2021/9/26日記

あいもかわらず早朝学。早朝学というのは早朝3~4時から文章を書いたり本を読んだりすること。と勝手に私が言っていること。その代わりに前日の夕方から就寝する。日中、仕事と家族の介助の必要があるので、自由時間を作ろうとすると自ずとこうなってしまった。このような生活リズムをしているその代わりに体がむくみやすくなった気がする。まあそれはいいとして、最近パソコンの調子が悪く、ワードやディスコードで文章を打とうと「あいもかわらず」とキーを叩くと3秒くらい待ってからようやく「あ、い、も、か、わ、ら、ず」と表示されるというラグが生じる。のでこの文章はファイアフォックスで開いたnoteで直接打ってます。Twitterも遅延は起こらない。怒らないのでパソコンさん治ってくれ。ところで初めてこのような日記をつけているわけだけど、正直何を書いたらいいか分からない。小説や詩だって面白いものを書けている気がしないのに、なんにもない自分自身のことなんて余計に何もないよ。

自分のこと……、を書こうとするとやはり創作のことは不可分かもしれない。自分はもともと写真をやっていたのだが、わけあって文章をやってみようと思って、まず詩を書き始めた。その当時、インターネットとかもやってなかったので(勘違いしないでほしいのは、ネット黎明期とかそんな古い話じゃないです。たった8年位前の話。単に自分が疎かっただけ)、作品をネットで発表するとかも、詩誌の投稿欄とかも知らなかったので、1人で書いてた。「何とか全集」の1冊「現代詩集」みたいなのをブックオフで見かけて買って(そういえば今は行かなくなったけどブックオフも自分と不可分だった)、萩原恭次郎とか草野心平とかを少し読んだ。「皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿 怠惰」みたいな(違うっけ?)で、さっきも言ったけど、作ったはいいが人に見てもらうにはどうしたらいいのだろう?と思った(美大に通っていたので作品があったら人に見てもらうのがリズムとして染みついていた)。でもその時、勘だったけど自分の作品は量がないと駄目だと思った(これもやってた写真の影響があるかも。1葉の写真よりポートフォリオのほうがいいと思った)。だから詩をどこかに発表する考えはいったん捨てた。でも文書は続けたい。で、地元の新聞が短編(原稿用紙20枚)を募集してたのでそれに出してみよう!と思った。その賞は全員寸評が紙面に載って、その月の一作がぶわーっと縦書きで載るのだった。まず1本目。その時自分は小説のことが分からなくって、1日に1行2行書き足しては「どう?」って友人に見せてた。1行2行足しただけで分かるわけないでしょって言われて、ああそういうもんなのか、と思いつつ、この人意地悪で言ってんじゃないの?とも思っていた。なんやかんやで完成した1本目は選考で次点をとった。で結局なんやかんやして次点続きで、4本目(自分に課したノルマとして毎月出していたので4か月目)で賞が取れて作品が新聞に載った。3万円もらった。

小説を書き初めて4ヶ月で何とかとれて(実は次の年にも載った)、小説を続けてみようと思った。詩はその間も書いていた。というわけでまあ、文芸を始めてみたが、そこからが長く、ついに大手の賞には引っかからなかった。太宰賞の1次を通ったくらいだった。そのあとで、ある時、小説を見てもらった人から、あなたのは小説じゃありません、詩です、と言われた。ああ、そうなんだ、と何か合点がいった。で、小説はやめることにした。ずっと鍵穴に合わない鍵を試して入れ続けていたような疲労感とやるせなさから解放された気がした。自分で自分を追い詰めていたのだ。やめたら少し楽になった。いや、だいぶ楽になった。詩1本に絞ったら楽しかった。勘違いしないでほしいのは、それまでも詩は本気だったってことだ。小説がダメだったから乗り換えたわけでなくって、どっちも自分は常にやっていたのだ(あるいは小説はやっているつもりで実はそれも詩だった)。小説も、褒めてくれた人はたくさんいたし、自分でも気に入ってるものもある。そうだ。小説のリストでも作ってみたらいいんじゃないのか?いま急に思った。この日記みたいなのを終わらせるのに正直困っていた。どうオチをつけるのかと。そうだ、ネットで読める(kindle含む)小説のリストを作ろう!

で、できたのがこちら

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