amazarashiライブの感想

敬称は今回省略します。脳内それどころではないので。

私は、ライブにほとんど行ったことがない。だから比較をするということはできない。

なので、ただ純粋に今回6月9日にYouTubeで行われたオンラインライブでの感想にとどめておく。

2018年に日本武道館開催の新言語秩序をYouTubeのプレミア配信にて上映した。

正直私の感想読むよりも自分で見ていただいた方が分かりやすいとは思う。


このライブの一番の特徴はアプリを使った体感型のライブという点だろう。

今も配信されているから興味のある人はぜひインストールしてほしい。

ライブに直接行けた方々がすごくうらやましい! あの感動が生で体験できたのかと思うと嫉妬で気が狂いそうだ。

画面越しの、二年越しの、疑似的な体験でも私は鳥肌が立つほどの衝撃を受けたんだ。

スマホのライトが光り、観客がライブの一部となっているあの瞬間、私があそこに入れないのがすごく悔しく思う。

曲の順番は反則的に良かった。深く重い、暴力的ともいえる言葉の羅列が、深く刺さった後に、その言葉の重みを背負ってでも前を向かせる強い言葉がすぐに届けられるのだ。

痛みを負って、それでも自分らしく生きようと、そう思える言葉たちをamazarashiは与えてくれる。だから好きなんです。


言葉を規制され、テンプレートの言語でしか話せなくなってしまった世界で自由な言葉を、自分の言葉を取り戻すために活動する人たち。

世界観がamazarashiらしいのもそうだが、今まさに日本人がそういう現状だと私は思う。

憂い、悲しんで、嘘をつかなければ正気でもいられないような、そんな世界でも、希望を見出して生きていく。そうありたいと、思った。

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