皐月賞レビュー📖

エフフォーリア強かったですね。横山武史騎手もしっかり内でためて完勝でした。私の本命のアサマノイタズラは最下位、危険に指名したダノンザキッドも15着と色々とあった皐月賞でした。振り返ります。

総評

総合的な感想を記しておきたいと思ったので列挙する。まず上位に来た馬を見ると、①体力、パワーがある馬がしっかり来ている。その上で②疲労を抱えていない馬がしっかり来ている、そんな印象を受けました。稍重のトラックバイアスがかかって、それをこなせる馬、そして疲労がなく自分の量を遺憾無く発揮できる馬、そういうところを抑えるべきだったのかなと思いました。次に、③完成度の違い。3歳戦は成長期でやはり華麗に圧勝を決めた馬が上位にきている印象です。特に重賞で。エフフォーリア、タイトルホルダー、ステラヴェローチェそれぞれのレースは言わずもがなですかね。ちなみに①から③を満たしているグラティアスも枠次第ではあったかなという感じですね。そしてダノンザキッドも前走から馬体重がおかしかったので、今回危険に指名しましたが、妙に人間の緊張感が伝わったんですかね、量的にはこなしても良いところだったと思います。このあたり、来年以降に活かそうと思います。さて振り返ります。

★は次走以降の私の期待度です。

1着△エフフォーリアSM★★★☆☆

量が豊富で、しっかりとした精神構造もあり、これは強いと思いました。前走から馬体重を絞って、完全にキレも増していた。ただの量に任せた感じと思いきや、もう一段上があった印象。すごいですね。内のポジションでしっかりためれて、あれをやられては他の馬は敵いませんかね。道中もしっかり我慢できるし、頭がいいのでしょう。陣営も昔からこの馬は賢くて操縦性が高いと言ってました。量が豊富で操縦性が高いとは騎手も楽しいですよね。ダービーも有力だと思う。一方でこういうタイプはいつ崩れるのか気になる。

2着タイトルホルダーLC★★☆☆☆

これは見直した。週中今井氏の見解も参考にしながら、なるほどと思いました。この馬は体力、パワーが豊富で揉まれずにいくとしぶといと改めて感じた。スタミナも豊富ですかね。今回は馬場が渋って完全に分があった印象。そして完成度が違った。前走の弥生賞の走りは並ではできないかな。あ、成長途上という意味でです。本来は淡白な感じなタイプで、若さ故にある程度我慢がきくのかな。前走から馬体が増えてLと体力強化されて、とりあえず淡々といくではなく、馬体を絞ってキレを増した中で精神部分が研ぎ澄まされたのも良かったのでしょう。このような理由で、揉まれない外目の枠でスタートして後ろからの圧はありながらも、最後までしぶとく自分のペースでいけたのだと振り返ります。ま、単純に完成度の違いで押し切った可能性もありますがね。ダービーは逃げたいですよね。エポカロードみたいに。

3着○ステラヴェローチェSC★★★☆☆

思ったよりも覇気がなく、闘争心的なものもあまり感じなかった中で、内をうまくきた印象。量でもってきた感じがあって、相手が弱かったんですかね。ただ、前を捉えるにはもうちょっと気持ちで走らないといけないと思う。鞍上が行かせなかったのかもしれないが、そもそも馬も寝ぼけた感じがあった。体力、パワーがあって最後しっかり詰めているのだが、能力で何とか3着に残した感じ。ダービーに向けてもう一段階上がるか。もう少し距離を延長したほうがいいのか。人気との相談で少し様子を見たい。

4着危険アドマイヤハダルSL(C)★★★★☆

闘争心が主体も量もそこそこあるがルメールをもってしてもこの辺りか。これは危険に指名したのは良かったと思う。人気の割に、量が突き抜けていたり、闘争心や集中力があるわけでもないので難しい。次走も人気との相談。

追記→よくよく考えてみたら、馬場の影響が大きかったのかなという印象。やはり高速馬場替わりで跳ねてきて、量でエフフォーリアに挑むならワンチャンこの馬かもしれないと思う。タイプ的に闘争心主体でただある程度まとめてくる真面目さもあり、体力勝負にならなければ、ある程度自分の舞台では大きく飛躍しそう。

5着△ヨーホーレイクSM★★☆☆☆

体力パワーがあって、今回の馬場は明らかに向いていた。一方で、やはりスタートが遅いので延長の方が向くのかなとも思う。量もしっかりあって毎度堅実に走る真面目さもあるので、ダービーでうまくレースの中に入れたら面白いと思う。一度突き抜ける感じのレースをしてくれないかね。きさらぎ賞が寝ぼけすぎなんですよね。あれがあるから真面目なイメージを払拭できない。

6着グラティアスSC★★★★☆

最後までしっかり走っているのは好感だが、やはり枠が響いたかなという印象。4角でごちゃついてだいぶ後ろにふられたが何のそのでしっかり突っ込んできた。体力充電ができていてフレッシュな状態だったのは良かったが、ほんとに枠にないた感じか。もう少し、内や前でやれていたら面白かったか。これはまだ未知という部分で次走可能性を残したと思います。

8着レッドベルオーヴSM★★★☆☆

そうかそうなるか。いい闘争心があって、量もあるのだが、2000ではきついと思う。ダノンファンタジーみたいなイメージで。1600や1400に行っていいと思う。この闘争心を活かして量で制することができると思う。マイル以下だ。まだ馬の量があって闘争心が死ぬ前に。ダービーは行かなくて良い。

9着☆ヴィクティファルスCL★★★☆☆

いや疲労かなと思う。体力切れかなと思う。前走の激走はやはり反動が来るかと思った。その前のタイミングで反動がくると思ったがそれを乗り越えてきたので、面白いとは思いましたが、まあそこはしょうがないですね。あとは随分と外を回って完全に切れてしまった印象。さてここで凡走したので、ダービーではもう一枚上がるのか、一度休憩を挟んだ方がいいのか。強いなら巻き返してくるものでしょうが。あとタイプ的にS主体で見てましたが、精神タイプと淡白の狭間って感じですかね。疲労をも乗り越える精神力がなかったのかな。逆にこの投げ出しで淡白な方向にいかないと良いが。現状は精神力によってるということで…

13着▲ラーゴムSM★★★☆☆

調教明けに前走比で馬体重が−4キロでありながら本番は+4キロ、実に8キロも変動が3日であった。体調が良くなかったのだろう。ある程度前にいくのかとも思ったが思ったよりも行き足が悪く、最後まで不完全燃焼なレースだった。体調を戻して見直したい。

15着危険ダノンザキッドLM★★★☆☆

これも同じように馬体重が不自然すぎた。やはり淡白に気持ちよく行きたいタイプでタイトルホルダーをやりたかったと思う。それにしては馬体重が減り過ぎて体力切れのような負けかただった。減らして精神が増すタイトルホルダーとの違いはそこだと仮定してます。去年のリアアメリアといい川田騎手の乗る馬はなんだか似ていますね。ダービーでやや巻き返しつつ、休み明けの左回りの広いコースなどで前目で押し切るのが理想なんでしょうね。ダービーでもやや人気しそうでそこで凡走後の休み明け馬体をしっかり増やしたところを狙いたいですかね。10倍くらいつかないかな笑

16着アサマノイタズラSM★★★☆☆

完全なる体力切れでした。いい闘争心はあって、レッドベルオーヴとダノンとやり合ってましたが、エキサイトしすぎましたね。外を回っていた分と前走のツケが回って完全に充電切れでした。まあ精神力はさほどなくて、体力とパワーと闘争心に任せてなんですかね。フレッシュな状態でまた見直す。闘争心も死んでないことを祈る。あとは中山しか使ってないので別のコースではどうなるか。

しかし、先週の◎メイケイエールといい、◎アサマノイタズラといい、2週連続の最下位でした。しかし、そういう極端なところを狙えているということで良しとしたいです。まあ、白州を飲みながら、また馬柱を眺めるとします。





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