ジャパンカップレビュー

こんにちは。◎ヴェラアズールが見事に突き抜けてくれました。まあ展開のあやはいろいろあったとはいえ、やはり闘争心の乗り方も最高で、量とパワーでグイグイきてくれました。そこをピンポイントに捉えられてよかったです。またデアリングタクトの強い姿を見れて同じく、興奮しました。よかったですね。今後につなげるために復習しておきます。

1.各馬のタイプと量の修正

やはりヴェラアズールが抜けていましたね。そして次点ではデアリングタクト、シャフリアールと続くかなと思いました。ダノンベルーガはこのレンジでは少し劣ってしまう印象ですね。ヴェルトライゼンデは内枠で集中して跳ねた+うまくエスコートされましたね。完璧な3着だと思いました。あとは、ボッケリーニの馬体減のアクシデント以外はおおむねうまく捉えられたかなという印象でした。

2.今後の予想に参考にするまとめ(転載禁止)

1.量とパワーの馬

ヴェラアズールですね。瞬発力でキレをみせる馬の強さもありますが、やはり最近の個人的なトレンドはもっぱらこれ「量とパワーでスピードにのせる馬」。今回、ヴェラアズールは肉体的な充実に合わせて、気持ち(闘争心)ものっていて強かったですよね。今後も当分はこのような馬を追いかけそうなそんなイメージですね。それだけ、強烈なインパクトを残します。もし、有馬記念に出れば、すごく楽しみで、同じ量とパワーでスピードに乗せるジェラルディーナとの勝負、あるいは、タイトルホルダーの量と闘争心の鋭い槍に彗星のごとく一矢報いることができるかこのあたりが見ものです。進撃の巨人のディープボンドとの闘いも見たいですね。

2.シャフリヤールのピーク

やはり毎日杯やダービーのときの躍動感が全てで、量とパワーにシフトして強くなるには神戸新聞杯でもっと好走していたかなと思います。また、去年のジャパンカップと今年の天皇賞秋でもう少し量とパワーの走りができたかと思います。それがなかったということで、これは仮説ですが、おそらく能力としてはピークアウトしつつも、気持ちで走っている印象ですね。今回も秋天からジャパンカップのオンオフのオプションで気持ちを乗せることで、肉体を強引に動かして、過去の80%の出来まで持ってきた印象ですね。となるとやはり、量とパワーの躍動感の前には屈する構図になったのかなと思います。一方でG1馬のプライドか、鞍上とともに差しに徹して量であくまでも飲み込みにきた横綱な競馬は素晴らしく、熱いものを感じました。ナイスランですよ。

3.デアリングタクトの兆し

毎度、あきらめずに走ってくるこの馬の精神力を見逃さなかったのはよかったかなと思います。馬は死んでませんでしたね。もともと、この馬は強い闘争心と精神力で鞍上が逆にエスコートされるくらいの印象でした。ノリノリのギャルですよね。勢いで全部飲み込むキャラでした。しかし、加齢とともにその部分が弱くなった時には、どちらかといえば清楚でスマートになって、もともと膨大な量があるのにうまく活かせない。そして、鞍上もノリノリのギャルの印象のままで、お互いチグハグで馬が弱くなったように感じる、そんな印象だったでしょうか。今回転換期でしたね。鞍上が、オラオラの先導の方になったので、清楚になったデアリングタクトに発破をかけて見事に躍動させてみせました。面白いですね。私はここに期待したわけです。今回頑張りすぎた印象はあるので、けがは心配ですが、もう一つくらい頑張ってほしいです。鞍上との相性はあると思いますが、今のデアリングタクトにはこのくらいの強引な方がいいのでしょう。ま、これはあくまでも私の妄想にすぎませんが(笑)

4.ヴェルトライゼンデの集中力

こういうオンオフできっちり集中して跳ねてくる馬は重宝しないといけませんね。自分の量を最大限にだしてくる素晴らしさ。ただ、勢いには見事に飲まれる感じも毎度かわらず面白い。コントレイルやサリオスの量の前に隠れていましたが、こういう3着だろうなというところできっちり3着ととってくれるところはさすがの名人芸のように感じます。メンバーレベルが落ちた時にはオラついてくれるでしょう。

5.ダノンベルーガの量のレンジ

よくやっていると思います。もう少し我慢してシャフリヤールの後ろからさらに研ぎ澄ました槍なら届いたかもしれません。サリオスがダービーで突っ込んできたイメージですね。ま、結果論です。豊富な量がありますが、レンジがやや異なります。闘争心とのバランスもかねて短縮に行きましょう。パワーをつけて研ぎ澄ましましょう。楽しみはあります。

6.ユーバーレーベンとMデムさんの賭け

スローだったので展開が合いませんでしたが、勝ちに行くために捲ったところは素晴らしいですよね。量で飲み込むにはちょっときつかったですが、いい闘争心をみせてくれました。エリザベス女王杯でも面白かったかなと思いましたが、また集中力が研ぎ澄まされるのを待ちましょう。

7.ボッケリーニに何がった?

馬体減とは食中毒にでもなったのでしょうか。これは気の毒。おかげで馬券はシンプルになりましたが、充実したリズムに水をさされた感じ。さて今後どうなるか様子見です。

8.海外馬

シムカミルはドウデュースに勝ったとはいえ、日本では躍動しませんでしたね。まあそんなものですかね。

9.カラテ、押忍

やはり闘争心のエネルギーをコントロールすることは難しくて、現状は2000くらいがベストなのでしょうか。個人的には、ガツンと闘争心注入してマイルでも面白いと思っていました。要は抑揚をつけたほうが、馬もコントロールしやすかったのではないかと。秋天のあとは熱血な人を乗せてマイルCSがよかったですね。

10.テーオーロイヤル再生計画

ダウンで圧勝してオラついてみるかダートで心機一転やるとおもしろいかもしれません。

ということで、いろいろと復習しましたが、上位の馬の感想を忘れないようにしたいかなという印象ですね。今週はチャンピオンズCですね。テーオーケインズが強力なんですが、一矢報いるとしたらあの3歳馬かなと思いつつ、今週も頑張りましょう。

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