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クラシックへ向けて👑牡馬編

2022年クラシックへ向けて、注目の3歳馬の馬の性格についてまとめようと思います。あとは各々レースの展開などを想像するのに役立ててもらえたら幸いです。個人的に重要にしていることなので、有料のメモにしようとも思いましたが、無料公開です。あくまでも私のイメージする性格なので、異なる意見もあると思いますが、それもいいと思います。こつこつと馬を見てきたのでとっておきの楽しみな馬が数頭いますね。牝馬編もあるので是非読んでみてください。


1.はじめに

馬の性格を読み解く上で、Mの法則をベースにしています。個人的にいろいろと試行錯誤を繰り返す中である程度考えをまとめた記事にあります。まあ優しくない値段設定です。この中身についてどこかで披露するのでちょっと待ってください(笑)
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以下、簡単にまとめますと、

S:闘争心、L:冷静さ、淡白さ、C:集中力、精神力
量:気の良さ、オーラまあいろいろと見解はあると思いますが、その馬の持ち合わせるキャパのようなものでイメージしてもらえるといいと思います。詳しくは有料のこの記事に書いてあります。

2.各馬のタイプ~牡馬編~

イクイノックスS?

まあ量が豊富なんですよね。間違いないと思うのはこの馬にはしっかりとした闘争心があること、ただそれを下支えするものがあっさりとしたLなのか、しっかりとした根性のようなものなのかは現状読みづらいですね。それだけに、レベルの上がるG1でどうなるかは気になるところですね。可能性としてあるのは、①膨大な量であっさり飲み込むこと、②量はG1クラスで他馬の強い量に怯んで遠慮してしまうこと、③他馬の強い量にも負けずにしぶとく立ち向かってくることの3つかなと思います。勝ち方を見ていると量で劣っているとは思えないかなと思いました。なので、来ても来なくてもみたいなスタンスですかね。

ジオグリフSC

豊富な量に加えて、強い闘争心、精神力が魅力的な馬ですよね。朝日杯でマイルを経験しているのも良くて、速いスピードを体験して引き出しも広がりましたよね。常に目標にされる立場とは打って変わって人気が落ちるのも良いですね。喉がとか不安はあるかもしれませんが、誰よりも身近で見ている調教師が出走を決断するということは大丈夫と信じたいですね。格上げの舞台で思う存分に量と精神力を見せつけて欲しいです。

ドウデュースSCK

強い、賢い、我慢強い。ほんとこれはね、弥生賞の予想で書いた通り死角がないというそのままですね。弥生賞はロジハービンのぶち壊しで不利を受けつつもそれを盛り返す量と精神力は圧巻ですね。3着のボーンディスウェイも完全に飲まれましたね。1600でいい感じにスピード慣れしていたのが功を奏して前目につけれましたし、いい感じで闘争心が乗ってていいかたちでレースに入れた印象でしたね。負けはしましたが、この精神力は武器ですね。いや強いですよほんとに。あとは本番までにしっかりリズムが整えられればというところですが、友道厩舎ですしね。

セリフォスSC

これは皐月賞には出ませんが、強い闘争心と精神力が魅力的ですよ。アドマイヤマーズみたいなイメージですね。簡単には崩れないですし、NHKマイルは有力でしょうね。

ダノンベルーガLC

豊富な量でジオグリフを飲み込んだのは記憶に新しいところですが、これがエフフォーリアがステラヴェローチェを飲み込んだときと異なるのは、まだ闘争心が感じられないこと。あとは手前の関係で左回りしか使われていないのも気になっていて、右回りでどうなるか気になりますね。一方で馬場が速いですから、後方からの豪脚をどこまで炸裂させるでしょうか。

ダノンスコーピオンSC

朝日杯の本命でした。強い闘争心、ここぞというときの集中力が魅力的であったのですが、まさかの調整がスムーズではなく、皐月賞ではなくアーリントンCですね。共同通信杯は寝ぼけながらもなんとか頑張りましたので、ここは一段上がる場面でしょうか。流石に格の違いを見せつけて欲しいところ。

キラーアビリティsSCK

ドウデュースよりも闘争心がやや強く、破壊力と脆さも兼ね備えてる感じですね。ドウデュースが10点満点で8としたら、この馬は|9|、絶対値9ですね。プラスにもマイナスにもなるみたいな。まあ極端な例えをだしましたがあくまでもイメージですよ。新馬の負け、未勝利の圧勝、ダノンスコーピオンへの負け、この辺りを見ていただけたらよく分かると思います。あ、ホープフルの鮮やかな勝利もですね。いろいろ書きましたが、この馬もしっかりとした精神力がありますので、大崩れはないとは思います。

アスクビクターモアSSC(L)

弥生賞は、我慢して抑えられてしまいましたし、スローの中でだいぶ苦労した印象ですね。ほんとプッツンときれずによくやっていると思います。前目で押し切れる量もあるので、これは皐月賞にはもはや逃げてほしいですね。「誰にも邪魔されたくないんだよね」ってオーラだしますし、後ろから競られるとナニクソと根性出しますし、まあカテゴリーは違いますがモズスーパーフレアですよね。逃げたほうが面白いと思いました。いけるところまで行ってみようのレースでいいと思います。個人的に、皐月賞で我慢をさせられたら、ダービーは逃げてしまえば頭までありそうな雰囲気はあるのと、あとは皐月賞で逃げてしまえば同じく頭まであるかなと思いました。今回のように外枠で視界の開けた枠か内枠なら覚悟決めていくべきですね。今回のドウデュースの量を目の当たりにしてわかったようにジオグリフ、イクイノックス、ダノンベルーガと量の豊富なのがいますからね。そんな時こそ闘争心の威力ですかね。パンサラッサに弟子入りすべし。

アライバルLC

これはですね。ボーデンと重なるんですよ。量が膨大にあると見せかけて、若い時に完成された分だけ優位に立てるが、徐々にピークアウトしていくのではないかと感じています。まず、現状で量が豊富なこと、精神もしっかりしているのですが、ビーアストニッシドを飲み込めなかったのは頂けないですね。おそらく、ジオグリフ、イクイノックスなら飲み込んでいたと思いますし、その点でこの馬のきつい部分がでたかなと思いました。なので、ダービーなど延長の東京コースでとなると一線級にはきついと思いました。ただ、あるとすれば短縮のマイルかなと思います。この前への経験が生きますし、差しに回ってくれば量の観点からも面白いですね。なのでNHKマイルが面白いかなと思っています。一方で、ボーデンとアライバルの違いについて、川田騎手とルメール騎手の違いがあると思います。行きたがるボーデンを押さえつけた従わせようとした川田騎手、馬の気持ちに素直に前向きさを付加したルメール騎手、ギャンブルスタートもありましたが、アライバルの好走にはルメール騎手のアシストがありましたね。

オニャンコポンSL(C)

アサマノイタズラみたいな感じですよね。量がしっかりありながら、闘争心が乗っているといきはズドーンときますよで、なかなか見分けるのが難しいですよね。今回は、ロジハービンが飲み込んだところをごっつぁんした感じもありますね。やや気分屋的な側面があって、非常に不気味ですけど、やや交互ぽくなっていく感じがあるので、そんな感じでシンプルにみていきたいかなと思いました。一方で、気分屋なので闘争心が入るにはただの休み明け一本では狙いづらいよなと思います。一定の量があるので京成杯のときみたいにやってきちゃうところは頭の片隅に置いて置きますが。

マテンロウオリオンCS

シンザン記念は、ややタフな展開になると思ったのでやや量で精彩を欠くと思いきやそこを乗り越えてきたので、これは強いですね。その前のレースから闘争心も集中力も一段上がった感じでした。これは1800、2000くらいまでいけそうですし、この馬もアドマイヤマーズのような印象でいようかなと思います。本来は1600がゾーンで、1800くらいもこなせる量で短縮で威力を発揮しそうですね。ニュージーランドトロフィーも寝ぼけた中で4コーナーからの量をちらっと見せてくれたのはゾクっとしましたね。いい感じで差し切れなくで、次走一層と集中モードですよね。あれ?NHKマイルはアドマイヤマーズな2頭買えば当たる?(笑)はい、ということで今後も楽しみです。

マテンロウレオSC(L)

弥生賞は完全に雰囲気を確かめるような感じでしたね。試走ってやつですかね。鞭も入れられずで不気味ですね。このあたりでこの馬の評価を大幅に落とさないようにしたいですね。この馬はいい闘争心と精神力がありますし、混戦などタフなときにひょこっと顔を出しますからね。不気味なんですよね。重馬場とかそういうトラックバイアスなどにも留意したいですね。

ジャスティンパレスSC

この馬非常に魅力的です。何といっても負けん気です。集中力とかそんな感じよりは、『ちょ待てよ』でロックオンしてからの捕まえに行く感じが良いですね。イメージはカレンブーケドールです。(怒られるかな…)けどそう見えたのでしょうがない。ホープフルSを見れば分かる通り、いい闘争心と気持ちがありながら、体がついていってない感じで、左に右にフラフラしてましたね。ここは休み明けでしっかりパワーアップしてほしいところですね。量でも引けを取りませんし、どの馬よりも根性は感じますので向かっていって欲しいなという感じです。ただ懸念があるとするなら休み明けの分ですかね。皐月寝ぼけて次走スイッチみたいな…。いずれにしても楽しみです。

ジャスティンロックSLC

しっかりとした闘争心と精神力そして適度な冷静さもありザ真面目くんですね。このタイプはなかなか崩れづらい中でも、時より見せるその冷静さが仇となるんですよね。ただ、本当の混戦などで意外とごっつぁんゴールを決めることもあるのが面白いところ。最近で言えばイメージはポタジェですかね。

キングエルメスsSC

強い闘争心に加えて我慢強さもありますから、オラーと言って押し切る感じが強いですよね。東京コースの止まらないトラックバイアスなどもろに合いそうな感じです。矢のような闘争心ですね。先週のウォーターナビレラをイメージで。

トウシンマカオsSCL 

これはそこそこ闘争心があり、かつ精神力もあるのですが、意外と自分を保てる冷静さもあってなかなか崩れづらいタイプです。逆にそれがある分だけ、オラーって突き抜ける感じもしませんが、混戦でしぶとく勝ち切ったり馬券に絡んだりしてきますね。NHKマイルが激流になるなら面白いと思いますよ。

ビーアストニッシドSSC(L)

強い闘争心とさらにはしっかりした精神力があるので。自分のペースで逃げれるとしぶといですよね。スプリングSの中山1800というコースもこの馬の量とマッチしていましたので、内枠で闘争心を活かせてよかったですね。毎度頑張っているのに人気しない面白い馬で、一定のパフォーマンスを見せているので評価していいのかなと思いました。あとは自分のかたちでないところでどこまでかというのが今後の見どころですね。ここは試金石ですかね。

デシエルトSSC(L)

ダートもこなせるパワーもありながら、その狂気のような強い気持ちで走るイメージでなかなか面白いキャラですよね。若葉Sはそのまま量のある馬を押し切りましたからね。あまり侮らない方がいいですよね。あとは気持ちが乗っているとなかなか崩れづらいでしょうから、今回間隔が詰まるのは良いと思います。ただ、同型の量の豊富な馬も数頭いますから、その馬とどこまで争えるか。枠も重要でしょうね。楽しみです。

ボーンディスウェイSC(L)

この馬あまり評価していなかったのですが、弥生賞を見てイメージが変わりました。いい闘争心を見せながら頑張りましたね。(正直上位2頭にばかり目がいってしまい反省)ほんと逃げればリューベックよりは残ってた可能性が大ですね。しかし騎手と相性が悪い印象ですね。いい精神力や闘争心があるのですがそれを殺すかのような感じでうまくかみ合っていないように感じました。パッと思い出すだけで、スターズオンアースのフェアリーS、若いころのラッキーライラックなど。今後の参考にしようかなと思いました。一方でこれが逃げたとしてやはり同じ逃げの威力ではアスクビクターモアのほうがあるかなと思います。ただ、逃げれたときはそれなりにしぶといどう思いますよ。

ラーグルフSC(L)

前走は大幅馬体減で体調が悪かったうえに、ロジハービンのぶち壊しのあおりをくってかわいそうなので休んであげて欲しかったですが走ってきますか。タイプとしてはいい闘争心と精神力があるのですが、体調がどこまで戻っているのかが気になってしまいますね。つまりは、万全の状態でない中で、勝てるメンバーではないと思います。

コマンドラインLC

そこそこ量はあると思いますが、どこか淡々としていて、気持ちが弱い印象ですね。広いコースで伸び伸びと走れる場面で注目したいですね。

プルパレイSC(L)

いい闘争心と我慢強さはありますが、量がそこまでないので一瞬のキレで勝負するタイプですね。広いコースのマイルだとやや分が悪そうで1400などがいいと思います。逆に1200だと闘争心がもう少し欲しい印象ですが、いざ走ってみるとスイッチが入るものでしょうか。

レヴァンジルCS

この馬は本当にいい勝負根性があるので毎度応援したくなります。ジャスティンパレスが根性がすごいといいましたがこの馬も引けを取りませんね。さらには量が豊富でタイトルホルダーのようなイメージですかね。この馬はダービーで見れるのでしょうか。強い馬たちにどこまで挑んでいけるのか気になるところですが、戦いながら集中していって欲しいですね。

アルナシームsSC(L)

前走は破壊力のある闘争心を抑えられたイメージですね。コントロールすることと押し殺すのは少し違うかなと思うので気持ちが死なないといいですね。スプリングSの敗因は単純明快で、私は距離と思っています。おそらくこの馬の量が爆発するのは1600までで、個人的には短距離も面白いと思っています。本来この馬は闘争心と精神力があるので、それを活かせる舞台であれば爆発すると思っています。前走はスローの少頭数なのでなんとかなっただけだと思います。なので次走以降短縮できたら積極的に狙います。こういう癖のある馬なので鞍上も同じがいいですね。NHKマイル?いやセリフォス、マテンロウオリオン、インダストリアという先約がいて、アライバルにアルナシームもきたら大変ですね(笑)。ま、短縮で闘争心を爆発がキーワードです。

ドゥラドレースSC

量を爆発させる闘争心が魅力的ではあるのですが、春は見送りで秋からの始動になりましたね。休みの間しっかりパワーアップして帰ってきて欲しいですね。正直世代でも量はかなり上位ですし、いい闘争心、精神力もありますので楽しみではありました。

リアドsCL

気持ち闘争心が弱いですが、それでも真面目で冷静でしっかり走る印象ですね。新馬の破壊力を見れば分かる通り、量もそこそこありますので、気持ちよくスムーズに走って欲しいと思いますね。やや量が未知な部分もあり、ダービーに向けてのトライアルでどこまで量を見せつけらるかで今後のイメージが固まりそうです。

アサヒSC(L)

せっかくSCのいい精神力の馬だったのですが、陰りが見えました。嫌気ってやつですね。持っている能力を生かすも殺すも精神的な部分なので、一度しっかり休んでリフレッシュしてほしいですね。

インダストリアSC(L)

前走、陣営は2000が持つのかという半信半疑なコメントで、騎手としても馬をもう一つ信じきれなかったのでしょうか。正直この軽い馬場であればなんとかなったような気もします。1600からの延長で終始、馬も行こうとはしていましたが、それを抑えての後方戦略。ルメール騎手が昨年シュネルマイスターで延長をすんなり前につけたのとは異なりますね。スタートからある程度アスクビクターモアに競っていけば着順は変わったかもしれませんね。まあこれもまた勝負のあやですね。さて、前置きが長くなりましたが、今回のレースを見て思うのはこの馬はやはりいい量がありますし、ちょっと手前の関係で右回りに難がありそうですが、いいものを持っていると思いましたね。正直ここで凡走したのはたまたま勝負のあやで、全然可能性はありましたね。ということで、ここからはNHKマイルになると思いますので、闘争心をしっかり開放して、左回りで手前の問題を解決してからの東京の広いコースで外からズドンですね。イメージはケイデンスコール。回顧では本命にしたいと書き、楽しみはありますが、強い相手が続々ときますからね。アドマイヤマーズ2頭にどう闘いますかね。

ロジハービンCS(L)

弥生賞はちょっと気持ちが前面に押し出された結果、止まらなくなってしまいましたね。もう200mくらい我慢できたら変わったかもしれませんが、外枠でグーンと行きすぎましたね。となると意外とこの気持ちの空回りは短縮や内枠替わりで機能したりするんですよね。今後どこにいきますかね。今回は量のある相手だったので通用しませんでしたが、量で抑え込める相手にはこれでいいとしても、強い相手には一瞬のキレで破壊力ですよ。実はこれもマイルで面白いと思います。





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