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ハロー

たまに、誰かに深い話をしたりして。
時々思い出す苦しさが何か、上手く言えないままきたのですが。
ミッドナイトサマーの前半の兄弟を無くす瞬間の描き方が、見ていられないくらいくよく感じました。
私にとって、多分恋人よりも、その時にずっといた友達が遥かに上位にして
醜い自分、苦しいとき、死ぬ前のやり取りを多分忘れる日は無いのかも。
近い気持ちで居たはずの貴方、いつの間にか私が1番だと過信していた日、ウンザリしたある日。
多分、たった一つ間違っただけなのだけど、ある日友達は白骨死体として処理された。
多分あんなクズな友達、あんなピュアな友達には逢えないと思うんです。

はっと気がついて会いたい友達にはこれからも、会えないこと。
私と一部が知っていた、余命宣告。

バラバラと思い返す日はたくさんあるのに、どこにも無い写真。
うんざりしたやり取り
2人で公園でアイスを食べた日。

良かった、苦しかった、諦めた日

どれも、命があったのだとふと思ったり。

誰もが友達を屑だったというけど、たぶんあんなに焼き付いたクズもいない。

だれかに分かってもらうふりもうんざり。
でもだれかにあのとき、あの楽しさを少しだけ話せる日が来ていている気持ち。

あんた、お疲れ様。
今度はよく言ってた可愛いビッチに生まれたらいい。また馬鹿みたいに酒飲んで公園で転げ回りたい。
私の多分遅い青春のひとつ。


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