エリザベス女王杯予想

こんにちは。気温がだいぶ下がって冬の気配ですね。今年はなかなか気温が下がらず不思議な感覚でしたが、ここから一気に冬めいていくのでしょうか。さて、今週はエリザベス女王杯ですね。外国馬マジカルラグーンも参戦して、3歳牝馬、古馬もおもしろいメンバーが揃いましたね。しっかり予想していきましょう。今週はG1なので予想とコラムまがいのものを

1.エリザベス女王杯予想

阪神2200ということで小回りをこなす闘争心(S)と2200を走り切る体力、スタミナと総合力が試されますね。おまけに雨が降るとか降らないとかでこれはパワーがより要求される状況でしょうか。量が豊富でありながら、精神力そして闘争心が強い馬をピックアップしましょう。

1-1) 各馬の量とタイプ

1-2)予想と見解

◎ナミュール

お休みしているときの秋華賞はこの馬かスターズオンアースだろうと思っていて終わったレースを見てびっくり。ならここでしょう。休み明け、馬体を増やして前走絶妙に凡走し、量のある馬の距離延長、斤量と鮮度といろいろ揃ったかと思います。タイプは現時点でSCでこの馬にはしっかりした闘争心と精神力があります。ある程度タフになってもこなしてくると思います。今後成長しながら馬体を増やしてL付加して休み明けのズドンが決まるシーンもあるかもしれませんが、3歳の今はここでハマると思いました。雨がどこまで降るかわかりませんが、覚醒したかのように突き抜けてほしいですね。

〇ピンハイ

もうこれまでの予想でこの馬の精神力についてはよく話しているのであれですが、負けん気が強いですね。その中で前走、条件戦相手に合わせることなく突き抜けたところを見て、いい意味での違和感を覚えました。これは、強い。要は、量があるタイプの手を抜かないイメージで、格上げのこの場面は楽しみですよね。あとはこの馬の経験したことないタフな展開でどこまで我慢がきくか見ものですが、ここは勝負する場面かと思いました。小柄な馬体で負担も大きい中でよく頑張っているので、これはMをやっている(やっていなくても)と指名せざるを得ないですね(笑)◎と悩みましたが、オークス、チューリップ賞の挙動で選びました。

▲ウインマリリン

いい闘争心の上に、しっかりした精神力もあって、やや外目の枠が痛恨でしたが、ポジションはそれなりにとれるかと思いました。前走パンサラッサの速い流れ、小回りコースで活性化もしていますし、その中で量を活かせる延長なので臨戦なのでかなり良いですね。内の好位を確保して、一瞬の闘争心のキレで頑張ってほしいですね。去年はケガに苦しんだ印象なので、飛躍してほしいですね。

▲デアリングタクト

これもこの位置の評価ですが、強いですよ。三冠馬ですよ。前走のまくって凡走していますし、何よりこの馬はラヴズオンリーユーのイメージをしたので、叩いて集中して覚醒してくるのではないかと期待をしています。古馬になってからは王道のこちらのタイプと楽しみにしていますね。戦績に起伏があるタイプ。ジェンティルとかもそうでしたかね。挙動からはまだ闘争心は死んでいないですし、ここで3歳の時よりパワーアップして一段あがると面白いですね。内枠を引いたので前のポジションがとれるとよいですね。あってほしくないですが、予想が外れてピークアウト路線も残されるので、一応は?と評価しています。さて仮説が検証されるかなという感じですね。

基本はこの4頭ですかね。あとは3連系とかやる方は✓馬も見ておけばというところです。

その他の馬のコメント

スタニングローズ

紫苑で叩いて、前走秋華賞は完全に狙いに行って勝ち切りました。強いですよ。あの2頭を抑えたので。しかしここは見えない疲労やストレスがのしかかると思います。ここで跳ねのけてくるようであれば一層強いですが、人気とともに割り引きたいです。休んでください。

イズジョーノキセキ

前走、強烈な闘争心とすごい脚でやってきて躍動を感じましたが、これが休み明けなんですよね。この馬の戦績を見てもオンオフのような出した後はもれなく反動が来る場面で、もう一段というよりは、この気持ちを維持したまま休んで回復に努めてが良かったのではと思いましたね。放つエネルギーが大きすぎたように感じました、「はかいこうせん」ですかね。

ウインキートス

基本的に今回ウイン3頭は面白いですよね。似たようなしっかり精神力のあるタイプが前走叩いてきていますからね。ここも絞ってきたら面白いですね。ポジションどりがどこまでできるか。

アンドヴァラナウト

これは印を回すか迷った。馬券には入れていいと思う。悩んだのは前走の挙動。これが寝ぼけととらえるか好走パターン(衰えた結果)ととるか。個人的には寝ぼけの可能性があると思っていて、鞍上変わって先行して、S付加されたらまたグイグイきてもおかしくないですね。去年の戦績がなんなんだという感じなのと、ちょっと量が足りるかなという不安も込みで。

ウインマイティー

痛恨の外枠ですよね。内枠とれたら体力補完の短縮臨戦ですし、前走からもう一段上げるターンでしたので楽しみでしたが。ただ、鞍上は狙っているでしょうし、展開次第ではやってきてもという感じで、警戒は必要ですかね。

マジカルラグーン

youtubeにこの馬をよくまとめている人がいて大変参考になりました。タイプ的にはわかりづらいですが、いい精神力はありますね。ただ、愛オークスのコース形態レースをみましたが、たしかにかなりタフでイメージと違いました。日本ですぐにというイメージにはなれずでした。雨が降ってかなりの消耗戦になればというかんじですかね。

危険:ジェラルディーナ

前走と真逆との大外枠でついてないですね。テンが速いわけではないので先行好位は期待できず、となると量で飲み込むしかないかと思いますが、さすがにここで飲み込むほどではないかと思います。


2.コラム「各馬のタイプについて」

前回のお話はこちら

ということで、今回はあまり話したことがない各馬をどうやってタイプを見分けているかについて。基本的にはレース映像を見ながら話せばいいのですが、文字に起こしてみます。すべてがこの通りではなくやや感覚的なところで言語化できないところもございますが、基本はこんなイメージということで。

基本は近走をみる
→前に前に走る気性がある→S
→後方からまくる、猛然と突っ込んでくる→S
→中山コースに良績、先行押切り→Sの可能性
→東京、阪神の広いコースで淡々と差す→L
→大敗の経験がある、あきらめ→L
→負けまいとくらいつく姿勢がある、強引にでも勝とうと馬群をわる→C or S
→戦績にオンオフ、交互になる→SL
→戦績が階段のように着順をあげる、叩き良化→C
S:闘争心、L:冷静さ、淡泊さ、C:集中力、精神力

基本は近走をみるというのは、非常に重要で、私の場合その馬の線でイメージしながら点でとらえることにこだわっています。今どうなのかですかね。このあたりが他のタイプで判断されている方とは異なるかなと思いつつ、議論したいところでもありますね。なぜここが大事かについてはまた次回ということで。

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