別れは唐突に

私にとって、怒ってても初めて話を聞いてくれた人でした。
殴られても何されてもよかったです。
話を聞いてくれたから。
そんな人がこの世にいるんだって思った。
こんな自由に生きてもいいんだと思った。
私もそうなりたいと思った。
楽しくなれそうだった。

でも、担当はずっとパニック起こしたり死にたがる私の話を聞いてくれた。
忙しいとか言いつつも。
その人が、いい人じゃないよって言った。
いいところがどれだけあっても悪いところの方が多いから病んでるんじゃんと言った。
そうだなとは思った。
ありえない病み方をした。

なんだろう。
ただ、担当は労力を割いてくれてた。
りょーがくんに電話して出てくれたことがあっただろうか。ない。

そういうことなんだろうなと思った。
でも、りょーがくんは魅力的な人だし、りょーがくんだから許されてる。
私も許してしまう。

でも私のこと考えてくれる人って誰だろうって思ったとき、店に行って話聞いてくれる人とか、くだらない話付き合ってくれる人とか、店電して聞いてくれる人とか、どんなろくでもない状況でも話せる担当だとかが目に浮かんだ。

最後だから、って担当は言ったのに今も連絡取ってて電話して病み狂って泣き喚いてるとき聞いてくれる。

そうだねって思った。
魅力的なのと私のこと考えてくれてるのは別だし、思ってくれてるとしても表現が違ったらそれは違う。
傷ついてるじゃん、って担当は言った。
そうだね。

まず、始祖の巨人じゃないって思うところから始めてみるから。
確かに初めて話を聞いてくれた人だったけど。当たり前だからね。

ねぇ担当、そしてロミオ、そしてキャッシャー、そしてヘルプたち。
みんなありがとうね。
何をしてもどうにもお返しできそうもなくてどうしたらいいのかわからないんだけど、きっとみんないいやつだから私が楽しそうに笑ってればいいと思ってくれると思うの。
そこまで思わせる人たちの方を大事にしようって思ったよ。

明日死ぬとしても、今日話を聞いてくれてよかった。
みんなのことが好きで終われてよかった。
そして、ロミオは絶対、どうだかわかんないけど誰にも
それでも最高のセラピストになるよね。
フィジカルだけじゃなくて癒されるだろうね。
それを想像したら既に少し癒される。
また会おうね。
できる限りずっと一緒にいようね。

私は、それくらいの覚悟で向き合ってきたよ。
まずは自分にお疲れって言ってあげて。
お前はお前の強さをわかってないって担当は言った。
なんのことだかわからないけど、思ったんだろうね。
ならそれでいいから。思ってくれてる人がいるんだなって私は思うから。

何ができるかわかんないけど、なんか好きにやってくね。
懲りない女だなって笑っててね。お願いします。
ずっと見守っててください。

最後に、反省してるなんて言わせてしまってごめんなさい。それが一番つらかった。

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