六角橋商店街ケアプラザ 全世代でつくった地域商店街
今回は 、六角橋地域ケアプラザ 原島隆之 さん に 六角橋商店街ではなにをし、なにを目的として活動しているのかをインタビューさせていただきました。
東急東横線の横浜駅から3駅隣の白楽駅。ここから歩いてすぐの六角橋商店街は、地域の全世代からボランティアを募り、様々なイベントを行っている。
例えば 「地域を知ろうハロウィンパレード」。 地域のお店を学生や子供 、商店街を普段使わない人にももっと知ってもらいたいと、子育て世代と地元商店の人々が中心となって 企画したイベントで、今では恒例行事となっている。USJの「ハロウィンナイト」という仮 装をして歩き回るというのを基にしており六角橋商店街内を仮装した状態で歩き回ることを やっているそうだ。
企業とコラボした例もある。「コーヒーを学んでサロンを作ろう」では、コーヒーチェーン
のドトールに協力してもらい、コーヒーを学んで自分の地元に帰り地域の人と力を合わせて
サロンを開きコーヒーを売っているそうだ。
夏には「子供プール・水遊びデー」と称して乳幼児や小学生が小中学生にプールに入れても
らい遊んでもらうといったことを行った。
対象は乳幼児と小学生で、ボランティア側も小中学生だ。ボランティアをなんでこれだけ年 齢層を近づけたかというと年齢が近いほうがボランティアの人への親しみやすさも生まれる ようで、親が言うよりも小中学生が言ったほうがよく聞いてくれたそうだ。
冬には恒例行事の「クリスマスツリーを飾ろう」。
残念ながら今年は新型コロナウイルスの影響で中止となってしまったが、小学生と高齢者が
力を合わせてクリスマスツリーを作り、商店街には毎年素敵なツリーが飾られている。
ここまで多くのイベントを紹介させていただいたが、新型コロナウイルスの影響は様々なと
ころで出ている。
一つ目はコロナ前問題になっていた街から子供達がいなくなっていることに関してだがコロ
ナ最中は街に子供が溢れかえったという。これにより子供のための遊びなどを企画しようと
なったりしているそうだ。
また、自宅謹慎という形で外に出られなくなった高齢者の認知症の進行が加速してしまうの
ではないかという懸念もある。
この六角橋商店街では、認知症に関連したこんな取り組みを行っている。神奈川大学と連携
した「オレンジプロジェクト」だ。
10月1日「乳がんの日」啓発デーとして東京タワーなど世界各地の名所がピンク色になる。 これは乳がんに関心のない人に目を向かせるために行われた事で、いつもと違う色をみて調 べて乳がんに関心を向かせることを目的とした活動だ。神奈川大学の学生と商店街の人々で 進めたオレンジプロジェクトは、それを使い毎年9月21日に商店街全体をオレンジ色にし 「認知症」ということに関心を向かせようとしたプロジェクト活動なのだ。
僕が今回のインタビューで感じた事は地域のまちづくりとは地域の人々の協力があってこそ
だと感じた。僕の地域は子供の数がだんだんと少なくなっているので自分の地域でもできる
ことがないか考えたいと思った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?