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王来篇拡張パック第4弾 『終末王龍対戦』 新カード事前評価

始めに

こちらの記事は枚数の都合上、VR以上の新規カードのみ評価しています。
また、すべての評価は筆者本人の独断ですのでご了承ください。



DS電融 ザ=デッドNEXT

評価 6.5/10.0 点
コメント 唯一無二の性能は評価に値するが、環境に入るほどのパワーはなし。コストは大きいが種族が多く『ガチャンコ ガチロボ』や『神歌の歌姫 アマテラス』などのガチャデッキに入れ後続を狙う動きが現状開拓されている。



不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン

評価 7.5/10.0 点
コメント アナカラーのディスペクター。同じエキストラルーズ対策のレディオブ•
ローゼルドもアナカラーなのでデッキ基盤としては安定。現時点でフィニッシャーがないこと、コストが重く順当なディスタスデッキのカードパワーが低いことがアナカラーディスペクターの課題であるが、デドダム等で墓地にクリチャーを落とし山札を減らし、なんらかの方法でブラック・ビッグバンとローゼルドを並べられれば盤面差でかつデッキになるかもしれない。


戦国接続 ギャラクテスト・シデンシーザー

評価 3.0/10.0 点
コメント ネクラカードの8コス枠としてマナ回収と軽減をもつが、同じ色コストに最強格の『砕慄接続 グレイトフル・ベン』が存在する上に、ベンは軽減どころか0コストでディスタスを召喚するのでこのカードを採用する意味はほぼない。
一応ディスタスも軽減できるという差別点があるが、ベンでヒャックメ4をだし、それをササゲールした方がよっぽど強い動きである。


無双龍騎 ボルバル•モモキング

評価 8.5/10.0 点
コメント 新弾のモモキングJOとの相性が良く、実質的な6枚ブレイカー。
だせば盤面を割りつつシールドを破壊できるので間違いなく強い。
しかしモモキングREXから繋がらない点、カウンターに弱い点を考えれば非常に出しどころが難しいカードのように思える。
『メンデルスゾーン』と共存できるカードのため深く考えずマナに置いても問題なさそうである。


ミノガミ〈サガ.Star〉

評価 8.5/10.0 点
コメント 能力は『ボルシャックドギラゴン』に酷似しているが進化対象がレクスターズと狭いのが難点。また、同じ色の強カード、『ドンドン水撒くナウ』『ドンドン吸い込むナウ』『フェアリーシャワー』などの呪文と合わせると進化を外す可能性が増えてしまう。
しかしボルドギとは違い必ずG・ストライクが発動するので完全に腐りはしないのがポイント。
パーツ回収系、レクスターズ系と就職デッキは多岐に渡り、気軽に入れられる強カード。


バラギアラ〈ヴェロキボアロ.Star〉

評価 6.5/10.0 点
評価点としてモモキングREXから繋がる。しかし、繋げるならもっと強いカードがあり、難しいところ。相手誘発でマナから自然クリーチャーをだせるのでカウンターにカツキングやモモキングREXを出すことができ盤面維持が可能となる。
ただ相手誘発の能力なので能動的に動けず、タップ時攻撃されないという効果も使い所が難しいように感じる。
このカードを使う意味を見出すのなら緑単色デッキのような気もする。


ダイナボルト〈ドギラ.Star〉

評価 7.0/10.0 点
数多くの能力によって一枚で使い分けを行えるカード。
単体のカードパワーは高いが、侵略がないため召喚タイミングが難しい。
ビートジョッキー軸に入り、『BAKUOOON〈5000GT.Star〉』と同デッキに入ると思われる。
『龍星装者 “B–我”ライザ』との相性もよい。
環境とまではいかないが一部のデッキで明確に使用用途があるのは非常によい。


覇王 ノワールモナーク

評価 6.0/10.0点
盾回収と墓地回収はループで使われそう。ただ現状強ループが発見されておらず、このカード自体、強い能力や独特な事があるわけではないので、ループが発見されなければ一生使われることはないだろう。


ゲンムエンペラー〈バロム.Star〉

評価 7.5/10.0 点
コメント 実質的なコストは5と、3コストチャージャー、または4コストレクスターズから繋がるマナカーブの美しさは間違いなく強い。またハンデス効果を持ち、似たような効果に『「祝」の頂 ウェディング』がある。ポイントは「墓地に置く」という一文で捨てられたわけではないので『斬隠蒼頭龍 バイケン』などのマッドネスを貫通する。ハンデスは必ず需要があるので評価はかなり高め。ただ現在のアナダムドが完成形に近いので、環境デッキに入ることは少ないだろう。

マニフェスト〈リーフ.Star〉

評価 8.5/10.0 点
コメント クリスタルメモリー2枚分が弱いわけがないのは自明だが『ネ申・マニフェスト』から繋がるデザイナーズコンボはもはや文句のつけようがない。
ループやコンボ系のパーツ集めはこれだけで揃う可能性まである。
さらに手札に戻るので何度でも使用できる。
ループが環境に上がるとこのカードの評価が9以上になることも視野に入る。

「正義皇帝」〈ダンテ.Star〉

評価 6.0/10.0 点
コメント 自分のクリーチャーとかなり適用範囲が広く、多面展開出来ればかなり凶暴な守りのカード。ただいま現在の環境が光文明において多重展開は難しく、頼りの天門はこのカードで出力を落とせるほど余裕がないため、評価はやや低め。
シンパシーといい、俗に言う「ハマれば強い」系のカードである。

Volzeos-Balamord

評価9.0/10.0
コメント 3枚揃えたでけでフィニッシャーになりうるカード。『フェアリーミラクル』や『獅子王の遺跡』などのマナ色参照系と相性が良く、手札に抱える必要性がないため、あらゆる角度から登場するうえ、コストを払い召喚するため、『赤い稲妻 テスタロッサ』や『異端流し オニカマス』を貫通する対策のしにくさを持っている。
さらに、種族にディスペクターを持っているので召喚時ササゲールで軽減が可能である。
これ一枚でリーサルまでもっていく打点がないのが惜しいがラスボスらしい十分な性能と言える。

終末縫合王 ミカドレオ

評価8.5/10.0 点
コメント 『神歌の歌姫 アマテラスキリコ』からの明確な勝ち筋。また、召喚するだけで最大4体をコスト関係なく踏み倒せるため単体性能も抜群。
ギミックの起動が遅いため、環境を取るのは難しいが、研究が進むたび必ず評価が上がっていくタイプのカードである。
ゼニスクラッチがおまけに対応しているのも面白い。


未来王龍 モモキングJO

評価 9.5/10.0
コメント 間違いなく今弾の目玉。『メンデルスゾーン』から繋がり、上振れば過剰打点すら容易に生成できる。使用後カードが減らず後続も完璧に繋がり、現環境上位にいるドギラゴン閃系のデッキの即戦力として入る。
モモキングREXと肩を並べるレベルの強カード。

終末王秘伝オリジナルフィナーレ

評価 6.5/10.0 点
コメント 強いことには強い。1除去2ブーストは優秀だが、果たしてそれをデッキに入れるかとなると微妙。アタック•チャンスも対象が少なく、かといって5マナ目にするにしては『ドンドン火吹くナウ』のほうが優秀に感じる。
ただアナカラーなのでデドダムから繋がるという点は評価すべき。

邪偽縫合 デスネークニア

評価 4.5/10.0 点
コメント 9コスにしてはやることは運ゲーなのは辛すぎる。ある程度操作はできるがそれでも。ミカドレオ対象にはあるが、ミカドレオ以外の使い道としては渋すぎる。
9はもうフィニッシャーのターンなので運ゲーなどしている場合ではない。

覚醒連結 XXDDZ

評価 7.5/10.0 点
コメント 『ドラゴンズサイン』対象かつ自前でラフルルになる。
EXライフを墓地に置くのは任意なので状況によって使い分けられ、確実に相手を削る。『ナウ・オア・ネバー』だと上手く使えないのが難点だが『龍風混成 ザーディクリカ』をSAにできる点は大きい。

闘魂混成 エンペラー•アクターシャ

評価 7.0/10.0 点
『ドラゴンズサイン』で出てこないが、『龍装艦 チェンジザ』と相性が良く、サイバーロードなのでアマテラス系に進化し不意打ちという面白い動きもできる。
今後の、例えば『母なる聖域』を捨てれば進化する、などのコンボが発掘されるたび評価は上がるだろう。ただカードパワー自体はそこまで高くないので環境入りはしないと感じる。

ディダノス〈デスフェニ.Star〉

評価 7.5/10.0 点
コメント 使い道がはっきりしている分強い。EXライフメタで剥がしたらハンデス。
順当に強いが、EXライフが置き換えされるだけでクリーチャー本体は出てくるので注意。ちなみにメテオバーンでもハンデスは発動するのでフェニックスという種族も相まってなにか悪いコンボが発見されそうな予感がする。

オンセン•ディス•カイザー

評価 8.5/10.0 点
コメント 『「正義皇帝」〈鬼羅.Star〉』との相性が抜群によく、『T•T•T』と『奇天烈シャッフ』を内蔵している。
今まで問題だった『音卿の妖精龍 ラフルル・ラブ』チェンジ先いない問題の救世主。
カードパワーはデドダム並み。使えるデッキは数少ないのが課題。

終獣縫合 テクノローバル

評価 4.0/10.0 点
コメント 全てが噛み合っていない。7コスの能力としてはアドが少なく、種族も少ない上に微妙。マッハファイターすらついていないとはやる気のなさがひしひしと感じられる。

終剣連結 アビスハリケーン

評価 4.0/10.0  点
コメント 能力が尖りすぎている。使える場面が局所的で相手に攻撃を押し付けることが有意に働くかすら分からない。安定した高火力の現代デュエマにおいては圧倒的の逆風カード。

終絶電融 パワーロビン

評価 4.5/10.0  点
コメント 強いことは書いていないが呪文のたび1ドローはループに使えそう。
ただ、それはこのカードでなくとも良いのでアウトレイジサポートが運良く転んでループしてもらうほかない。唯一無二の効果がないのが弱いポイント。

終刃混成 ミケラトレス

評価 6.0/10.0  点
コメント フリーズ効果と呪文軽減は優秀だが種族サポートが厳しく、踏み倒しの難しさが課題。EXライフで場持ちがいいので呪文を唱えアドバンテージを稼ぐことはできそうだが、既存のデッキにはまず入らないだろう。今後の期待込みで微高評価。

終槍接続 ブリティオーラ

評価 4.0/10.0  点
コメント アウトレイジにしてはディスタスよりの能力が邪魔でディスペクターにしては色が悪いという救いようのないカード。そもそも7コストでパワーを下げたいのならば『熱核連結 ガイアトム•シックス』を使えばいいので完全にお通夜である。


最後に

ここまで読んでくださりありがとうございます。
新弾は明日です。楽しんでいきましょう。

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