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「夜は短し飲んでは歩け」セッションログ

クトゥルフ神話TRPGのセッションログです。

シナリオ「夜は短し飲んでは歩け」のネタバレを含みますので、プレイ予定の方は閲覧しないでください。

KP:ろとう

PL:田中中田/ナナ(たべすぃ)

  (深緋晴明(ろとう))

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KP:ーーー夜は短し飲んでは歩けーーー

KP:ある日、田中の元に一通の招待状が届きます。

KP:差出人は大学時代のサークルの先輩でした。

KP:内容は、サークル内の先輩の同期の中で売れ残っていた赤川がついに結婚することとなり、内輪での祝いを催そうといったものです。

田中中田:「赤川..赤川..誰だっけ..。わ、あの人か、ついにか~..」

田中中田:「結婚ねぇ..」

KP:赤川本人とはそこまで親しい仲だったわけでもない田中ですが、一応の礼儀ということで、参加の返事を出します。

KP:そして祝賀会当日。

KP:夜の京都は祇園にて、西洋料理店《鳴島ブルワーズ》で、飲めや騒げの宴に参加しています。

田中中田:「....薬も飲んだし、大丈夫大丈夫..」妄想癖は精神科でそういうお薬を処方してもらって治った!やったね

KP:周りは酒に弱い人間が多いのか、酔いつぶれ寝てしまっている人間も多く見受けられます。

田中中田:「このサークルであいつと会ったんだよなぁ、....ていうかあいついないのにここいても僕誰も話す相手いないや..」

田中中田:「結構みんな潰れるの早い」

KP:それに、赤川とはサークルに所属していたタイミングがそれほど重なっておらず、礼儀で参加したに過ぎません。

KP:居心地が悪いとは言わないまでも、尻の据わりはどこかいつもと違うでしょう。

KP:一人でこっそり抜け出して、ちょっと飲み直したい気分でしょうか。

田中中田:「どうせ一人で飲むなら別のところ行くかな....、なんかむなしくなるだけだわ」

KP:そこへ、一人の男が田中に声をかけてきます。

高松:「田中じゃん、すっげぇひさしぶりだなぁ」

KP:声の方へ視線をやれば、大学時代田中のことを気にかけてくれていた先輩の姿があります。

KP:彼は当時からうさんくさいアルバイトの斡旋をしていて、田中はたまにお世話になっていました。

田中中田:「あ.....高松さん、お久しぶりです」ぺこり

高松:「...お前、事故にでもあったのか...?]

田中中田:「え、あ、?まあ..災難続きっすね」ヘラ

高松:「あっはっは、相変わらずどんくさいなぁ!」

田中中田:「は、はは....」

高松:「しかしみんな酔いつぶれちゃってつまんねぇな...あーあ、おもしろい話持ってきたのにさ」

田中中田:「面白い話?またお手伝いの話っすか」

高松:「お!聞いてくれるか!お前さ、『偽電気ブラン』って知ってるか?知らないよなぁ」

田中中田:「『偽電気ブラン』?って何ですか、知らないです。『電気ブラン』は酒の名前っすよね」

高松:「そうそう、酒だよ。ん?お前グラス空いてんじゃん、もっと飲め!な!」

KP:そういうと高松は田中のグラスになみなみと日本酒をつぎ、押し付けてきます。

田中中田:「えっ?あっ、ど、どうも....(高松さんテンション高ェ~~うぜ~~~~こりゃ酔ってるかな..)」

高松:「おらおら、先輩がついだ酒だ、もっと威勢良く!」

田中中田:「は、はは............先輩グラスに日本酒.....」

高松:「だらしねぇな!ほれ!」

KP:遠慮がちな田中にしびれを切らした高松は、無理やりその日本酒を飲ませます。

田中中田:ccb<=40 CON*4 日本酒を飲まされた

Cthulhu : (1D100<=40) → 38 → 成功

田中中田:「っぷ、ちょ、ちょと..!」

KP:田中はほろ酔い程度にはなりましたかね。

KP:急に飲まされてびっくりはしたものの、少し気分がよくなってきます。

高松:「祝いの席なんだから、飲んで騒いでつぶれちまおうぜ〜!わはは!」

田中中田:「た、高松さんちょっ、じ、自分で飲めますから..自分のペースで飲むんで、ちょっ」え~~どうする

田中中田:「そ、そうだ!さっきの!さっきの『偽電気ブラン』について知りたいっす」

高松:「ん?ああ、そうそう、その偽電気ブランってのはさぁ、なんでも密造酒らしくてよ〜...そうとうウマいらしいんだ、これが!」

高松:「それでさ〜.....おっと!これ以上は教えらんないな〜!」

田中中田:「え、でもそれ駄目な酒なんじゃ...高松さんまた危ない橋わたってますね」

KP:とニヤニヤと胡散臭い笑みを浮かべています。

高松:「ったく、お前は頭がかったいな〜!ウマいんだぞ?飲んでみてえだろ、一度はさ」

高松:「こーいうのはバレなきゃなんも問題ねえんだよ、バレなきゃな!」

田中中田:「.....(酒は口を滑らせるからな、聞いとくだけ聞いとくか)」頭の上の電球ピカッ

田中中田:「え~ヒックあっ~お酒回ってきちゃいましたぁ~~高松さぁん、僕それ飲みたいっす、ねえねえ知ってるなら教えてくださいよ~」スリスリ

田中中田:ccb<=80 さあ高松さん偽電気ブランについて吐いてもらおうか!言いくるめ

Cthulhu : (1D100<=80) → 44 → 成功

高松:「ええ〜〜...仕方ねぇなあ、まぁ災難続きのかわいそうな後輩に、この優し〜い先輩が教えてやろう!」がはは

田中中田:「やった~先輩愛してるっす」

高松:「おう!お前だけ特別だぞ、他の奴に言うなよ?その偽電気ブランなんだけどさ」

KP:そう言うと高松は田中に耳打ちします。

KP:シークレットダイス

高松:「木屋町で道を二度ほど外れた薄汚い中華料理店が関係しているってハナシだ...」

KP:と、その時突然、高松が横に吹っ飛びます。

田中中田:「ふんふん、中華料理店~..って、え」

KP:びっくりして高松を目で追うと、高松が気絶していることがわかるでしょう。

田中中田:「へ ?え?ちょ、ちょっと、高松さん、えっなに??」き、気絶してる.....

KP:心配しつつ高松をみれば、スピスピと寝息を立てています。

田中中田:「へ」

KP:安心した田中の肩を、誰かの手がたたきます。

田中中田:「ね、寝てる...よかった.....、ん?」ちゃんと横に寝かしてあげたいけど車いすは無理

深緋晴明:「ナナちゃん、やっとみつけた...」

田中中田:「ヒッ、あ、」

深緋晴明:「なんでこんなとこに?まぁどうでもいいや、ねぇ、また男装なんてしてるの?」

深緋晴明:「そんな格好してるから軽率にあんな悪い虫がくっつくんだよ、やめなよ、男の格好なんてさ」

田中中田:「え、う、ヒッ せ セイメイ」

KP:田中は、深緋の言葉から女性の姿を求められていることを察するでしょう。

田中中田:「ぅ、う、い、嫌だ、ちがうんだ あ、あれはちがくて」

田中中田:ccb<=23 性転換SANC

Cthulhu : (1D100<=23) → 28 → 失敗

KP:(3/1d5)

田中中田:1d5 SAN減少値

Cthulhu : (1D5) → 3

田中中田:1d5 HP減少値

Cthulhu : (1D5) → 4

KP:田中は女性の姿になります。

KP:幸い、周りは酔っぱらいしかおらず、他の人に見られることも、女性になった田中に気づく人間もいないようでした。

田中ナナ:「い、痛゛い....、う、ぐ、ぇ」骨まで痛みます

田中ナナ:荷物持って逃げます

深緋晴明:「!」

田中ナナ:resb(3-7) DEX対抗バイバイオニーサン!

Cthulhu : (1d100<=30) → 82 → 失敗

KP:田中は一生懸命車椅子を走らせますが、すぐに深緋に捕まります。ザンネン!

深緋晴明:「どうしたの、急に...あ、やっぱあの店居心地悪かった?」

田中ナナ:「ヒッ、なに、なに」

深緋晴明:「そうだよね、ねぇ、ふたりでゆっくり飲み直そうよ」

田中ナナ:「違う、違うけど、な、なんでお前..」

深緋晴明:「ん?ああ、俺の大学のサークルの先輩がさ、結婚祝いをやるっていうから来てみたんだけど」

深緋晴明:「ナナちゃんがいるなんて、すっごい偶然...これって運命かな?」

田中ナナ:「っ、じゃ、じゃあそっちで飲んでればいいじゃん..、僕はも、もう、あっそう、そう!終電なくなっちゃう!から!帰らなきゃ!!」

深緋晴明:「ナナちゃんがいるのにあんなとこ戻るわけないでしょ?終電なんて気にすることないよ、朝まで面倒見てあげるから」

深緋晴明:「ね、飲み直そう?いい店知らないかな」

田中ナナ:「いやいやいや怖い怖い..、お前....そのさ、その、.....こ、この際言うけど、その、僕..男だから、女扱いやめなよ..他の女の子と遊んでなねお兄さん」

深緋晴明:「男なの?でも今は女の子でしょ?他の女の子なんてどーでもいいんだ、君さえいれば」

田中ナナ:「う、そ、そうなん..だけどさ....。あ、アンタはまだ飲みたいの..?ちょ、ちょっと、だけなら..ちょっとだけならいいよ..」強迫観念だ~~

田中ナナ:「(に、逃げたい)」

深緋晴明:「ほんと?うれしいな!どこの店がいいかな、俺あんまりこの辺詳しくなくてさ」

深緋晴明:「ナナちゃんは京都に住んでるの?」

田中ナナ:「僕もこの辺じゃないから..、今は東京住みだし....、知ってるお店..はさっき、この人から教えてもらったお店..くらいしかわからないです」高松指さし

深緋晴明:「東京?へぇ...そうなんだ...あ、じゃあその店でいいよ、行こう?」

田中ナナ:「っう、は、はい....(う..逃げたい、け、けどこいつが望んでるなら、しなきゃ..)」強迫観念とは??

田中ナナ:「えっと、中華料理店なんだけど..、こ、こっちかな..」教えてもらった道を案内

KP:田中は高松からの情報を頼りに道を案内します。

KP:たどりついたのは、『山猫飯店』というお店でした。

KP:しかし時刻は午前0時。お店は閉まっているようです。

田中ナナ:「え、あ、ま、まあそっか....」

KP:店の表にも裏にも水色のゴミバケツがいくつも置いてあり、ネズミや虫の御用達店舗となっています。

深緋晴明:「ここ?」

田中ナナ:ccb<=55 お店汚いね~目星

Cthulhu : (1D100<=55) → 12 → 成功

KP:田中は汚い店だなあと思いつつ店を眺めます。

KP:もちろん店の正面入り口はしっかりと鍵がかかっていますが、裏口の戸の南京錠が錆びてボロボロになっていることがわかります。

深緋晴明:「ずいぶん薄汚いお店だけど、ここなんかワケあり?」

田中ナナ:「....ごめんね、中華料理屋だったねそういえば」

田中ナナ:「え、し、知らない..どうなんだろ...詳しくは聞けなかったから..」

田中ナナ:「あっ、別にセイ、 ハルアキ君が高松さんのこと吹っ飛ばしたからとか、じゃないから、ご、ごめんね」

深緋晴明:「そうだ...アイツになんか耳打ちされてたよね...?変なことされてない?」

田中ナナ:「え、いや..別に変なことは...」

田中ナナ:「あの人もお酒の席だったし酔っぱらってたみたい、僕も逃げようと思ってたし、まあ、...会うなんて、思ってもいなかったけど、結果抜け出したし..ありがとね」

深緋晴明:「酔っ払ってたからって、あんなに距離詰められたらだめだよ」

田中ナナ:「ここさ、まあさっきの人から聞いた話なんだけど、すごい美味しいお酒があるんだって。『偽電気ブラン』っていう」

深緋晴明:「偽電気ブラン...?」

田中ナナ:「え、別に男同士だし..あの人がいきなり耳打ちしてきただけだから...別に耳打ちなんてしないで普通に話しゃいいのに」

田中ナナ:「ん。偽電気ブラン、セ..ハルアキ君知ってたりする?」

深緋晴明:「ううん、はじめて聞いた。おいしいの?...ちょっと気になるなぁ」

田中ナナ:「ね。すごい過大評価してたからさ、飲めるなら飲みたかったけど..閉まってたらね」裏口チラリ

深緋晴明:ccb<=64 めぼ

Cthulhu : (1D100<=64) → 82 → 失敗

田中ナナ:「ごみバケツとかあるけど、裏口開いてるんだよね....、い、いや何言ってるんだ僕!お酒抜けてないな....」ホッペぺしぺし

深緋晴明:「裏口...?」車椅子押して裏口いきます

田中ナナ:「うぉっ...、で、でも勝手に入るのって、ど、どうなんだろ...いや飲みたいけど」

深緋晴明:「ほんとだ、この南京錠ボロボロ...はは、こっそり忍び込んでみない?」

田中ナナ:「え、いや、こっそりって、や、..車いすでこっそりって、無理だから、..い、違法だし、さあ」

深緋晴明:「大丈夫だって、こういうのはバレなきゃいいんだよ、バレなきゃ」

深緋晴明:「なんかあったら俺が全部責任持つからさ」

田中ナナ:「え、う、...うう、ん、責任は僕もとるけど..、う、じゃ、じゃあちょっとだけね、ちょっとだけ」

田中ナナ:「あっあっ、み、見て!僕手袋つけてるから指紋残らないよ!あ、あは....は、.....はあ(僕なにしてるんだろ)」南京錠ガチャガチャ

田中ナナ:resb(11-8) STR対抗

Cthulhu : (1d100<=65) → 89 → 失敗

KP:田中は南京錠を壊そうとガチャガチャしてみますが、思ったより丈夫でした。

田中ナナ:「んっ、.....ぐ、ぐぐぐぐ、クソっ、こいつ...」

深緋晴明:「俺がやるよ、無理しないで」

深緋晴明:RESB(15-8)

Cthulhu : (1d100<=85) → 100 → 致命的失敗

田中ナナ:「あ、手袋貸そうか」

深緋晴明:くそ

KP:深緋が南京錠をガチャガチャしていると、突然ねずみが!

KP:深緋の手に噛み付きます。

深緋晴明:「イテッ!?」

田中ナナ:「わっ!!??え、ねず、ねずみ?!」

KP:慌てて深緋が手を振ると、ねずみはぽとりと田中の膝の上に落ちます。

ねずみ:「チュー」

田中ナナ:「へっ!!!!!?????!!!???!ヒッッッッ」

深緋晴明:「あ!わ!ごめん!」

深緋晴明:ccb<=25 ねずみとうてき

Cthulhu : (1D100<=25) → 68 → 失敗

KP:深緋はねずみを掴んで遠くへ放り投げようとしましたが、加減を間違えたのかねずみは深緋のすぐ足元にたたきつけられます。

ねずみ:「ヂュッ」

田中ナナ:「ヒァ、う、び、吃驚した....はあ、ハア......」

田中ナナ:【BGM】

深緋晴明:「...ごめんね、ねずみ苦手だった...よね」ねずみ蹴ります

深緋晴明:「チッ...くそネズミ...」

田中ナナ:「いや、大丈夫だけど...ちょっと突然だったから吃驚しちゃっただけ、あっ追い打ちしないで!ネズミもどっか逃げてくでしょ..」

田中ナナ:「そ、そうだ!ていうか野生のネズミだし、傷口からばい菌とか入ったら化膿するから..」

田中ナナ:ccb<=31 応急手当コキ

Cthulhu : (1D100<=31) → 52 → 失敗

田中ナナ:気持ち程度にハンカチだけ巻いておくね

深緋晴明:「あ...ありがとね」

田中ナナ:「くそ...ここまで来るとコイツ(南京錠)腹ただしいな..、ちょっと僕下押さえてるから上からガッ!とやってくれない?」

深緋晴明:「うん」

田中ナナ:resb(26-8) 二人で南京錠に挑みます

Cthulhu : (1d100<=140) → 自動成功

KP:二人は南京錠をクラッシュしました。

田中ナナ:イェ~~イ!バキッ

深緋晴明:「あいたね」

田中ナナ:「あ....」やっちゃった顔

深緋晴明:「さ、はいろはいろ」

田中ナナ:「(祟られませんように)」

KP:二人が裏口から中へ入ると、そこは厨房のようです。

KP:もちろん中は真っ暗です。

田中ナナ:「厨房かな..、ん、暗くて何も見えない..」

深緋晴明:「あ、ライトつけるね」スマホペカッ

KP:深緋がライトで厨房を照らすと、戸棚のついた調理台や冷蔵庫があります。

田中ナナ:「お酒って言ったら冷蔵庫でしょ..」冷蔵庫開けます

KP:田中が冷蔵庫をあけると、中には泥のついたままの野菜や、見たこともないくらい大きい肉があります。

田中ナナ:ccb<=75 アイディ~ア

Cthulhu : (1D100<=75) → 3 → 決定的成功/スペシャル

深緋晴明:ccb<=75 アイデア

Cthulhu : (1D100<=75) → 30 → 成功

KP:田中と深緋は、その肉が鳥でも豚でも牛でも羊でもないと気づきます。

田中ナナ:「?何の肉だろ」

深緋晴明:「...ここの店の名前って...いや、なんでもない、でかいし...」

田中ナナ:「ぱっと見お酒はないね..」

田中ナナ:ccb<=55 目星

Cthulhu : (1D100<=55) → 80 → 失敗

深緋晴明:ccb<=64 冷蔵庫目星

Cthulhu : (1D100<=64) → 78 → 失敗

KP:二人はその大きな肉に気を取られ、それ以上冷蔵庫を探ることはやめてしまうでしょう。

田中ナナ:「.....ここ探すのやめよっか」パタン

田中ナナ:「あとはこっち?」戸棚のほうにいくよ

田中ナナ:調理台だわ

KP:調理台の上には、いくつかの調味料が置いてあります。

田中ナナ:「ていうかハルアキ君、あそこほとんどみんな酔いつぶれてたのにお酒あんまり回ってないんだね」宴会場の話ね

田中ナナ:「調味料は別にいいんだよなあ」戸棚開けられるかな かがんでよいしょ

深緋晴明:「ん?ああ、俺があそこに着いたのは、ナナちゃんに声をかける少し前だったから」

深緋晴明:「まだあんまり飲んでないんだよね」

KP:田中が戸棚を開けると、水洗いしただけではないかと思われる調理器具が所狭しと入っています。

田中ナナ:「僕の実家、調理台の下に調味料とか置くからこういうところにあったり..って思ったけどないか..」

田中ナナ:ccb<=55 戸棚の中目星

Cthulhu : (1D100<=55) → 22 → 成功

KP:田中は戸棚の中から中華鍋(1d6+DB)やフライ返しやお玉(1d3+DB)を見つけます。

田中ナナ:「わっ、見てみて中華料理屋の大きい鍋」鍋みせるよ

田中ナナ:「...........」しまいます

深緋晴明:「あ、しまっちゃうんだ」

田中ナナ:「は、はは...お酒が目的だからね..」

田中ナナ:「ここにもなかったし、あとどこにあるかな..長居するとよくないよね」キョロキョロ

深緋晴明:ccb<=64

Cthulhu : (1D100<=64) → 12 → スペシャル

KP:田中がキョロキョロとあたりを見回すと、奥に部屋が続いていることに気がつきます。

深緋晴明:「...なんだろこれ」

田中ナナ:「あ、奥に部屋。ん?どうした?」

深緋晴明:「白いこな...?」

田中ナナ:「へ」

KP:深緋は田中に、塩でも砂糖でも小麦粉でも片栗粉でもなさそうな、いわばハッピーターンの粉や味の素に似た白い粉の入った小瓶を見せてきます。

田中ナナ:「....白い粉って言われると、そういうの思い出すけど、まさか..ま、まさかねえ」

深緋晴明:「舐めてみりゃわかるかもだけどね」

田中ナナ:「や、やめてよ!」

深緋晴明:「冗談だよ、ごめんね?」

深緋晴明:「奥にも部屋があるんだっけ」

田中ナナ:「.....ハア」奥の部屋のほう行きます

KP:奥に進むと、客席・食事スペースがあります。

田中ナナ:「客席だなぁ、厨房になかったらこっちにあったりするのかなあ」

KP:少しばかりのテーブルと椅子、そしてレジカウンターがあります。

KP:歩けば床はぺたぺたと粘ついていて、机もどこかしっとりしています。

KP:椅子はさすがに汚れてはいないようですが。

田中ナナ:「?なんかちょっとタイヤ重くなった?床粘っこいな....」

深緋晴明:「うーん、掃除してないのかな...椅子はべたついてなさそうだけど...」

田中ナナ:ccb<=75 アイディア

Cthulhu : (1D100<=75) → 61 → 成功

深緋晴明:ccb<=75 アイデア

Cthulhu : (1D100<=75) → 55 → 成功

KP:二人は、椅子が綺麗なのは人が座ったときにズボンによって拭かれるからだという冒涜的な真実に思い至るでしょう。

田中ナナ:「............い、嫌な事考えちゃった」

深緋晴明:「ナナちゃん車椅子でよかったね」

田中ナナ:「は、はは...ハルアキ君も汚いから座らないようにね...」

深緋晴明:「さすがになぁ...」

田中ナナ:ccb<=55 机目星

Cthulhu : (1D100<=55) → 22 → 成功

KP:田中はテーブルにぽつんと置かれたリンゴほどの大きさのだるまを見つけます。

田中ナナ:「だるまだ」手に取って見ます

KP:いたって普通のだるまです。

深緋晴明:「だるま?飾りかな」

田中ナナ:「かもね、中華料理屋ってだるまおいてるんだ....」レジチラ見

田中ナナ:「.........いやあそこに手を出したら人としてダメだろ....」

深緋晴明:「見るだけなら?」

深緋晴明:「こんな店、客とか入ってんのかなァ」

田中ナナ:「....そ、それもどうなんだろ...」

田中ナナ:「たしかに、埃というか、人を出迎える状態ではないよなあこれ..」

KP:田中がふとレジに視線をやれば、なにかメモのようなものが置かれていることに気がつきます。

田中ナナ:「!メモだ」見ます

KP:メモには、「取り扱いやすそうな学生風の客には、日本語の通じないふりをして、サイドメニュー・餃子を注文していることにして会計する」と日本語で書かれています。

田中ナナ:「......」

深緋晴明:「悪質だなァ」

田中ナナ:「(お前が言うか)」心の声

田中ナナ:ccb<=55 レジ目星

Cthulhu : (1D100<=55) → 45 → 成功

KP:田中は、レジカウンターの裏に紙が貼られていることに気がつきます。

田中ナナ:「お金さえとらなきゃ大丈夫、大丈夫、手袋つけてるし..」紙見ます

KP:紙を見ると、「キャベツ3kg、粉10kg、偽ブラン10本、トマト2kg、メガネ8つ、シルクハット2kg」などと書かれており、どうやら注文伝票のようです。

深緋晴明:「なにそれ?」

田中ナナ:「しるくはっと??」

田中ナナ:「注文書?みたい」

深緋晴明:「シルクハットの単位ってグラムなの...?」

田中ナナ:ccb<=60 図書館!!

Cthulhu : (1D100<=60) → 83 → 失敗

深緋晴明:ccb<=80 図書館

Cthulhu : (1D100<=80) → 46 → 成功

深緋晴明:「『有限会社・李白』...?これって取引先かな」

田中ナナ:「かな.....?シルクハット....」

田中ナナ:「ってことはここに偽電気ブランを発注してるってわけか」

深緋晴明:「そうだね」

深緋晴明:「ってことは、この会社に偽電気ブランがあるってこと?」

田中ナナ:「かなあ...、ここにはなかったしね..」

深緋晴明:「じゃあそこ行ってみない?なんかちょっと楽しくなってきちゃった」

田中ナナ:「どうしよ、とりあえずその会社のことについてなにか調べられるかな..」

田中ナナ:「え、こ、こんな夜中に?!」

深緋晴明:「おいしいお酒は夜のうちに飲みたいじゃん」

田中ナナ:「そ、そうだけど..いやホテルとかさ、大丈夫なわけ?」

深緋晴明:「え?ホテル行きたいの?俺はそれでもいいけどね〜」

田中ナナ:「な、何言ってんの..........]

田中ナナ:「....ホテルより会社のほうがいいんでしょ..、は、ハルアキ君が行きたいならついてくよ」

深緋晴明:「よし、いこう〜」

深緋晴明:「......あれ?会社ってどこ?」

田中ナナ:「えっと、そうだよね調べてみよっか」

田中ナナ:ccb<=61 スマホで調べます!コンピュータ

Cthulhu : (1D100<=61) → 30 → 成功

KP:田中がスマホで調べると、会社は新京極をちょっと外れた辺りの雑居ビルの最上階だとわかります。

田中ナナ:「新京極だって、行ってみよっか」

深緋晴明:「うん、案内お願いしていい?」

田中ナナ:「ん~、うまく案内できるかわかんないけど」

田中ナナ:ccb<=60 幸運

Cthulhu : (1D100<=60) → 9 → スペシャル

深緋晴明:ccb<=60 幸運

Cthulhu : (1D100<=60) → 96 → 致命的失敗

KP:二人がいざ新京極へ!と意気込み店を出たそのとき、入り口近くのゴミ箱がガタガタッと音を立てます。

田中ナナ:「んっ?」

深緋晴明:「わ、」

KP:すると、突然そのゴミバケツの中からズボッと縮れ毛の男性が現れます。

田中ナナ:「へっ!!!????!!??!?」えっこわい

縮毛の男性:「山猫飯店になにか用かい? ここのバケツがどうしてもちょうどよくてね。月に1回は入りたくなるんだよ!」

縮毛の男性:「酒くれ!酒くれ!」

田中ナナ:「へっ?へっ??」

KP:そういいながら、男はゴミバケツから転がり出て田中にせまってきます。

KP:男はゴミまみれで悪臭を放っています。

田中ナナ:「ヒッま、まって、イィィツ!!??!?や、やめてください!」

深緋晴明:ccb<=80

Cthulhu : (1D100<=80) → 69 → 成功

深緋晴明:1d6+1d4

Cthulhu : (1D6+1D4) → 3[3]+3[3] → 6

縮毛の男性:シークレットダイス

KP:深緋は無言で男を蹴り飛ばすと、田中の車椅子を押して歩き出します。

KP:田中が男の方を振り返れば、男はぐったりのびているのが見えるでしょう。

深緋晴明:「いや〜、夜の街はこわいね」

田中ナナ:「え...怖い何あのひと..ホームレス...?」いや普通にこわいよ

深緋晴明:「大丈夫だよ、俺がそばにいるから」

田中ナナ:「...助かったよ、ありがとうね。足が動かせたら逃げられたんだけどね..」

KP:田中の案内でしばらく歩けば、目的地の雑居ビルに到着します。

KP:「どこで見つけてきたのか……」と悩みたくなるTシャツなどを扱っているフィンランド人の古着屋が一階にあります。

田中ナナ:「.....よ、夜中の雑居ビル雰囲気ある」

KP:ビルは当然のごとくしまっており、上に上がるには階段しかありません。

深緋晴明:「うさんくさい店だね〜」

田中ナナ:「あ~....そ、そうだよなあ、階段、...階段か....」

深緋晴明:「ん」

深緋晴明:RESB(15-13)

Cthulhu : (1d100<=60) → 47 → 成功

KP:深緋は田中をひょいと抱き上げます。

田中ナナ:「えっわ、わ、!??!?」

深緋晴明:「最上階だっけ?」

田中ナナ:「い、いや、い、いいよ!重いし、僕はここで待ってるから、さ!本当..」

深緋晴明:「だめだよ!さっきみたいな奴がいたらどうするの」

田中ナナ:「そ、それはこ、怖いけど.....」

深緋晴明:「でしょ?いいのいいの、さ、行くよ」

田中ナナ:「ウッ、は はい」

KP:階段を登って最上階に行くと、雑な入り口があり、そばには、奇妙な植物の鉢植えがあります。

深緋晴明:「ん...やっぱ鍵閉まってるかァ」

田中ナナ:「ご、ごくろうさま..大丈夫?」

深緋晴明:「大丈夫だよ、ナナちゃん軽いしね」

田中ナナ:「....まあいつもよりは軽いけど..。あのときも軽くなるためにって小さくなったわけだし..」目線落として植物の鉢植え見ます

田中ナナ:ccb<=55 奇妙な植物の鉢植え目星

Cthulhu : (1D100<=55) → 80 → 失敗

深緋晴明:ccb<=64 目星

Cthulhu : (1D100<=64) → 73 → 失敗

田中ナナ:ccb<=75 アイディア

Cthulhu : (1D100<=75) → 91 → 失敗

深緋晴明:ccb<=75 アイデア

Cthulhu : (1D100<=75) → 71 → 成功

深緋晴明:「うーん...鉢植えの下に鍵隠してたりとか、よくあるよね」

KP:深緋が奇妙な植物の鉢植えを蹴り倒すと、鍵がでてきました。

田中ナナ:「ま、まさか..あ、あるかな....って、アッ!」

田中ナナ:「........」

深緋晴明:「あったね」

田中ナナ:「やっぱりアルコール回ってるでしょ..、...お酒の匂いするし」

深緋晴明:「よいしょ...ん?酔ってないよ」鍵拾ってガチャ

田中ナナ:「ここまで来たら引き返せないね..、意地でも美味しいお酒飲みたくなってきた」

KP:部屋に入ると、いくつかの机や書類棚があります。

KP:電気は点いておらず、薄暗いです。

田中ナナ:「電気ついてないけど、つけたらまずいかな..」スマホペカーッ

田中ナナ:ccb<=60 図書館

Cthulhu : (1D100<=60) → 82 → 失敗

深緋晴明:ccb<=80 図書館

Cthulhu : (1D100<=80) → 49 → 成功

深緋晴明:「う〜ん...偽電気ブランはここに在庫があるわけじゃないみたいだよ」

田中ナナ:「えっ!?」

KP:部屋の奥にはドアがひとつあります。

田中ナナ:「ええ?じゃ、じゃあどこにあるんだよ.....」

深緋晴明:「う〜ん、わかんない...」

田中ナナ:「あっ、お、奥に部屋あるよ!な、なにかあるかな..」もうヤケ

深緋晴明:「行ってみよっか」

KP:奥の扉の先は、どうやら社長室のようです。

田中ナナ:「あ、ここ社長室....」

深緋晴明:「なんか資料とかないかなァ」

田中ナナ:「こうなったらなにがなんでも偽電気ブランのしっぽを掴まなくちゃいけないな..」ヤケ

田中ナナ:ccb<=55 目星

Cthulhu : (1D100<=55) → 26 → 成功

KP:田中は社長室の机の上に、偽電気ブランと記された文書を見つけます。

KP:どうやらここが偽電気ブランと関わっているのは確実なようです。

田中ナナ:「おっ!見つけた」

KP:また、部屋の状態からしてついさっきまで誰かがいたのではないかと思うでしょう。

田中ナナ:ccb<=34 聞き耳

Cthulhu : (1D100<=34) → 59 → 失敗

深緋晴明:ccb<=28 聞き耳

Cthulhu : (1D100<=28) → 97 → 致命的失敗

KP:そしてそのことに気づいたその瞬間、バアンと背後でドアの開く音がします。

KP:振り返れば、体の大きな男がそこに立っています。

田中ナナ:「あっ」

KP:不法侵入をしている立場で、突然家主に見つかった恐怖に二人はSAN値チェックです。

田中ナナ:ccb<=20 SANNNNNNNN

Cthulhu : (1D100<=20) → 73 → 失敗

深緋晴明:ccb<=52 SAN

Cthulhu : (1D100<=52) → 15 → 成功

KP:(0/1d2)

田中ナナ:1d2 SANNNN減少値

Cthulhu : (1D2) → 1

深緋晴明:「やべ」

田中ナナ:「ひっ、あ、」

大きな男:「ムッ」

KP:男は二人を見つけると、深緋の腕をつかみ引きずります。

KP:その際に、深緋は田中を落としてしまうでしょう。

KP:そのまま男は深緋をずるずると引きずり、入り口から外へ放り出し、ドアをガチャリとしめ、再び田中のところへ戻ってきます。

KP:入り口の扉からはドンドンと扉を叩く音が聞こえます。

田中ナナ:「あっ、えっ、痛゛ッ」ズシャ~

大きな男:「ああ、大丈夫かい?もしかして君は足が悪いのかな」

田中ナナ:「ご、ごめ、ごめんなさい」

田中ナナ:「え?!あ....あ、は、はい....」

大きな男:「いや乱暴をしてすまない。あの男がどうにも私の嫌いな男に似ていたものでね」

大きな男:「つい追い出してしまったが...君はここで何をしているんだい?」

田中ナナ:「えっ......そ、そうだ、ったんですね....ご、ごめんなさい...」

KP:男は柔和な表情をしていますが、感情はかえって読み取りがたい印象を受けます。

田中ナナ:「...ぼ、僕たち人から『偽電気ブラン』の噂を聞きまして..、いろいろと探して此処についたんですが....」

大きな男:「ほうほう、偽電気ブランが気になるのかい?君もお酒が好きなのかな」

田中ナナ:「その....必死になって探してて、...不法侵入して..、すみません。謝っても犯罪、ですよね..」

田中ナナ:「へ?えっ、ああ、ま、まあ僕もお酒は好きです..」

大きな男:「あっはっは!それで不法侵入!いやいや、酔っ払いのすることはたまげるねえ」

KP:男は心底愉快そうに笑っています。

田中ナナ:「へっ!???!??えっ、あ???」床で大きな男見上げて頭上にはハテナ

大きな男:「残念ながらここには在庫はないんだが、早朝から営業している偽電気ブランを取り扱ってるお店があるんだよ」

田中ナナ:「えっ!?ほ、本当ですか....!」

大きな男:「八条に『緑のグリーン』という店があってね、そこに行ってみるといい」

KP:シークレットダイス

KP:田中は男の柔和な笑顔からして純粋に好意からの申し出に思えるでしょう。

田中ナナ:「(あっ、い、いい人)」

大きな男:「まだ再開発の手が及んでいない裏路地にある、、錦鯉センターで育てた錦鯉を食べられるおでん屋なんだよ」

大きな男:「いつもあるわけじゃないんだが、まぁ店主の気分次第でやっている店なんだ」

田中ナナ:「へ、へええ..!錦鯉..!またすごいものを扱ってますね.....ち、珍味......」

田中ナナ:「(すごい優しそうな方だしお店も教えてもらってるけどこれ、つ、通報されるよな.....)」

田中ナナ:「で、でも教えて頂いたけど、やっぱり、ぼ、僕たち不法侵入しちゃってますし、警察に突きつけるなら、その、ちゃんと自分のしたことは受け止めます..」

大きな男:「ん?ああ、通報はしないよ。酔っ払いの戯れに、いちいち腹をたてるまでもないしね」

大きな男:「君の方はあんまり酔っ払ってないみたいだけど」

田中ナナ:「!え、う、嘘....ほ、本当ですか...ご、ごめんなさい、も、もうしません...ええと、ええとあ、ありがとうございます」床で圧倒的感謝

大きな男:「ま、君はなかなか面白い人間だったし、私の気まぐれだ、さ、入り口まで送ろう」

KP:男はにっこりとそう言うと、田中を抱え上げ、入り口まで送ってくれます。

田中ナナ:「わ、わ....!あ、ありがとうございます....」

田中ナナ:ちょっと男の人の抱っこは怖い

KP:入り口の扉を開ければ、顔を青くした深緋が男の腕から田中を奪いとるでしょう。

深緋晴明:「ナ、ナナちゃん、大丈夫だった!?なにかされた!?」

田中ナナ:「っ、って、あ、ヒェッ」

深緋晴明:「てめェ、ふざけやがって!」ぷんすこ

田中ナナ:「あ、ありがとうございました..って、こ、コラ!」コキの頬ぺしぺし

大きな男:「あっはっは、そっちの男は発狂しちゃってるじゃないか、愉快だな」

田中ナナ:ccb<=60 幸運

Cthulhu : (1D100<=60) → 76 → 失敗

深緋晴明:ccb<=60 幸運

Cthulhu : (1D100<=60) → 96 → 致命的失敗

田中ナナ:【BGM】

大きな男:「そうだな、愉快ついでにプレゼントでもしようか」

KP:そういうと、大きな男は片手で田中の目を隠し、もう片方の手を自身の顔にやります。

KP:深緋はそれを目撃するでしょう。

田中ナナ:「???」

KP:ずるりと男の顔の皮膚の一部がめくられた、そこにある虚を。

KP:言い知れない恐怖を覚えた深緋はSAN値チェックです。

深緋晴明:ccb<=52 SAN

Cthulhu : (1D100<=52) → 35 → 成功

KP:(1d6/1d10)

深緋晴明:1d6

Cthulhu : (1D6) → 2

田中ナナ:「な、なに、なにがおこってんだ???」???

深緋晴明:「な、あ、さ、触るな!」男の手をはたくゾ

田中ナナ:「????、な、なに、なに」

大きな男:「おっと、ははは、喜んでもらえたようだ」

田中ナナ:「プレゼント?あ、ありがとうございます(?)」

大きな男:「ああ、ではまた」

KP:男はにこっと笑うと、ドアをピシャリと閉めます。

田中ナナ:「また京都来たら東京の手土産とか渡しに来ようかな..」いい人だったなあ

深緋晴明:「な、何言ってんの、アイツにはもう会わせないよ...騙されてるんだよ」

田中ナナ:「な、なんだよ、怖い顔して....。や、優しかったぞ..、『偽電気ブラン』についても教えてくれたし」

深緋晴明:「......そうなの?」

田中ナナ:「あ、うんうん。たしかね..」教えてもらったことかくしかするよ

深緋晴明:「...にしきごい...」

深緋晴明:「それ本当?やっぱり騙されてない?」

田中ナナ:「ね..。それはちょっと思った」苦笑

田中ナナ:「え?いい人そうだったけど..、ハルアキ君にはちょっと当たり強かったけど」

深緋晴明:「...まぁいいや、あんなヤツのことはもう忘れよう。どうする?行ってみたい?」

田中ナナ:「騙されてたとして、ほかに情報ないんじゃ行くところそこしかないしさ...」

田中ナナ:「ハルアキ君が行きたいところに僕はついていくよ..」強迫観念ってなんだろう

深緋晴明:「うん、行ってみるだけ行ってみようか...あ、でも早朝からなんだっけ...?」

田中ナナ:「...らしい。どうしよっか..」

深緋晴明:「じゃ、どっかお店入ろうよ。まだやってるとこあると思うし、ゆっくりおしゃべりでもしてさ」

田中ナナ:「...そうしたいなら。目的お酒だけどね..夜風あたってたらアルコール抜けちゃったし」

深緋晴明:RESB(15-13)

Cthulhu : (1d100<=60) → 57 → 成功

KP:深緋は田中を抱え上げます。

深緋晴明:「お酒もそうだけど、ずっと外にいても冷えるからね」

田中ナナ:「んっ、確かに冷えるね....、ごめんね階段登り降り。足元気を付けてね」

深緋晴明:「まかせてまかせて!」

KP:二人はそのまま適当な居酒屋へ入って時間をつぶします。

田中ナナ:ccb<=60 CON*5 ノマノマウェ~~イ!

Cthulhu : (1D100<=60) → 59 → 成功

深緋晴明:ccb<=65 酔っ払い対抗

Cthulhu : (1D100<=65) → 5 → 決定的成功/スペシャル

田中ナナ:【BGM】

KP:ふたりともそんなに酔っ払わなかった!でも気分は上々です。

田中ナナ:「(あ~~なるほどコイツは女の子と話すときこうなのか、こりゃ寂しい女の子だったらホイホイされちゃうわ)」たこ足おいしい

深緋晴明:とりあえず今のうちに質問責めしとこう

KP:深緋からの質問責めも一息つく頃、居酒屋の閉店の時間になります。

田中ナナ:強迫観念ですべて吐いたよ

KP:時刻は6時を指しています。

KP:男の言うことが正しければ、『緑のグリーン』はもう営業を始めている頃でしょう。

田中ナナ:「あ..、もう朝か.....」

深緋晴明:「え、もうそんな時間?」

深緋晴明:「やっぱり楽しい時間はあっという間だなァ...」

田中ナナ:「楽しい時間はもうちょっとだけね..。ほら行こ行こ」コキ手とり 緑のグリーンに行きましょう

深緋晴明:「そうだね」

KP:二人は京都駅の南側、八条の――まだ再開発の手が及んでいない裏路地にやってきます。

KP:屋台に近づくにしたがって、生臭いにおいが漂ってきますが、なんだか珍味のように親しみ深く感じてしまうでしょう。

田中ナナ:ccb<=80 知識

Cthulhu : (1D100<=80) → 40 → 成功

深緋晴明:ccb<=55 知識

Cthulhu : (1D100<=55) → 8 → スペシャル

KP:二人は京都のとある噂を聞いていました。

KP:気分屋の店舗といえば、北は出町柳の《猫ラーメン》。南は八条の《緑のグリーン》。

KP:《猫ラーメン》は糺の森産の猫から出汁をとるのに対して、《緑のグリーン》は料亭の池から盗み出した錦鯉で出汁をとっているのだといいます。

KP:冒涜的な真実を思い出して少し寒気を覚えた二人はSAN値チェックです。

深緋晴明:ccb<=50 SAN

Cthulhu : (1D100<=50) → 52 → 失敗

田中ナナ:ccb<=19 SANNNNN

Cthulhu : (1D100<=19) → 71 → 失敗

KP:(0/1)

田中ナナ:「...........そういえば緑のグリーンってあの緑のグリーン.....」

深緋晴明:「あ、ナナちゃんも聞いてた?あんまり考えないようにしよ...目的は偽電気ブランだし」

田中ナナ:「だ、だよな....うん、うん....」

KP:そして二人は『緑のグリーン』に到着します。

KP:店主は非常に醜い顔をしていました。

KP:屋台も少し湿っていて、全体的に魚臭いです。

KP:おでんの中には、魚、ソーセージ、チーズ、トマトと入れたい放題。

店主:「...いらっしゃい」

田中ナナ:「(こわい)」

深緋晴明:「うお、これ...おでん...か...?」

田中ナナ:「あ、あの......『偽電気ブラン』あり、ます か」

店主:「...何の話かわかりませんね」

田中ナナ:「へっ」

田中ナナ:ccb<=75 アイデアぃ

Cthulhu : (1D100<=75) → 97 → 致命的失敗

KP:田中は騙された!!!!と思い、とてもショックをうけます。

深緋晴明:ccb<=75 アイデア

Cthulhu : (1D100<=75) → 15 → スペシャル

田中ナナ:鬱だぁ

深緋晴明:「...隠しメニューだったりするのかな?」

田中ナナ:「あっそれあるかも、でも隠しメニュー?ってでもどうやって出すんだろ、て、店長....」

店主:「...なんでしょう」

田中ナナ:「李白って会社の社長さんに勧められてここのお店来たんですよ..『偽電気ブラン』があるかもって..や、やっぱりないですか....」

田中ナナ:ccb<=75 説得+10

Cthulhu : (1D100<=75) → 36 → 成功

店主:「偽電気ブランはありませんが...これを」

KP:店主はそう言うと、普通の電気ブランだと言って茶色いお酒を二人に出してきます。

田中ナナ:「そっかあ.....ここにも電気ブランないのかぁ.....どこにあるんだろ...」

田中ナナ:「あ、せっかくだしいただきますね..」

深緋晴明:「電気ブランかァ、俺初めて飲むや」

田中ナナ:「僕もあまり飲んだことはないけど..名前とかは聞くし..、ん、乾杯~」飲みます~~

深緋晴明:「はい、カンパイ」のむよ

KP:二人がそのお酒をあおれば、舌がどこかピリリとします。

KP:どこか電気のイメージと重なってくるでしょう。

深緋晴明:「ウワこれ強い」

店主:「アルコール度数45ですから...」

田中ナナ:「ウ」

KP:酔ってしまった二人にはこれが本当に電気ブランなのか。

KP:実のところ偽電気ブランだったりするのか。

KP:そうではない、何か別の酒なのか。

KP:はたまたもっと恐ろしく、奇々怪々なお酒なのか――その一切がわからないまま、疑問も今夜の冒険劇も酩酊の中に溶けていくでしょう。

KP:奇妙に混ざり合った不思議なおでんも、一度食べてしまえば、意外と食べれたもので、とりわけうまいというわけではないのに、中毒的に箸が進んでしまいます。

田中ナナ:ccb<=60 CON*5

Cthulhu : (1D100<=60) → 63 → 失敗

深緋晴明:ccb<=65 CON*5

Cthulhu : (1D100<=65) → 49 → 成功

KP:田中は途中でお腹がいっぱいになりますが、深緋はパクパクとそれはもう大量に食べます。

田中ナナ:1d3 ???

Cthulhu : (1D3) → 3

深緋晴明:1d6

Cthulhu : (1D6) → 5

KP:二人は食事を終え、屋台を後にします。

KP:帰り道をなんとなく歩いていると、ふと何かに思い当たりそうになります。

田中ナナ:ccb<=75 アイディア

Cthulhu : (1D100<=75) → 52 → 成功

深緋晴明:ccb<=75 アイデア

Cthulhu : (1D100<=75) → 28 → 成功

KP:二人は中毒的なまでに夢中になって食べた不思議なおでん――あれは小汚い中華料理店にあったような「粉」が入っていたのではないか、と思い至ります。

KP:ほら、今すぐにでも、あのおでんが食べたくなってきます。

田中ナナ:ccb<=55 POW*5

Cthulhu : (1D100<=55) → 35 → 成功

深緋晴明:ccb<=60 POW*5

Cthulhu : (1D100<=60) → 50 → 成功

KP:二人は足が再びあの八条へと向かいそうになるのをぐっとこらえました。

田中ナナ:「う、だ、だめ、だめだめ....」

深緋晴明:「...きっとそのうち大丈夫になるよ。帰ろう?」

KP:深緋はそう言うと、田中の車椅子を押し京都駅へと向かい始めます。

田中ナナ:「ハア....結局『偽電気ブラン』よくわからないままだったなぁ....頭痛い」

深緋晴明:「そうだね、飲んでみたかったけど...ま、また今度来てみようよ」

田中ナナ:「.....ん、そ、そうだね...」

KP:深緋は券売機で二人分の新幹線の切符を購入しています。

田中ナナ:「?えっ?ちょ、ちょっと......」

深緋晴明:「ん、切符買えたよ...自由席だけど、車椅子だし大丈夫だよね」

田中ナナ:「え、いやそういうんじゃなくて、え?え?ま、まって」

深緋晴明:「さ、東京に帰ろう?」

深緋晴明:「どうしたの?まだ京都でやり残したこと...あ、おみやげ?」

田中ナナ:「え何言ってるのお前、え.....ど、どういうこと?」

深緋晴明:「何って、帰るんだよ」

田中ナナ:「い、いや..だからなんで一緒に帰るんだよ....、つ、連れまわしちゃってこんなこと言うの、どうなのかなって思う、けど...、」

田中ナナ:「い、いや、やっぱりわけわかんない、え、な、なに.....」ヒトコワコキヒ

深緋晴明:「...何言ってんの?一緒に帰るに決まってるでしょ、ひとりじゃ危ないよ」

田中ナナ:resb(11-15) STR対抗

Cthulhu : (1d100<=30) → 68 → 失敗

KP:田中の抵抗も虚しく、そのまま二人は新幹線に乗り込みます。

深緋晴明:「さっき、もしかしてだけど...逃げようとした?」

田中ナナ:「えっ、な、なんで?う 嘘だろ....ね、ねえなんで、なに ど、どうしたんだよ....」コキおかしくない??

深緋晴明:「まさか、そんなワケないよね?だって、これからずっと一緒にいるんだから...」

深緋晴明:「うちに帰ろう?ね?」

田中ナナ:「な、なに言ってんだよ.....」

田中ナナ:「ヒッ.......」

KP:そして新幹線は東京へつきます。

田中ナナ:resb(11-15) これがSTR対抗だッッ!!!!

Cthulhu : (1d100<=30) → 28 → 成功

田中ナナ:resb(3-7) これがDEX対抗だ!!!!

Cthulhu : (1d100<=30) → 98 → 致命的失敗

KP:車椅子は一度深緋の手を離れますが、すぐに追いつかれるでしょう。

田中ナナ:「な、なにが目的で?わかんない、わかんないよ....離れるのがお互いのためだと思ったのに、なに、なんで」つかまりました

深緋晴明:「ダメだよ、逃げたら...目的?そんなの、ただずっと君と一緒にいたいだけだよ、絶対、離れないでね?」

田中ナナ:「ヒ....ッ、 あ、 ぁ.....わ、.....うん、うん。は、ハルアキ君が、そう、い、うならそれがいいんだよね..」強迫観念

KP:そうして二人はそのまま深緋の家へと向かいます。

KP:ノーマルエンド!ファンブルのせいだからな!


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