馬のタイプから考える東京優駿📝 9 Suguru 2022年5月28日 21:37 こんにちは、今週はいよいよ東京優駿、日本ダービーですね。いろいろと皆さま思い入れのあるレースでしょうか。今週も過去の好走、凡走馬のタイプをみながら考えていきましょう。【2021年】1着シャフリアールSC《臨戦》前走毎日賞組、年明け3戦目。皐月賞を回避で疲労がさほどなく、毎日杯を量で勝ってリズムが良い。《タイプ》豊富な量を武器に、性格は闘争心、集中力、割りかし冷静さもあって真面目な感じ。2着エフフォーリアSCK《臨戦》前走皐月賞組、年明け3戦目。皐月賞は2着以下を置き去り圧勝で疲労がさほどない。《タイプ》豊富な量がありながら、性格は強い闘争心とここぞの集中力で向かってくる感じ。同世代では抜けている存在。3着ステラヴェローチェSC《臨戦》前走皐月賞組、年明け3戦目。皐月賞を後方から差してきて闘争心が乗っている状態。ダービーに向けてしっかり絞って集中もしていた。《タイプ》闘争心と強い精神力を武器にしぶとくくらいついていく。叩きながら集中するし、量も豊富なので人気薄ながらも体力や精神力が問われると、出番のタイプだった。【2020年】1着コントレイルSCK《臨戦》前走皐月賞組、春2戦目。皐月賞は3着以降置き去りで疲労がさほどない。《タイプ》圧倒的な量を武器に、性格は闘争心、集中力、割りかし冷静さもあって真面目な感じ。同世代では本気を出さなくてもなんとかなる。高校野球にいる155キロを投げる投手。2着サリオスSCK《臨戦》前走皐月賞組、春2戦目。皐月賞は3着以下を置き去りで疲労がさほどないがコントレイルに最後競り負けた分だけややマイナス。《タイプ》豊富な量をベースに持ちながらも、性格は強い闘争心とここぞの集中力で向かってくる感じ。同世代ではこれも抜けていたがコントレイルというもう一枚上がいた。3着ヴェルトライゼンデCL《臨戦》前走皐月賞組、春3戦目。皐月賞を凡走して疲労がやや軽減されて、巻き返しのパターン。《タイプ》体力と集中力を武器にしぶとくくらいついていく。若駒の2400の重賞など体力や精神力が問われると、出番のタイプ。人気馬の凡走8着ワーケア3番人気《敗因》量がそこそこありながらも、冷静さがあって真面目なタイプで格上げで弾かれながらもそこそこまとめるタイプ。ただ強い相手への経験が少なく、がむしゃらさや精神的な強さがないために、更なる格上げで怯んでしまった。井の中の蛙大海を知らず。11着サトノフラッグ4番人気《敗因》量は豊富で闘争心、冷静さもあって、しっかり走れるタイプだが、春3戦目の疲労を抱えた中で、疲労のない自分よりも量のある相手に勝てというのは辛い。タイプからコースが合う合わないの前に土俵に立てていなかった。【2019年】1着ロジャーバローズCS(L)《臨戦》前走京都新聞杯組、春3戦目。疲労はややあるものの、どちらかと言えば、連戦でリズムを上げている。《タイプ》豊富な量と体力があって、闘争心がしっかりあって、精神力も強いタイプ。体力に任せて我慢強く走る。春から1戦ごとにリズムを上げて馬体を絞りながら集中モードに入っていた。クロコスミアみたいなイメージ。2着ダノンキングリーSC《臨戦》前走皐月賞組、春2戦目。疲労はさほどない。最後接戦でややストレスを残したか。《タイプ》世代中では圧倒的な量を武器に、闘争心、集中力、割りかし冷静さもあって真面目な感じ。簡単には崩れなさそうで、この時期の完成度が高かった。つまり能力のピーク値。このタイプは強い。3着ヴェロックスSC(L)《臨戦》前走皐月賞組、春3戦目。疲労は若干ある。《タイプ》圧倒的な量を武器に、性格は闘争心、集中力、割りかし冷静さもあって真面目な感じ。今でこそ不安定だが、当時はまだ向かっていく気持ちの強さがあって、世代間でも完成度が高かった。精神、身体ともにピーク。人気馬の凡走4着サートゥルナーリア1番人気《臨戦》前走皐月賞組、春2戦目。疲労がさほどないがややストレスを残した。《タイプ》SL(C)。圧倒的な量があって、冷静に走れば強いものの、性格にややムラがあって闘争心と冷静さがチグハグになる脆さもある。冷静に走れば圧倒できるも、やや本番に弱いタイプ。能力は世代トップクラスで全国No.1投手と持て囃されるが、甲子園の空気に飲まれて初戦負け、地方大会では圧倒する感じ。【2018年】1着ワグネリアンSC(L)《臨戦》前走皐月賞組、春3戦目も前走不完全燃焼でさほど疲労はない。《タイプ》豊富な量を武器に、性格は闘争心、集中力、割りかし冷静さもあって真面目な感じ。当時はまだ向かっていく気持ちの強さがあって、世代間でも完成度が高かった。精神、身体ともにピーク。2着エポカドーロSCK《臨戦》前走皐月賞組、春3戦目。疲労は若干あるものの前走圧勝でリズムがよく、気分は乗っている。《タイプ》量は豊富で、性格は闘争心、集中力があるタイプだが、やや気持ちが空回りすることもある。当時は皐月圧勝でリズムがよく、さらに逃げて気分良く走れたので持ち前のしぶとさが出た。3着コズミックフォースSC(L)《臨戦》前走プリンシパル組、春3戦目、別路線組で疲労やストレスはややかかえてなかったか。《タイプ》量はありそうで、性格は闘争心、集中力、割りかし冷静さもあって真面目な感じ。当時はまだ向かっていく気持ちの強さがあって、精神、身体ともにピーク。人気馬の凡走5着ブラストワンピース2番人気《敗因》疲労はほとんどなかった。LCのタイプで量は豊富にあるものの、やや淡白な感じで体力とパワーに任せた展開になれば優位にたてたが、速い馬場の消耗戦ではやや分が悪かった。若干Sのスイッチが入ってもよかったか。6着ダノンプレミアム1番人気《敗因》別路線となって、疲労はほとんどなかったが、SCのタイプでややSの活性にかけたか。また長距離を走るスタミナの部分でやや不安があった。ある程度、量でもこなすがG1となると適性の良し悪しはでてくる。12着キタノコマンドール3番人気《敗因》春3戦目でやや疲労があったのと、輸送の馬体減がもろに堪えたか。毎度末脚をしっかり伸ばす感じで一生懸命になりすぎて、筋肉疲労がきていたか。陣営も硬くなりやすいと言っているのでそういうこと。【ポイント】①圧倒的な量がある馬は有利②疲労を抱えていない馬は有利③2400という長距離G1で精神力を問われる展開になるのでC質の有無は影響する。④圧倒的な量がありながらも、闘争心や冷静さのバランスが崩れているアンバランスさは脚元を救われる。⑤別路線でリズムを上げてきている馬は要チェックで、圧力のかからないところで走りそうなら尚更。⑥前向きな集中力系がいたら迷わずベット!⑦心身ともに能力のピークがきている馬は強い。⑧リズムに乗っていて、体力に任せてしぶとく走る馬に注意。⑨SCタイプはしっかり闘争心のスイッチが入っていること。⑩長距離をこなす適性の証明があるか。【ピックアップ馬】ジオグリフSCKドウデュースSCKジャスティンロックSCLイクイノックスSCということでこの辺りの馬に注目しながら予想をしていきましょうかね。 ダウンロード copy #日本ダービー #タイプ #イクイノックス #Mの法則 #ドウデュース #ジオグリフ #ジャスティンロック 9 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート