闘争心が弱く、突き抜ける感じはしないが善戦するタイプ。量はそれなりにあるが、内枠を活かして、ロスなく回れて混戦の中から最後は3着を確保した。
着外ディヴァインラヴSC(L)
量もあって闘争心、精神力もしっかりしていて、圧倒的1番人気に支持されて、外を回して横綱競馬で挑んだが、最後飲み込めなかった。内をロスなく回った馬を飲み込むには相当な量が必要。

2021年天皇賞春

1着ワールドプレミアLCK
量が豊富でかつここぞの集中力もある。前走差し切れずに疲労を残さない中で、闘争心は高まっていた。内枠を活かしてロスなく回って最後はしっかり量で飲み込んだ。
2着ディープボンドSC
量が豊富で闘争心と精神力がしっかりしたチャンピオンのようなタイプ。前走圧勝で気分も高まるなかで、前目にポジションをとって最後は横綱競馬を仕掛けるも、ワールドプレミアに飲まれてしまった。
3着カレンブーケドールSCL
闘争心、精神力、そして程よく冷静さもあるバランスなタイプで、突き抜けてこれないが、タフな場面での混戦に強い。先行して最後抜け出したが、上位2頭の闘争心や集中力、そして量に飲まれた。
4着アリストテレスSCL
同じくバランスのタイプで混戦にそれなりに強いが、突き抜けるタイプではないので、量や闘争心、集中力のそれに飲まれる。
5着ウインマリリンSC
闘争心、精神力がしっかりしたタイプだが、外枠の分だけ量のあるディープボンド、ワールドプレミアより後手に回ったので勝負アリ。
6着ディアスティマSSC
強い闘争心と精神力で先行して粘り込むのがかたちだが、馬体減が響いてガス欠であった。前走の疲労もあったのかもしれない。前にいくタイプはここに注意。

2-2)まとめ

一応のタイプとしては、❶S質がありながら量があるタイプや内でしっかり我慢できるCがあるようなタイプはチェックしたい。いわゆるまとまっている部類でしょうか。一方で単純に量で判断してもいいと思っています。しかしながら、仮に後ろからいくとして、坂のある長距離で体力削られながら、内回りの最後のコーナーで外を回して、内前にいた馬をとらえるにはなかなかの量が必要かなと思いました。❷今回のメンバーで強烈な量を持った馬は…?
また、内にいけるのは枠の影響もあるので、そのあた、らは考慮したいですね。❸単純に前向きで、内前目につけられる馬は魅力かなと思いました。いわゆるSが活性化してる感じはチェックですね。

3. 気になるチェック馬

❶、❷、❸に該当する馬をピックアップしてみました。

❶の該当

アイアンバローズSC(L)
ハーツイストワールSC(L)
マカオンドールCLS
テーオーロイヤルSL(C)
クレッシェンドラヴSC(L)
ヒートオンビートSCL
ロバートソンキーSC(L)
タガノディアマンテSL(C)
タイトルホルダーCSK
シルヴァーソニックSCL
ディープボンドSC

❷に該当

タイトルホルダーCSK
ディープボンドSC
マカオンドール?

❸に該当

アイアンバローズSC(L)
クレッシェンドラヴSC(L)追記書き忘れです。2022.4.30
テーオーロイヤルSL(C)
タガノディアマンテSL(C)
タイトルホルダーCSK
ディープボンドSC

ということで、予想では各馬の量やタイプ臨戦過程を見ながらさらに考察を加えますかね。

天皇賞春楽しみですね!




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