有馬記念👑レビュー📖

有馬記念が終わりました。すごく充実した予想を終えたわけですが、綻びというか甘さがありましたね。◎タイトルホルダーもいい精神力でしたが、展開のあやもあったか、量で飲まれてしまいましたね。○エフフォーリア、つよかったですね。それにも増して、突っ込んできたディープボンド！！ここをうまく捉えられなかったことが、まだまだ自分の予想の引き出しが少なかったことに他ならないと思いました。しっかり来年に繋げたいと思いました。しかし、去年以上の充実感がありました。お寿司…ではなくてしっかりいいお肉を食べて、しっかり復習していきましょう。

予想で用いた各馬のタイプと量の順位

1：エフフォーリアSCK＿1872→
2：クロノジェネシスSCK＿1859？
3：タイトルホルダーCSK＿1848？
4：ステラヴェローチェSC＿1690？
5：ディープボンドSC（L）＿1680？
6：アサマノイタズラSC（L）＿1584？
6：アカイイトSCK＿1584？
7：アリストテレスSC（L）＿1440↑
9：シャドウディーヴァSC（L）＿1331↑
10：ウインキートスSC（L）＿1320↑
10：パンサラッサSSC（L）＿1320？
12：キセキSL＿1210↑
13：ペルシアンナイトSL（C）＿1188↓
14：モズベッロSL（C）＿1144→
15：メロディーレーンSC（L）＿1089→
15：ユーキャンスマイルSL（C）＿1089→

ここで今回うまく捉えられていなかったのは、◎タイトルホルダー、ディープボンド、△アサマノイタズラですかね。この辺りを中心にしっかり復習したいと思います。

1着○エフフォーリアSCK＿ 1872→

予想でも書いた通り、王様のような貫禄がありましたね。ほとんど割り引くことがない臨戦で、ここでしっかり勝てるところにやはり横綱を見ました。量としても最上位に位置付けましたし、前走からも特段、プラスもマイナスもない状態で、流石に抜けていましたね。今後もしっかりと間隔をあけて臨んでくれば、量で多くのレースを席捲できると思いました。間隔あけると書いたのは、精神状態を正常に保つためです。一方で、能力のピークアウトはどこかでやってくるので、その時に強い精神を見せることができるのか、はたまたこのくらいでいいやと若干諦めのようになるのかで、今後の動きが変わってくると思います。いわゆるLの出現ですね。いつかはどの馬もLが垣間見えるわけですが、その瞬間を見つけられたら予想がとても楽しくなるのかなと思います。特に私のように馬の性格を重視している人間にとっては。

2着ディープボンドSC（L）＿1680↑

天才フィエールマンの凱旋門からの崩れ方に印象付けられて、この馬の臨戦についてマイナスな評価をしたわけですが、ここに大きな間違いがありました。まず、判断が安易でしたし、何より凱旋門賞のレースの過程に言及していないこと。これについてはMIOさんのご見解（ツイート）が大変参考になりました。フォア賞逃げて快勝したのちに、この馬は凱旋門賞で、疲労もあったせいか前へは行かず、やや後方で馬群の外に構えた競馬をして最後も伸びれず、いわゆる凡走で疲労やストレス残しませんでした。その上で、今回しっかり休み明け、前に行くことでうまく馬群に入ってレースに参加できたようです。参加しない→参加するのかたちができましたが、これが参加するの連続だと疲労やストレスで精彩をかいたかもしれませんね。今回、明らかに持ち前のしぶとさにスイッチが入っていますし、この過程からくる馬の心理の変化については大変勉強になりました。何より量は上位だったので、このような臨戦を評価できるようになれば、ここではすんなり評価できたのかなと思います。また、やはりこの臨戦を考えた上で、ディープボンドの性格や量をしっかり把握しておかないと上位評価には持って来れないかなとも思いました。タイプや量についてはある程度、自分の中でしっくりくるかたちが見えているので、この臨戦過程からくる馬の心理について今後磨きをかけなければいけないかなと思った次第です。

3着△クロノジェネシスSCK＿1859↓

ディープボンドの例からこちらも考察してみると、凱旋門でこの馬はどちらかというと割と前目につけて最後、勝ちに行く競馬をして、重馬場のせいもあったか最後は負けてしまいました。それなりに消耗はあったかなという印象で、こちらについては少し割り引いても良いのかなと思いました。一方で、やはり今回この馬の量も圧倒的でしたし、少々割り引いても持ち前の精神力も相まってしっかりステラヴェローチェやタイトルホルダーをねじ伏せるところは強いと思いましたね。これで引退ですがいい馬でしたよね。

4着危険ステラヴェローチェSC＿1690↓

いい闘争心と精神力で見せてくれましたね。危険には指名しましたがダービーで本命を打ちましたし、やはり強いと思いました。それだけに今回は前走の馬体重の減少の消耗からも、もっと間隔をあけて万全の状態できて欲しかった印象でしたね。量についてはもう一段上がありそうな雰囲気もしていますのでなんともですが、どのような成長になるかが気になりますね。個人的には馬体を増やしながらパワーとつけつつ、時に絞ってキレを増してスピードも対応できるようなそんな感じがいいなと思います。いずれにしても、量は上位なので、持ち前の闘争心と精神力でこの上にいるディープボンドやエフフォーリアにどこまで食い下がれるか、今後の楽しみですね。

5着◎タイトルホルダーCSK＿ 1848↓

まずは一言、いいしぶとさがあります。この負けん気は本当に魅力的ですね。その上で、私の予想ではこの馬の精神力と展開がマッチすることに重きを置いていたために、やや過大な評価になったのかもしれません。前走の逃げが鮮やかに決まった故に、馬の心理的なところもそうですが、鞍上が変わったことはやはり兄弟とは言え、マイナスだったのかなと思いました。つまり、横山武史騎手であれば、この馬の生きるペースを知っていたでしょうし、その感じがテン乗りでは難しかったのかもしれません。その辺り、このようないい精神力を持った馬は活かす騎手も重要であることが感じられました。またこの馬に関しては、前走気持ちよく逃げた後、今回逃げられず、また最初ややかかる場面があったのが残念でしたね。思いっきり行ってもよかったかなとも思いつつ。まあ、タラレバを言ってもしょうがないですが、いい精神力と量がこの馬にはあります。とりわけ精神的なところはピカイチな感じがしますね。なので、今後、しっかり休んだ後は、一度寝ぼけて凡走後からギアを上げる感じで走ってくれることを期待します。雰囲気的にはクロコスミアのような感じでグッと集中するのを期待したいです。

6着△アリストテレスSC（L）＿1440↑

ここは流石に上向いてくると思いましたし、優等生なりにしっかりやってきて期待もしていましたが、上位の馬の量に跳ね返された感じですね。このラインはしっかり覚えておきたいですね。個人的にはこの馬のタイプや量をしっかり予想できた上での△評価でしたが、それ以上に上位の馬の量の壁は高かったというわけですね。今後、この馬の量が生きるダウンの臨戦でかつ、もし一度凡走するようでしたらその後をしっかり狙い撃ちたいですね。交互のリズムに入ったと思いますね。

7着▲アカイイトSCK＿1584→

気持ちが乗っていいリズムでやってきたわけですが、この馬もやはり量の壁に弾かれた格好ですね。また、もしかしたら距離が少し長かった可能性はありますので、もう一度、長距離を走るときは注意したいですね。となると大阪杯あたりで意外と短縮でハマってくれないかと思いつつ、ただそこで前に位置付けてくれるような騎手にならないとダメですし、一度短いところ挟んで活性化してくれるといいですかね。いずれにしても、いい闘争心と量はありますので、うまくこの闘争心がハマる舞台に着目したいですね。

8着モズベッロSL（C）＿1144→

少し走る気持ちが出てきましたかね。次走面白いかもしれませんが、馬場が渋るか相手が弱くなってほしいですが、人気もしないでほしいですよね。まだ闘争心は死んでなさそうで。

9着ユーキャンスマイルSL（C）＿1089→

後方からなだれ込んでくるかたちですが、少し表舞台ではきつい感じですね。量の差を感じますし、ダウンでどこまで走れるでしょうか。もう少し距離は短いところで相手も弱くあった方が、量と性格から考えてもこの馬なりに頑張れるかなと思いました。

10着キセキSL＿1210→

能力がピークアウトした感じでしたが、最後にいつものような旺盛な闘争心を見たかったかなと思いつつ、お疲れ様でしたね。この馬が闘争心向き出しで前への圧力をもう少しかけていたら、色々と変わったかもしれませんね。

11着ウインキートスSC（L）＿1320↓

冬の代謝のリズムのせいですかね。このプラス10キロはやや緩んだ感じですかね。うまく集中できなかった可能性がありますし、ここは上げてくるリズムかなとも思いましたので少し残念でした。または、オールカマーの激走を少しひきづった可能性はありますよね。ここは一度しっかりリセットして、凡走→好走のリズムをしっかり作ればともいます。

12着シャドウディーヴァSC（L）＿1331→

ちょっと距離が長かったのか、またこの量では流石にあの位置にいくとガス欠起こしますよねのパターンだったかもしれません。最後投げ出した感じもあって、Lが露呈してこなければなと思いますが、しっかり休んで、距離を短縮してどのようなレースをするか見極めてですかね。

13着パンサラッサSSC（L）＿1320→

せっかくガス欠するならもう少し強気で逃げても面白かったかなと思いつつ、次走以降はこの闘争心をしぶとさを生かして、距離短縮ですね。ただこの馬、思ったよりも最初の足が速くないので、この馬より速い逃げ馬がいそうだったら、人気で飛びそうな雰囲気はあるので、そこを忘れないように注意したいです。

14着ペルシアンナイトSL（C）＿1188↓

前走頑張った上に、今回前に行って、すごいですね。頑張ってました。そしてこの鞍上はすごいなと思いました。

15着メロディーレーンSC（L）＿1089→

無事走り終えてよかったですね。今回の舞台では量が足りないですし、それでもしっかり頑張ったかなと思います。もう少し距離が伸びて、またダウンの臨戦でどこまでですかね。

16着△アサマノイタズラSL（C）＿1584→

これはかなりの気分屋ですかね。いい闘争心もここまでふれるかとなると劇薬のような感じもしますね。量はしっかりありながら、全くレースに参加できないことで飽きたのか、その辺りはアレですが、個人的にはやはり前に行ってレースに参加して欲しかったかなという印象が強いですね。その上で諦めるようでは重症ですが、少し様子を見たいですね。後はラジニケ、セントライト、菊花賞と続く後方差しに嫌気のパターンですよね。このような気分屋なタイプには、絶えず変化を与えることがいいのでしょうか。うーん、なんとも難しいですね。ソーヴァリアントを差し切っているのでそれなりに量はありそうなので、この量と闘争心がうまく噛み合ってくれればと結局ダービーの時と同じ回顧になってしまいました（笑）

最後に

さて今年も残すところG1もホープフルと東京大賞典ですかね。1年が過ぎるのも早いものですが、今年はこと競馬の予想について試行錯誤して、色々と学びの多い一年でしたね。また今回の有馬記念で新たな課題も見つかりましたし、また学ぶ楽しみができましたね。今後ともよろしくお願いいたします。