皐月賞レビュー📖

こんにちは。皐月賞、ぶち抜きました!!◯▲☆の決着でしたが、イメージしていた強い3頭でした。実は牡馬編のまとめの順番は自分が思い出す強い馬を書き出していました。イクイノックス、ジオグリフ、ドウデュースたまたまですがここで決まって良かったです。一方で◎ジャスティンパレスはここに割って入って欲しかったのが正直なところ。これについては修正がいりますかね。しかし、生活が一変してなかなか競馬のできない時間が続く中でコツコツ見てきたものが報われたのかなと思いました。サクッと振り返りましょう。

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短評

桜花賞とは真逆のトラックバイアスで外が伸びる馬場でしたね。中山2000なので内前が残るかなとも思いましたが、昨日のローシャムパークあたりからこの決着が見えていました。ただアスクビクターモアが逃げたときは、一瞬おっ?となりましたがまさかのスローでしたね。こうなるとイクイノックスとジオグリフの量の出番でしたね。

1着▲ジオグリフSCK

しっかりした量があって何より特筆すべきはこの馬の闘争心ですよ。量に任せてオラオラときましたね。エフフォーリアやクロノジェネシスのそれに似たイメージです。ペースが緩んでくれたのも良かったでしょうか。あとはイクイノックスが飲み込んだところさらに飲み込むという感じで、ワールドプレミアの天春みたいで福永さんもうまいですよね。さらにはイクイノックスがルメール さんのムチで寄れましたから、その分だけジオグリフの伸びが際立ちましたね。いろいろ喉だとか不安のある馬ですが、この量と闘争心、精神力は魅力的でしたね。あとはどういうキャリアを描いていくのか、この産駒の代表として注目したいです。次走はダービーでしょうか。量でこなしてきそうな雰囲気はありますが、個人的には改めてマイルあたりも面白いかなと思いますね。

2着☆イクイノックスSC

いやこの馬の量は正直まだ未知ですよね。最後はルメール さんの鞭でヨロケてますし、まだ未完成なところがでましたかね。ただ、個別な分析の中でもこの馬は間違いなく闘争心はあると言いましたが、その通りしっかりルメール 騎手に誘導されて前に行ってくれました。この辺りはしっかりこの馬を見れていたかなと思いました。あとは精神力と量がどこまでかなというところでしたが、映像を見るたびにグランアレグリアを彷彿とさせましたので、ここはすごく期待しました。さて、このしなやかな走りはやはり東京コースで期待するところで、あとはこの闘争心をうまくコントロールしてダービーでは弾けて欲しいですね。

3着◯ドウデュースSCK

大方の予想はハイペースで、武さんもオニャンコ、ラーグルフに控えて後ろに構えました。外を回して伸びる戦略だったでしょうか。しかしながら馬体を絞って、気持ちを高めているなかで量に任せて前に行くよりは、この差しの威力にかけたのは間違いではなかったのかなと思いました。現に最後伸びは集中力を乗せた強いものでしたから、脅威でした。今回は展開のあやこそありそうですが、やはりこの馬の強さは見せたと思います。次走はどこに行くでしょうか。この精神力にはやはり死角がないですね。

4着ダノンベルーガSC(L)

淡々とくるタイプだと思っていましたが、何やら前向きな感じが見てとれました。川田騎手のS付加のような促しがあったとはいえ、スタートからいい挙動でした。一方でこれが一時的な可能性はありますので、キャリアとともにエネルギーを如何に放出していくかについては毎度精査が必要でしょうね。いわゆる、鮮度と呼ばれている部分でしょうし、隠れたLが増えてくるみたいなイメージです。さて、レースですがスローも功を奏して内でしっかりためて最後内馬場は伸びづらかったですが、ぐいぐい伸びてきて、フラットな馬場ならあわよくばと思わせる勢いでしたね。十分量があるところは見せれましたし、次はダービーに向けてうまくペースに乗れば視界良好なイメージですね。もはや量でもってきそうですね。

5着アスクビクターモアSSC(L)

いい闘争心と気持ちを持った馬で逃げたらと思いましたが、さすがに前走の分のツケがきましたかね。有馬記念のタイトルホルダーみたいな感じでした。なので充電たっぷりな状態でグイグイ逃げるシーンも面白そうですね。さて今回、不発に終わりましたので、以前も書きましたが、ダービーに向けて集中した逃げを打てると楽しみがありますね。闘争心で破壊する逃げをうてればですが、鞍上の不安があります。

6着オニャンコポンSL(C)

休み明けの分だけやや寝ぼけて後ろにいきましたが、本来はパワーとスタミナを活かして前目でオラオラするタイプですよね。今回結果的に差しに回りましたがいい闘争心でした。この馬も鞍上がどうするかも大きく関わっていて、この馬のいい闘争心を活かしてあげれば面白いと思いました。次走は前に行きたい。

7着ジャスティンロックSLC

思ったよりも激流にならずそうなると横綱たちの量に飲まれてしまいますよね。しかし、逆にここで堅実に伸びない内からしっかり頑張ってくれたのでキャラの確立はできました。まあ同世代には破壊的なSを持つ馬が多いのでこの馬の精神的な柔軟さが炸裂するところがくるかもしれませんね。ポタジェの雰囲気です。

8着ラーグルフSC(L)

結果的にホープフル組の中では1番でしたかね。前走が馬体も減らして不利も受けて踏んだり蹴ったりなレースとなりましたが、よく巻き返しましたかね。いい闘争心と精神力がありますが、外を回すと量のある馬に分が悪く、内でためて一瞬のキレで勝ちたいですよね。今後はどこへいくでしょうか。小回りコースなどの内枠に着目したいですね。

9着◎ジャスティンパレスSC(L)

出遅れてレースに入れなかった時点できつかったですね。最後の直線もフラフラしていて、もう少し成長を待った方が良いでしょうか。最後まで頑張ってはいますが気持ちが空回りしていましたかね。休み明けの分だけ寝ぼけも入っていそうで、次走どこまでパフォーマンスを上げれるかにしっかり注目したいですね。こんなところで終わってもらっては困ります。

10着ダンテスビューSL(C)

スタートはよく前向きにはやっていたのですが終始、のまれた印象でした。量で差がありそうなので、ダウンでの臨戦でオラつくか一度、鍛え直してまたチャレンジしてほしいですね。

11着ビーアストニッシドsSC(L)

乗り替わりもあってか思い切りいって欲しかったですけどね。SSタイプのアスクビクターモアやデシエルトに比べるとやや大人しい分だけ遠慮に繋がりましたかね。あとは前走あまりにも気持ちよく楽に逃げたので今回はそのギャップが大きくてきつかったですかね。リフレッシュして自分のペースでが良いですかね。ラジニケ賞が良いかもしれません。

12着マテンロウレオLC

後方から随分おいていかれましたが、マイペースな印象が強くなってしまいました。もう少し延長でどこまで頑張れるでしょうか。あとはタフな馬場など中京2200や阪神2200など非根幹の少し距離が長いところで淡々とやってくるほうが良いかもしれません。

13着キラーアビリティsSCK

闘争心が空回りしてましたし、まさかの出遅れで後手を踏んだのは痛かったですよね。個別分析でも書いた闘争心がマイナスにふれた瞬間でした。そのままポジションも悪く、内も伸びない馬場でしたのでかなり苦痛だったかなと思いました。あとは今回馬体重の変動なくということで、この馬としてのホープフルからの伸びしろが少なかったのかもしれませんね。量はこのレベルではややいっぱいいっぱいかもしれませんが、闘争心はしっかりあるので個人的には短縮の臨戦が面白いと思います。

16着デシエルトSSC(L)

まあ出遅れましたが闘争心があるところは見せてくれました。ただ出遅れた分を取り戻すかのような鞍上の促しは皮肉にも闘争心を抑えるような調教と相反する感じになったのかなとも思い、チグハグさを感じました。強い闘争心は破壊力も強い分、脆さもありますね。また、この馬も前走鮮やかに勝ち、エネルギーを使いましたのでその分の疲労等があったことも否めないですね。それを打ち消すような重馬場などの、この馬のパワーを活かせて有利なトラックバイアスがかかれば別でしたが。いずれにしてもしっかりリフレッシュしてですね。やはり闘争心を活かした量逃げがベストで、ダービーでそれができるでしょうか。みものです。

最後に

今回の皐月賞はコツコツと見てきた馬をしっかり馬券に繋げることができ、かつ個人的に久しぶりの大勝負をして的中できたことはいい経験になりましたし、自信になりました。◎は外れはしましたが、それでも馬券をとれたことが大きいです。いろいろコメントやメッセージを頂いた方、いつもイイねをくれる方にも改めて感謝です。先日も書きましたが、4月から生活が一変してなかなか時間がない中で、いろいろまとめていこうと思いますので今後ともよろしくお願いします。

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